アネット・コンタベイト

エストニアの女子テニス選手 (1995 - )

アネット・コンタベイトAnett Kontaveit, 1995年12月24日 - )は、エストニアタリン出身の女子プロテニス選手。これまでにWTAツアーでシングルス6勝を挙げている。自己最高ランキングはシングルス2位、ダブルス95位。身長174m、体重65kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。

アネット・コンタベイト
Anett Kontaveit
アネット・コンタベイト
基本情報
国籍  エストニア
出身地 同・タリン
生年月日 (1995-12-24) 1995年12月24日(28歳)
身長 174cm
体重 65kg
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2010年
ツアー通算 6勝
シングルス 6勝
ダブルス 0勝
生涯獲得賞金 8,149,707 アメリカ合衆国ドル
4大大会最高成績・シングルス
全豪 ベスト8(2020)
全仏 4回戦(2018)
全英 3回戦(2017-19)
全米 4回戦(2015)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 2回戦(2019・20)
全仏 3回戦(2019)
全英 2回戦(2017)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 2位(2022年6月6日)
ダブルス 95位(2020年3月2日)
2020年3月36日現在

来歴

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テニスコーチの母親の手ほどきで6歳からテニスを始める。ジュニア時代は2012年全米オープンジュニア女子シングルスで準優勝している。

4大大会では2015年ウィンブルドン選手権で予選を勝ち上がり初出場。全米オープンでも予選を勝ち上がり4回戦まで進出したが、ビーナス・ウィリアムズに2–6, 1–6で敗れた。

2017年4月のレディース・オープン・ルガーノで初の決勝進出を果たしたが、準優勝だった。BNLイタリア国際では2回戦で当時1位のアンゲリク・ケルバーを6–4, 6–0で破る殊勲を挙げベスト8に進出した。6月のロスマーレン・グラスコート選手権、決勝でナタリア・ビクトリアンセワを6–2, 6–3で破りツアー初優勝を果たした[1]

2018年は全豪オープン全仏オープンで4回戦に進出。武漢オープンで準優勝した。

2019年はマイアミ・オープンでベスト4入り。ポルシェ・テニス・グランプリではビクトリア・アザレンカらを下して決勝に進出したが、ペトラ・クビトバに敗れ準優勝。

2020年全豪オープンは第6シードのベリンダ・ベンチッチらに勝利してベスト8入り。準々決勝でシモナ・ハレプに敗れた。

WTAツアー決勝進出結果

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シングルス: 5回 (1勝4敗)

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大会グレード
グランドスラム (0–0)
WTAファイナルズ (0–0)
プレミア・マンダトリー (0–0)
プレミア5 (0-1)
WTAエリート・トロフィー (0-0)
プレミア (0–1)
インターナショナル (1–2)
結果 No. 決勝日 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
準優勝 1. 2017年4月16日   ビール/ビエンヌ ハード (室内)   マルケタ・ボンドロウソバ 4–6, 6–7(6)
優勝 1. 2017年6月18日   スヘルトーヘンボス   ナタリア・ビクトリアンセワ 6–2, 6–3
準優勝 2. 2017年7月23日   グシュタード クレー   キキ・ベルテンス 4–6, 6–3, 1–6
準優勝 3. 2018年9月29日   武漢 ハード   アリーナ・サバレンカ 3–6, 3–6
準優勝 4. 2019年4月28日   シュトゥットガルト クレー   ペトラ・クビトバ 3-6, 6-7

4大大会シングルス成績

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略語の説明
 W   F  SF QF #R RR Q# LQ  A  Z# PO  G   S   B  NMS  P  NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.

大会 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 通算成績
全豪オープン A LQ 1R 1R 4R 2R QF 8–5
全仏オープン LQ LQ 1R 2R 4R 2R 5–4
ウィンブルドン 1R 1R 1R 3R 3R 3R 6–6
全米オープン A 4R 1R 1R 1R 3R 5–5

脚注

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外部リンク

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