アフマッド (クレーター)

アフマッド (Ahmad) は、土星の衛星エンケラドゥスの北半球に位置するクレーターである。直径は16キロメートルであり、北緯57.4度、西経305.4度に位置する。アフマッドはボイジャー2号から送信された画像により発見され、後にカッシーニによって詳細な画像が撮影された。

アフマッド
Ahmad
アフマッド・クレーター
カッシーニによって撮影されたアフマッド
種類 クレーター
天体 エンケラドゥス
場所 北半球
座標 北緯57度24分 西経305度24分 / 北緯57.4度 西経305.4度 / 57.4; -305.4座標: 北緯57度24分 西経305度24分 / 北緯57.4度 西経305.4度 / 57.4; -305.4
直径 16 km
発見者 ボイジャー2号
名の由来 千夜一夜物語

アフマッドの西側部分は大きく欠落し、サマルカンド溝の東側の縁に沿って崩壊・埋没している。アフマッド内部にはサマルカンド溝から粘性の高い土砂が流入し、ドーム上の構造物が形成されている。

千夜一夜物語』に登場する王子アフマッドにちなんで名づけられた。

関連項目

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