アラモード

「流行の」「現代風」を意味するフランス語

アラモード: à la mode)は、「流行の」「現代風」を意味するフランス語であり[1][2]、「測定、サイズ、方法」を意味するラテン語の modus を語源とする[3]

パイアラモード

料理用語としての初出はラ・ヴァレーヌ英語版著の『フランスの料理人』(1651年)であり、中世のものとは異なるルネサンス以降の料理を指す語として使われた[3]18世紀には「ブルジョワ風」と同義だった[3]。現在では「○○風」「○○式」といった意味でも使われ[4]、次のような料理の名前になっている。


脚注

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  1. ^ a b 小学館国語辞典編集部 編『日本国語大辞典』 第1巻(第2版)、小学館、2001年、p.635頁。 
  2. ^ a b アラモード」『デジタル大辞泉、精選版 日本国語大辞典』https://kotobank.jp/word/%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%89コトバンクより2021年4月21日閲覧 
  3. ^ a b c 日仏料理協会(編) 編『フランス 食の事典』(普及版)白水社、2007年、p.22頁。ISBN 978-4560092026 
  4. ^ a b 全国調理師養成施設協会(編) 編『調理用語辞典』全国調理師養成施設協会、1986年、p.44頁。ISBN 978-4924737358