アルコRSC-1形ディーゼル機関車
アルコRSC-1は、アメリカン・ロコモティブ(アルコ)が生産した電気式のディーゼル機関車である。車軸配置をA1A-A1Aとし、RS-1と比べて軸重を軽減した輸出用モデルで、4両が1946年に製造されてブラジルに輸出された。
アルコRSC-1 | |
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基本情報 | |
製造所 | アメリカン・ロコモティブ |
製造年 | 1946年 |
製造数 | 4両 |
投入先 | ブラジル |
主要諸元 | |
軸配置 | A1A-A1A |
長さ | 16.89 m |
幅 | 3.02 m |
高さ | 4.37 m |
機関車重量 | 92.5t |
燃料搭載量 | 3,000 L |
動力伝達方式 | 電気式 |
機関 | ALCO 539T型 1基 |
発電機 | GE GT553C |
主電動機 | GE 731 |
最高速度 | 105 km/h |
出力 | 1,000馬力 (750 kW) |
引張力 | 230 kN |
車体はアルコが、電装品はゼネラル・エレクトリック(GE)が製造を担当した。
新製時の所有者
編集鉄道名 | 両数 | ロードナンバー | 備考 |
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サンパウロ鉄道 | 500 - 503 | サンパウロ鉄道の国有化によりサントス=ジュンジアイ鉄道へ移管、そののちにブラジル連邦鉄道へ引き継がれ、台車交換によりRS-1へ改造 |