アヤメくんののんびり肉食日誌
『アヤメくんののんびり肉食日誌』(アヤメくんののんびりにくしょくにっし)は、町麻衣による日本の漫画作品。『FEEL YOUNG』(祥伝社)にて「髪と鱗」のタイトルで2012年11月号と12月号に前後編として掲載された後[2][4]、同誌の2013年2月号より連載中[3]。大学の生物学科の研究室を舞台に[1]、恐竜オタクと骨格マニアのラブコメディを描いた作品[5]。
アヤメくんののんびり肉食日誌 | |
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ジャンル | |
漫画:髪と鱗 | |
作者 | 町麻衣 |
出版社 | 祥伝社 |
掲載誌 | FEEL YOUNG |
発表号 | 2012年11月号 - 12月号 |
発表期間 | 2012年10月6日[2] - 11月8日 |
話数 | 全2話 |
その他 | 単行本第1巻収録 |
漫画:アヤメくんののんびり肉食日誌 | |
作者 | 町麻衣 |
出版社 | 祥伝社 |
掲載誌 | FEEL YOUNG |
レーベル | フィールコミックス |
発表号 | 2013年2月号 - |
発表期間 | 2013年1月8日[3] - |
巻数 | 既刊18巻(2024年6月7日現在) |
映画 | |
原作 | 町麻衣 |
監督 | 芝崎弘記 |
脚本 | 阿相クミコ |
音楽 | 宮川弾 |
制作 | ホリプロ |
配給 |
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封切日 | 2017年10月7日 |
上映時間 | 99分 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・映画 |
ポータル | 漫画・映画 |
2015年、「第6回 ananマンガ大賞」準大賞を受賞[6]。2017年、黒羽麻璃央・足立梨花のW主演により実写映画化[7][8]。
沿革
編集2012年9月7日に発売された『FEEL YOUNG』10月号にて、同年11月号に作者の町による前後編「髪と鱗(仮)」が掲載されると発表される[11]。11月号と[2]12月号に「髪と鱗」を掲載[4]。読者から好評を受け、2013年1月8日発売の同誌2月号より「アヤメくんののんびり肉食日誌」として連載化される[3]。
2015年9月9日発売の『anan』(マガジンハウス) No.1970の誌面で発表された「第6回 ananマンガ大賞」にて、準大賞を選出される[6]。
2016年10月、本作の実写映画化が発表される[12]。2017年8月8日発売の『FEEL YOUNG』9月号にて、本作の映画公開にあたり、作者の町と出演者の黒羽麻璃央と足立梨花による鼎談を掲載[13]。同年10月号にも映画直前にあたり、3人による鼎談を掲載[14]。同年10月、実写映画が公開される[8]。
あらすじ
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登場人物
編集- 菖蒲 瞬(あやめ しゅん)
- T大・生物学科の研究室にやってきたイギリス帰りの帰国子女。恐竜オタクで好奇心旺盛な1年生[1]。
- 椿 雛菊(つばき デイジー)
- 恐竜・鳥を研究する骨格マニアの大学2年生。男の趣味は骨基準。イケメンよりも骨が好き。
- 鈴木 仁英
- 斉藤教授の研究室でワニの研究をしている博士課程の2年生。通称「ワニの仁英」。
- エリザベス
- アヤメの英国時代の友人で、アヤメに猛アタック中。
- 高山先輩
- 研究室の3年生。お調子者だがアヤメの良き恋愛相談相手。
- 里中先輩
- 研究室の3年生。愛すべき童貞メガネキャラ。
- 望
- 研究室の2年生。椿の友人で田舎育ちの研究室仲間。
- 奈良 アキラ
- 海外で活躍するプレパレーター。斉藤研究室の先輩。
- 斉藤教授
- 動物形態学の研究者。みんなが出入りする研究室の教授。
- 菖蒲 綾夫
- アヤメの父。有名な考古学者でロンドン大学の教授。
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制作背景
編集2013年、作者の町は担当編集者と打ち合わせをしていた[7]。そこで町が「”おっぱい触らせてください”とか言っちゃう男の子が出てくる漫画どうですか」と発言したことより、本作が制作された[7]。
書誌情報
編集- 町麻衣『アヤメくんののんびり肉食日誌』 祥伝社〈フィールコミックス〉、既刊18巻(2024年6月7日現在)
- 2013年7月8日発売[1]、ISBN 978-4-396-76583-5
- 2014年4月8日発売[5]、ISBN 978-4-396-76603-0
- 2014年11月8日発売、ISBN 978-4-396-76624-5
- 2015年6月8日発売[15]、ISBN 978-4-396-76643-6
- 2016年2月8日発売、ISBN 978-4-396-76664-1
- 2016年10月8日発売[12]、ISBN 978-4-396-76685-6
- 2017年8月8日発売[16]、ISBN 978-4-396-76709-9
- 2018年2月8日発売、ISBN 978-4-396-76726-6
- 2018年8月8日発売[17]、ISBN 978-4-396-76743-3
- 2019年4月8日発売[18][19]、ISBN 978-4-396-76763-1
- 2019年9月6日発売[20]、ISBN 978-4-396-76769-3
- 2020年4月8日発売[21]、ISBN 978-4-396-76789-1
- 2021年1月8日発売[22]、ISBN 978-4-396-76815-7
- 2021年8月6日発売[23]、ISBN 978-4-396-76836-2
- 2022年6月8日発売[24]、ISBN 978-4-396-76858-4
- 2022年11月8日発売[25]、ISBN 978-4-396-76874-4
- 2023年8月8日発売[26]、ISBN 978-4-396-76894-2
- 2024年6月7日発売[27]、ISBN 978-4-396-75047-3
映画
編集2017年10月7日(土)に公開[7][8]。黒羽麻璃央・足立梨花のW主演[7]。
キャスト
編集- 菖蒲 瞬 - 黒羽麻璃央[7]
