アラスカ (客船)
アラスカ(SS Alaska)は、グイオン・ラインが所有していたオーシャン・ライナーである。
アラスカ | |
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基本情報 | |
船種 | 旅客蒸気船 |
船籍 | イギリス |
運用者 | グイオン・ライン |
建造所 | ジョン・エルダー・アンド・カンパニー |
改名 | Magallanes (1897年) |
経歴 | |
進水 | 1881年7月15日 |
就航 | 1881年10月30日 |
最後 | 1902年にスクラップ |
要目 | |
総トン数 | 6,932t |
長さ | 520 ft (160 m) |
幅 | 50 ft (15 m) |
推進器 | スクリュー1軸 |
速力 | 16ノット |
概要
編集アラスカはジョン・エルダー・アンド・カンパニーで建造され、1881年7月15日に進水した。当時グイオン・ラインの所有していたアリゾナよりも若干大きく、速力も速かった。また、初めて1週間以内に大西洋横断を実現し、1882年には太平洋横断最速記録であるブルーリボン賞を受賞した。その一方、消費する石炭の量が250t/日と多く、これはアリゾナの消費量より135tも多かった。
アラスカは1894年までに100航海を達成した。その後老朽化により客船としての維持が困難と判断され、1897年にCiaに輸送船としてチャーターされた。
1902年、アラスカは破棄、解体された。
記録 | ||
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先代 ゲルマニック |
ブルーリボン賞(西回り航路)保持船舶 1882年〜1884年 |
次代 オレゴン |
先代 アリゾナ |
ブルーリボン賞(東回り航路)保持船舶 1882年〜1884年 |