アマト・エスカランテ
アマト・エスカランテ(スペイン語: Amat Escalante, 1979年2月28日 - )は、メキシコの映画監督、脚本家、撮影監督、編集技師、映画プロデューサーである。ヌエーヴォ・シネ・メヒカーノの映画作家のひとりである。
Amat Escalante アマト・エスカランテ | |||||||||||||||||
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生年月日 | 1979年2月28日(45歳) | ||||||||||||||||
出生地 | メキシコ | ||||||||||||||||
国籍 | メキシコ | ||||||||||||||||
職業 | 映画監督、脚本家、撮影監督、編集技師、映画プロデューサー | ||||||||||||||||
ジャンル | 映画 | ||||||||||||||||
活動期間 | 1999年 - | ||||||||||||||||
活動内容 |
1999年 助監督 2002年 映画作家となる | ||||||||||||||||
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人物・来歴
編集1999年、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスで撮影されたケニー・ジョンストンの短編映画『ルッキング・アウト』の第2助監督を務める。2002年、メキシコのグアナフアト州グアナフアトで短編映画を監督して、映画作家としてデビューする。
2005年には、再度ロサンゼルスで行われたケニー・ジョンストンの短編映画で撮影監督を務めたほか、カルロス・レイガダス監督の『バトル・イン・ヘブン』の助監督をつとめた。さらに自らの監督作『サングレ』を発表して、同作は、同年のフランスの第58回カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門にノミネートされて国際映画批評家連盟賞を受賞、ギリシアのテサロニキ国際映画祭で「銀のアレクサンダー賞」を受賞、第18回東京国際映画祭のコンペティション部門で上映された。翌2006年にスロバキアのブラチスラヴァ国際映画祭で監督賞を受賞、メキシコシティのメキシコシティ国際現代映画祭(FICCO)で第一作部門でフェスティヴァル賞を受賞した。
2008年に発表した長編第2作『よそ者』は、同年のブラチスラヴァ国際映画祭で監督賞と学生審査員賞の2冠を獲得、アルゼンチンのマール・デル・プラタ国際映画祭では最優秀イベロアメリカ賞を受賞、モレリア国際映画祭では長編映画賞を受賞、スペインのシッチェス・カタロニア国際映画祭ではニューヴィジョンコンペティション部門で最優秀作品賞を受賞した。
2013年には、『エリ』で第66回カンヌ国際映画祭の監督賞を受賞した。
2016年には、『触手』で第73回ヴェネツィア国際映画祭の銀獅子賞を受賞した。
フィルモグラフィ
編集短編映画
編集- Looking Out (1999年、第2助監督)
- Amarrados (2002年、監督・脚本・撮影・製作)
- The Legend of Pete Jones(2005年、撮影)
長編映画
編集- 『バトル・イン・ヘブン』 - Batalla en el cielo (2005年、助監督。日本では劇場未公開。第22回東京国際映画祭にて上映。)
- 『サングレ』 - Sangre (2005年、監督・脚本・編集・製作。日本では劇場未公開。第18回東京国際映画祭にて上映。)
- 『よそ者』 - Los bastardos (2008年、監督・脚本・編集・製作。*日本では劇場未公開。第6回スペイン・ラテンアメリカ映画祭にて上映[1]。)
- 『エリ』 - Heli (2013年、監督・脚本。日本では劇場未公開。第26回東京国際映画祭にて上映。)
- 『触手』 - La región salvaje (2016年、監督・脚本。日本では2018年劇場公開。)
テレビドラマ
編集- 『ナルコス: メキシコ編』(2018年-2020年、6エピソードの監督)
脚注
編集- ^ “LOS BASTARDOS『よそ者』”. 第6回スペイン・ラテンアメリカ映画祭. 2013年10月8日閲覧。