アタリ・ティーンエイジ・ライオット
アタリ・ティーンエイジ・ライオット(英: Atari Teenage Riot、ATR)は、ドイツのバンド。過激なメッセージと極端にヘヴィなサウンド・スタイルを特徴とする。また、デジタル・ハードコアの始祖でもある。
アタリ・ティーンエイジ・ライオット Atari Teenage Riot | |
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ニック・エンドウ(左)とアレック・エンパイア(2010年) | |
基本情報 | |
別名 | ATR、A.T.R. |
出身地 | ドイツ ベルリン |
ジャンル |
デジタル・ハードコア[1] 電子音楽[1] ハードコア・パンク[1] インダストリアル[1] ハードコアテクノ[2] テクノ[2] ブレイクコア[2] |
活動期間 | 1992年 - 2000年、2010年 - |
レーベル | Digital Hardcore Recordings |
メンバー |
アレック・エンパイア ニック・エンドウ ラウディー・スーパースター |
旧メンバー |
カール・クラック ハニン・エライアス CX・キッドトロニック |
概略
編集1992年、アレック・エンパイアを中心にベルリンで結成。3枚のスタジオ・アルバムをリリースした後、2001年にMCのカール・クラックが急死[3]したことを受け活動を停止。以降、個々のメンバーはソロ活動を展開した[4]。
2010年に入り活動を再開。同年5月に再結成ライブを行い、シングル「Activate」をリリース[5]。2011年6月には4作目となるスタジオ・アルバム『イズ・ディス・ハイパーリアル?』[6]とともに来日公演を行い、2014年3月には通算5作目のスタジオ・アルバム『リセット』が発売された。
メンバー
編集- アレック・エンパイア(英語: Alec Empire) - プログラミング、シャウト(1992年- )
- ニック・エンドウ(英語: Nic Endo) - ノイズ・コントロール、ボーカル(1997年- ) ※日本人の母とドイツの父をもつアメリカ人女性。
- ラウディー・スーパースター(英語: Roudy Superstar) - MC(2012年- )
旧メンバー
編集- カール・クラック(英語: Carl Crack) - MC(1992年-2001年) ※2001年死去
- ハニン・エライアス(英語: Hanin Elias) - ボーカル(1992年-1996年、1997年-2000年)
- CX・キッドトロニック(CX KIDTRONiK) - MC(2010年-2015年)
ディスコグラフィ
編集スタジオ・アルバム
編集- Delete Yourself! (1995年、DHR) ※オリジナルのタイトルは『1995』
- The Future of War (1997年、DHR)
- 『60セカンド・ワイプ・アウト』 - 60 Second Wipe Out (1999年、DHR)
- 『イズ・ディス・ハイパーリアル?』 - Is This Hyperreal? (2011年、DHR)[7]
- 『リセット』 - Reset (2014年、DHR) ※日本盤のみボーナストラック「We Are From The Internet」「Activate」「Atari Teenage Riot」収録
ライブ・アルバム
編集- Live in Stuttgart (One-Off Shit Let's Go!) (1996年、DHR)
- Live in Philadelphia Dec. 1997 (1998年、DHR)
- Live at Brixton Academy (1999年、DHR)
- 『ライオット・イン・ジャパン 2011』 - Riot in Japan 2011 (2011年、DHR) ※2011年11月17日東京公演を収録
コンピレーション・アルバム
編集- Burn, Berlin, Burn! (1997年、Grand Royal)
- Redefine the Enemy - Rarities and B-Side Compilation 1992-1999 (2002年、DHR)
- 『ベスト・オブ・アタリ・ティーンエイジ・ライオット 1992-2000』 - Atari Teenage Riot: 1992–2000 (2006年、DHR) ※国内盤18曲、輸入盤16曲収録。
- 『イントロデューシング・デジタル・ハードコア - 9ミリ・パラベラム・バレット・セレクション』 - Introducing Digital Hardcore - 9mm Parabellum Bullet Selection (2011年) ※9mm Parabellum Bulletが監修したミニ・ベスト盤。「Activate!」収録
シングル & EP
編集- "ATR" ("Atari Teenage Riot") (1993年、Phonogram)
- "Kids Are United E.P." (1993年、Phonogram)
- "Raver Bashing" (1994年、Riot Beats) ※アレック・エンパイアの「Together for Never」とのスプリット盤
- "Speed/Midijunkies" (1996年、DHR)
- "Deutschland Has Gotta Die!" (1996年、Grand Royal)
- "Not Your Business E.P." (1996年、Grand Royal)
- "Destroy 2000 Years of Culture" (1997年、Intercord)
- "Paranoid" (1997年、Damaged Goods) ※エイジアン・ダブ・ファウンデーションの「Free Satpal Ram」とのスプリット盤
- "Sick to Death" (1997年、DHR)
- "Atari Teenage Riot II" (1999年、DHR)
- "Revolution Action E.P." (1999年、DHR)
- "Too Dead for Me EP" (1999年、DHR)
- "Rage E.P." (2000年、DHR)
- "Activate" (2010年、DHR)
- "Blood in My Eyes" (2011年、DHR)
- "Black Flags" (2011年、DHR)
- "Collapse of History Remixes" (2012年、DHR)
- "Collapse of History" (2012年、DHR)
来日公演
編集- 1997年
- 1月?日 新宿LIQUIDROOM - ボーカルはサポート女性2人(ハニン・エライアス妊娠中のため)
- 7月26日 フジロックフェスティバル
- 1999年
- 7月29日 フジロックフェスティバル
- 1999年
- 10月2日 BAYSIDE JENNY(大阪 天保山)
- 2010年
- 2011年
- 7月31日 フジロックフェスティバル
- 11月17日 恵比寿LIQUIDROOM[10]
- 11月18日 大阪FANJ twice
- 11月19日 名古屋CLUB QUATTRO
- 2014年
- 4月9日 代官山UNIT
- 4月10日 代官山UNIT
- 4月11日 名古屋CLUB QUATTRO
- 4月12日 大阪FANJ twice
脚注
編集- ^ a b c d Atari Teenage Riot reviews, music, news - sputnikmusic・2016年8月16日閲覧。
- ^ a b c “Atari Teenage Riot|Biography”. オールミュージック. All Media Guide. 2016年8月16日閲覧。
- ^ アタリ・ティーンエイジ・ライオットのカール・クラック死去
- ^ アレック・エンパイアはソロで2001年に来日している。
- ^ アタリ・ティーンエイジ・ライオットが復活!再結成ライヴに加え、ニュー・シングル発売も
- ^ フジ出演、アタリ・ティーンエイジ・ライオット12年ぶりの新作を発売[リンク切れ]
- ^ “Atari Teenage Riot Make Strong Statement About Human Trafficking With 'Blood in My Eyes'”. Eyho-blog.com. 25 June 2013閲覧。
- ^ アタリ・ティーンエイジ・ライオット @ リキッドルーム恵比寿
- ^ ATARI TEENAGE RIOT(Interview) - LIQUIDROOM
- ^ REVIVE JAPAN WITH MUSIC 第四回/Alec Empire(ATARI TEENAGE RIOT) インタビュー - OTOTOY
外部リンク
編集- ATARI TEENAGE RIOT Official site
- Official Digital Hardcore Recordings site
- ATARI TEENAGE RIOT (@ATR_official) - X(旧Twitter)
- ATARI TEENAGE RIOT (Atari.Teenage.Riot.ACTIVATE) - Facebook
- WE ARE ATARI TEENAGE RIOT - Tumblr