アベニューB
ニューヨークの通り
アベニューB (Avenue B) は、ニューヨーク市マンハッタン区イースト・ヴィレッジ地区のアルファベット・シティを南北に走る通りである。この通りの1ブロック西をアベニューAが、東をアベニューCが走っている。この通りの南端はハウストン・ストリートで、北端は14丁目である。14丁目以北は、アベニューAにつながるスタイフェサント・タウン内を走るループ (14th Street Loop) に続いている。ハウストン・ストリート以南は、サウス・ストリートまでクリントン・ストリート (Clinton Street) として続いている。この通りは、トンプキンス・スクエア・パークの東端となっている。
所有者 | ニューヨーク市 |
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管理者 | ニューヨーク市運輸局 |
座標 | 北緯40度43分31秒 西経73度58分52秒 / 北緯40.7254度 西経73.981度座標: 北緯40度43分31秒 西経73度58分52秒 / 北緯40.7254度 西経73.981度 |
起点 | 東ハウストン・ストリート |
終点 | 14丁目 |
東 | アベニューC |
西 | アベニューA |
整備 | |
整備決定 | 1811年委員会計画 |
アベニューBはアッパー・イースト・サイドでイースト・エンド・アベニュー (East End Avenue) と名前を変えてその延長線上に再び現れる。この通りはヨークヴィル地区を東79丁目から東90丁目まで走る。その周辺は基本的に住宅街である。元々、1811年委員会計画ではこの通りもアベニューBと呼ばれることになっていたが、結局イースト・エンド・アベニューと命名されることになった。ニューヨーク市長官邸であるグレイシー・マンションがあるカール・シュルツ・パークはこのアベニューの東側に隣接している。1928年、ニューヨーク市財政評価委員会はこの通りの東84丁目以南は住宅地としての開発に制限するよう定めた[1]。
建築物
編集- クリストドラ・ハウス – かつては女性のためのセツルメント・ハウスであったが、現在はコンドミニアムとなっている。9丁目とアベニューBに位置する。
- チャーリー・パーカーの家 – 9丁目と10丁目の間のアベニューB 151番地にあり、ジャズミュージシャンのチャーリー・パーカーが1950年から1954年にかけて住んでいた。ニューヨーク市歴史建造物に登録されている[2]。
交通
編集現在、アベニューBにはバスは走っていない。以前は、M9バスがこの通りを東ハウストン・ストリートから14丁目まで走っていた。現在は、M9はハウストン・ストリートから23丁目まで、アベニューCを走っている。
大衆文化におけるアベニューB
編集出典
編集脚注
- ^ Leahy, Michael. If You're Thinking of Living In…: All About 115 Great Neighborhoods In & Around New York. New York: Random House, 2007.
- ^ New York City Landmarks Preservation Commission; Dolkart, Andrew S. [in 英語]; Postal, Matthew A. (2009), Postal, Matthew A. (ed.), Guide to New York City Landmarks (4th ed.), New York: John Wiley & Sons, ISBN 978-0-470-28963-1。, p.69
外部リンク
編集- New York Songlines: Avenue B, a virtual walking tour