アメリカマムシ属
アメリカマムシ属(アメリカマムシぞく、Agkistrodon)は、爬虫綱有鱗目クサリヘビ科に含まれる属。
アメリカマムシ属 | ||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
カパーヘッド Agkistrodon contortrix
| ||||||||||||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||||||
タイプ種 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Agkistrodon contortrix (Linnaeus, 1766) | ||||||||||||||||||||||||||||||
種 | ||||||||||||||||||||||||||||||
分布
編集形態
編集最大種はヌママムシで最大全長190センチメートル[1]。頭部背面は計9枚(鼻孔の間の鱗<鼻間板>2枚、前額板2枚、額を被う鱗<額板>1枚、眼上部を被う鱗(眼上板)2枚、頭頂板2枚)の鱗で被われる[1][2]。上側頭骨は後頭骨よりも後方に突出する[2]。
分類
編集以前は本属Agkistrodonに東アジアに分布する種も含まれ、マムシ属とされていた[2]。ミトコンドリアDNAの分子系統学的解析から、北アメリカ大陸に分布する種は東アジアに分布する種よりも同所的に分布するヤジリハブ属やガラガラヘビ属などに近縁であると推定された[2]。そのため本属に北アメリカ大陸に分布する種を残して、東アジアに分布する種はマムシ属Gloydiusとして分割された[2]。
- Agkistrodon bilineatus クマドリマムシ Cantil
- Agkistrodon contortrix カパーヘッド Copperhead
- Agkistrodon piscivorus ヌママムシ Cottonmouth
生態
編集画像
編集-
クマドリマムシ
A. bilineatus -
ヌママムシ
A. piscivorus