アルマトイ地下鉄
アルマトイ地下鉄 (アルマイトちかてつ、英語: Almaty Metro、カザフ語: Алматы метрополитені; ロシア語: Алматинский метрополитен) は、カザフスタンのアルマトイの地下鉄である。最初の支線が2011年12月1日に開業した。中央アジアではウズベキスタンのタシュケント地下鉄に次ぐ2番目の地下鉄路線である。
アルマトイ地下鉄 Алматы метрополитені Алматинский метрополитен | |
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アルマリィ駅構内 | |
基本情報 | |
国 | カザフスタン |
所在地 | アルマトイ |
種類 | 地下鉄 |
開業 | 2011年12月1日 |
所有者 | アルマトイ市 |
運営者 | アルマトイ地下鉄公社 |
詳細情報 | |
総延長距離 | 11.3 km |
路線数 | 1路線 |
駅数 | 9駅 |
1日利用者数 | 17,970(2013年) |
保有車両数 | 7 |
軌間 | 1,520 mm |
路線図 | |
システム
編集全路線が完成すると、線路の総延長は45 kmになる。
1号線は11.3 kmで、9の駅を持つ(そのうち4つは地下深く、3つは表面付近に位置する)。最初は、20両の電車で運営され、路線が完成すると52両に増やされる。平均時速は40 km/hで、両端を12分間で結ぶ。建設費は1兆10億テンゲ(約10億ドル)と推定されている。
最初の区間が開業した後、1号線と2号線の地表に近い残りの部分の建設が開始される。両方の路線が出来ると、現在計画中の3号線の建設が始まる。
各駅とも、旧ソ連の伝統的なスタイルのデザインとなっており、大理石やシャンデリアなどの豪華な装飾が施されている。車両は韓国のロテム製である。
路線と駅
編集1号線
編集2号線
編集計画中
3号線
編集計画中
建設
編集地下鉄の建設は、カザフスタンがまだソビエト連邦の一部であった1988年に開始された。しかし、ソビエト連邦の崩壊後、モスクワの基金が底をつき、新しいカザフスタン政府は建設を継続することができなくなった。既着工区間の保全の努力が続けられたが、費用が高額で大きな借金が残ってしまった。
2003年、カザフスタン政府は、地下鉄の建設を継続するための基金を含む、新しい開発イニシアチブを計画した。2005年までに、現在のヌルスルタン・ナザルバエフが指揮を執る建造計画は、2006年から2008年の間に7200万テンゲの融資を受ける約束を得た。
ギャラリー
編集-
ライムベクバトゥーラ駅
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ジベックジョル駅
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アルマリィ駅
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アバイ駅
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アウエゾフ劇場駅
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アラトー駅