アメリカの災難
『アメリカの災難』(FLIRTING WITH DISASTER)は、デヴィッド・O・ラッセル監督による1996年のアメリカ合衆国のコメディ映画、ロードムービーである。ミラマックス製作。
あらすじ
編集結婚して4ヶ月の息子がいる主人公は、養子で育ったため、実の親に会うことで自分のアイデンティティを追求しようとする。ようやく「母親」を訪ねたが、同行している養子斡旋協会職員の手違いで、それは別人であった。以降も一行を不幸が遅い、また、登場する親は変人ばかりだった。
キャスト
編集※括弧内は日本語吹替
- メル・コプリン - ベン・スティラー(檀臣幸): 主人公
- ナンシー・コプリン - パトリシア・アークエット(松本梨香): メルの妻
- ティナ・カルプ - ティア・レオーニ(高島雅羅): 養子斡旋協会職員
- パール・コプリン - メアリー・タイラー・ムーア(此島愛子): メルの養母
- エド・コプリン - ジョージ・シーガル(塚田正昭): メルの養父
- リチャード - アラン・アルダ(納谷六朗): メルの実父
- メアリー - リリー・トムリン(沢田敏子): メルの実母
- ポール・ハーモン - リチャード・ジェンキンス(大川透): FBI捜査官
- トニー・ケント - ジョシュ・ブローリン(松本保典): メアリーの元交際者
- ヴァレリー - セリア・ウェストン: メルの実母と間違われた女性
- ロニー - グレン・フィッツジェラルド: リチャードとメアリーの息子
- ジェーン - ベス・スターン
- フリッツブー・ドロー - デビッド・パトリック・ケリー
- ナディア・ダジャーニジル
- コプリン - ケビン・タニーとライアン・タニー・ガルシア
日本語吹替はアミューズソフトエンタテインメントから発売されたVHSに収録されているのみで、後にワーナー・ホーム・ビデオから発売されたDVD・Blu-rayには収録されていない。
スタッフ
編集- 監督:デヴィッド・O・ラッセル
- 製作:ディーン・シルヴァース
- 製作総指揮:ボブ・ワインスタイン、ハーヴェイ・ワインスタイン
- 脚本:デヴィッド・O・ラッセル
- 撮影:エリック・アラン・エドワーズ
- 音楽:スティーヴン・エンデルマン
評価
編集レビュー・アグリゲーターのRotten Tomatoesでは55件のレビューで支持率は87%、平均点は7.50/10となった[1]。Metacriticでは16件のレビューを基に加重平均値が81/100となった[2]。
脚注
編集- ^ “Flirting with Disaster”. Rotten Tomatoes. Fandango Media. 2022年7月1日閲覧。
- ^ “Flirting with Disaster Reviews”. Metacritic. CBS Interactive. 2022年7月1日閲覧。