アラジンA(アラジンえーす)はサミーから2002年2月24日に発売されたパチスロ機。アラジンシリーズ4代目で初のドット表示が搭載されたものの、その爆裂性の激しさから強制撤去となった。

アラジンシリーズに連綿と受け継がれてきた単チェリーを搭載しているが、従来のシングルボーナスの集中役搭載機ではなくAT機として登場。また、ATシステムもこれまでの様な連チャン数が選択されるものではなく、モード移行システムを別の視点で活用させた。

概要

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  • チャンス目は様々だが、主に「単チェリー成立」がモード移行のサインとして分かりやすい。
  • アシストタイム(AT)は「アラジンチャンス(AC)」。AC中の10ゲーム間に、高確率で選択されているラクダ(シングルボーナス)と月の押し順を完全ナビ。1ゲーム当たりの期待純増枚数は11.9枚。連チャンテーブルの様なものはなく、当選した場合のATは1セットのみである。
  • モードは「通常」「高確率A」「高確率B」の3種類。純ハズレやボーナスを契機に移行する。通常時のAC突入率は非常に低いが、高確率A・B時は1/20の超高確率でAC抽選が行われる。AとBの主な違いは通常モードへの移行確率で、Aは短い滞在状態、Bは長い滞在状態となるため、遊技においていかに長く、または多く高確率状態に突入できるかが出玉のカギとなる。
  • ドットや効果音により、様々な演出がされる。前兆演出もあり、プレイヤーの期待を増加させる。

アラジンチャンス

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  • 当選時のATは1セットと決まっており連チャンの印象が薄いが、逆を言えば高確率状態にいる限り、突入し続けるということなので、他機種と遜色無い出玉が期待できる。また、滞在ゲーム数により当選回数が左右される不安定なスペックなので、状況次第ではあるものの、一撃数万枚レベルの出玉増加も可能。
  • AC中にハズレフラグに当選すると、1/2でAC後に「スーパーアラジンチャンス」へ突入。継続ゲーム数は10-5000。殆どが数十ゲームだが、選択率1%以下の数千ゲームが選択された場合は爆裂必至となる。特に、最長継続ゲーム数である「SAC5000G」を引き当てることができれば、一撃65600枚というとんでもない出玉を叩き出すことも可能であった。

その出玉は非常に激しく、4号機の中でもトップクラスの爆裂スペックを誇る。しかしながら、「射幸心をあおる」機種としてミリオンゴッドミズホ)、サラリーマン金太郎(ロデオ)などとともに検定取り消し処分となり、強制撤去された。

後に、出玉性などを抑えた新バージョンとして「アラジンS」が発売された。

スペック

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設定 BIG確率 REG確率 アラチャン確率 機械割
1 1/439.8 1/655.4 1/183.6 94.7%
2 1/439.8 1/655.4 1/161.3 98.2%
3 1/439.8 1/655.4 1/142.7 102.0%
4 1/409.6 1/595.8 1/132.4 107.0%
5 1/364.1 1/546.1 1/112.4 117.1%
6 1/299.3 1/496.5 1/83.5 119.9%

※メーカー発表値

後継機

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2003年には後継機としてATによる出玉を抑えた「アラジンS」がリリースされているほか、2005年には「アラジン2エボリューション」がストック機として、2007年には「CRアラジンデスティニー」がパチンコに姿を変えて登場している。 2015年2月には初代を継承したアラジンA-IIが導入、2022年1月にはサミークラシックブランドとしてSアラジンAクラシックが導入された。

ゲーム機

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その他

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外部リンク

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