- 椿 雛菊 - 足立梨花[7]
- 鈴木 仁英 - 佐伯大地[28]
- エリザベス - 瑛茉ジャスミン[28]
- 高山先輩 - 尾関陸[8]
- 里中先輩- 永田崇人[8]
- 望 - 唯月ふうか
- 奈良 アキラ - GENKING[8]
- 斉藤教授 - 酒井敏也
- 菖蒲 綾夫 - 鶴見辰吾[7]
スタッフ
編集イベント
編集2014年4月8日から5月7日まで、書泉ブックマート2階にて、単行本第2巻の発売を記念した複製原画展を開催[5]。2015年6月8日から7月18日まで、三省堂書店カルチャーステーション千葉にて、単行本第4巻の発売を記念した原画展を開催[15]。
出典
編集- ^ a b c d “町麻衣、恐竜オタク×骨好き女子大生の研究室ラブコメ発売”. コミックナタリー (ナターシャ). (2013年7月7日) 2022年6月8日閲覧。
- ^ a b c “今日マチ子が古代を描く新連載「鬼と羽衣」フィーヤンで”. コミックナタリー (ナターシャ). (2012年10月6日) 2022年6月8日閲覧。
- ^ a b c “三原ミツカズ「死化粧師」連載再開!約3年ぶりに登場”. コミックナタリー (ナターシャ). (2013年1月8日) 2022年6月8日閲覧。
- ^ a b 『FEEL YOUNG』2012年12月号、祥伝社、2012年11月8日、ASIN B009T90VR0。目次より。
- ^ a b c “「アヤメくんののんびり肉食日誌」2巻発売で複製原画展”. コミックナタリー (ナターシャ). (2014年4月7日) 2022年6月8日閲覧。
- ^ a b “第6回ananマンガ大賞発表、阿久津愼太郎らの胸キュンマンガ紹介も”. コミックナタリー (ナターシャ). (2015年9月9日) 2022年6月8日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m “映画「アヤメくんののんびり肉食日誌」黒羽麻璃央と足立梨花のW主演が決定”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年4月4日) 2022年6月8日閲覧。
- ^ a b c d e f “映画「アヤメくん」初日舞台挨拶、黒羽麻璃央「おっぱい」の練習相手は佐伯大地”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年10月7日) 2022年6月8日閲覧。
- ^ “完璧彼氏に甘い独占欲を注がれる新連載「溺れる日々はきみのせい」がフィーヤンで”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年6月8日) 2022年6月8日閲覧。
- ^ フィールヤング編集部 2022年6月8日のツイート、2022年6月8日閲覧。
- ^ “いくえみ綾ほかフィーヤン作家の年賀状が元旦に届く”. コミックナタリー (ナターシャ). (2012年9月7日) 2022年6月8日閲覧。
- ^ a b “「アヤメくんののんびり肉食日誌」実写映画化!恐竜オタクの研究室ラブコメ”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年10月8日) 2022年6月8日閲覧。
- ^ “絵津鼓こと旭野登久、“少し普通ではない”カップル描く新連載がFYで”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年8月8日) 2022年6月8日閲覧。
- ^ “「あなたのことはそれほど」涼太のその後描く番外編がFYに、次号は海野つなみ登場”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年9月8日) 2022年6月8日閲覧。
- ^ a b “「アヤメくんののんびり肉食日誌」4巻発売、千葉で原画展”. コミックナタリー (ナターシャ). (2015年6月8日) 2022年6月8日閲覧。
- ^ “町麻衣のハートフルSFなど収めた初短編集、「アヤメくん」最新巻も同時に”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年8月8日) 2022年6月8日閲覧。
- ^ “大川ぶくぶがオシャレ修行、“フィーヤン力”鍛える体当たりエッセイ開幕”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年8月8日) 2022年6月8日閲覧。
- ^ “「アヤメくんののんびり肉食日誌」10巻発売、フィーヤンでは椿と天馬が急接近”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年4月8日) 2022年6月8日閲覧。
- ^ “アヤメくんののんびり肉食日誌 10”. s-book.net. 祥伝社. 2022年6月8日閲覧。
- ^ “アヤメくんののんびり肉食日誌 11”. s-book.net. 祥伝社. 2022年6月8日閲覧。
- ^ “アヤメくんののんびり肉食日誌 12”. s-book.net. 祥伝社. 2022年6月8日閲覧。
- ^ “アヤメくんののんびり肉食日誌 13”. s-book.net. 祥伝社. 2022年6月8日閲覧。
- ^ “アヤメくんののんびり肉食日誌 14”. s-book.net. 祥伝社. 2022年6月8日閲覧。
- ^ “アヤメくんののんびり肉食日誌 15”. s-book.net. 祥伝社. 2022年6月8日閲覧。
- ^ “アヤメくんののんびり肉食日誌 16”. s-book.net. 祥伝社. 2022年11月8日閲覧。
- ^ “アヤメくんののんびり肉食日誌 17”. s-book.net. 祥伝社. 2023年8月9日閲覧。
- ^ “【6月7日付】本日発売の単行本リスト”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年6月7日). 2024年6月8日閲覧。
- ^ a b c d “映画「アヤメくん」予告編でアヤメ&椿を肉食コンビがかき乱す、主題歌はedda”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年8月26日) 2022年6月8日閲覧。