アコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブ

アコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブ(アコーディア・ゴルフならしのカントリークラブ)は、 千葉県印西市大森に事務所があるゴルフ場。印西市大森に「習志野カントリークラブ」、香取市小川に「空港ゴルフコース成田」のゴルフ場がある。

アコーディア・ゴルフ
習志野カントリークラブ
Accordia Golf
Narashino Country Club
アコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブ
アコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブ
の空中写真。
2008年5月6日撮影。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。 地図
所在地 日本の旗 日本
千葉県印西市大森7番地
座標: 北緯35度48分46.73秒 東経140度8分37.49秒 / 北緯35.8129806度 東経140.1437472度 / 35.8129806; 140.1437472
概要
開業 1965年(昭和40年)11月3日
運営 メンバーシップコース
設計 藤田 欽哉
運営者 株式会社アコーディアAH01
トーナメント ・1968年 第36回 日本プロゴルフ選手権大会
・1977年 第42回 日本オープンゴルフ選手権競技大会
・2019年 - ZOZO CHAMPIONSHIP 2019
・2021年 - ZOZO CHAMPIONSHIP 2021
・2022年 - ZOZO CHAMPIONSHIP 2022
コース
キングコース

OUT IN
HOLE PAR YARD HOLE PAR YARD
1 4 393 1 4 376
2 4 362 2 5 529
3 3 174 3 4 405
4 5 608 4 3 166
5 4 444 5 4 425
6 3 171 6 4 429
7 4 399 7 3 183
8 5 520 8 4 461
9 4 393 9 5 573
36 3464 36 3547
クイーンコース

OUT IN
HOLE PAR YARD HOLE PAR YARD
1 4 405 10 4 381
2 4 350 11 4 358
3 5 535 12 5 574
4 3 191 13 4 360
5 4 361 14 4 367
6 4 356 15 3 180
7 3 167 16 5 554
8 4 395 17 3 191
9 5 529 18 4 335
36 3289 36 3300

その他
公式サイト アコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブ
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概要

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アコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブ は、かつて「旧・日東興業グループ」が運営していた代表的なゴルフ場である。

1965年昭和40年)11月3日に開場された「習志野カントリークラブ」と同様に1976年(昭和51年)11月4日に開場された「空港ゴルフコース成田」であったが、 その後、日東興業の経営破綻[1]により経営権が移動し、「アコーディア・ゴルフグループ」の「株式会社アコーディアAH01」によって運営されている。

ゴルフコースの設計は、「習志野カントリークラブ」は藤田欽哉が行い、「空港ゴルフコース成田」はニットーランド株式会社が行った。また、日本のプロゴルフメジャー大会の1つで日本ゴルフ協会主催競技でもあり、日本選手権大会に相当する日本オープンゴルフ選手権競技大会など多くの大会開催の実績がある[2][3]

本コースは1974年から1997年まで日本男子プロゴルフツアーの『サントリーオープンゴルフトーナメント』を開催していたことでも知られ、2019年からはPGAツアー及び日本ゴルフツアー機構(JGTO)の公式トーナメントである『ZOZO CHAMPIONSHIP』が本カントリークラブで開催されており、同年10月の第1回大会ではタイガー・ウッズ  アメリカ合衆国)が優勝し、PGAツアー1位タイとなる通算82勝目を記録したコースとして世界にその名を知られることとなった[4]

所在地

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〒270-1327 千葉県印西市大森7番地

コース情報

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  • 開場日 - 1965年11月3日
  • 設計者 - 藤田 欽哉
  • 面積 - 1,200,000m2(約36.3万坪)
  • コースタイプ - 林間コース
  • コース - 36ホールズ、パー144、ヤード、コースレート キングコース73.0、クイーンコース70.8
  • グリーン - 2グリーン、ベント(ペンクロス)
  • フェアウエイ -ベント
  • ラフ - ノシバ
  • ハザード - バンカー197、池が絡むホール11
  • プレースタイル - 乗用カート(5人乗り)、自走式、基本はキャディ付き 
  • 練習場 - 15打席 183ヤード
  • 休場日 - 定休日なし [5]

ギャラリー

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交通アクセス

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メジャー選手権

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脚注

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  1. ^ “日東興業グループ11社の民事再生が認可 浜野GCだけは手続き廃止→会社更正法へ”. 週刊ゴルフダイジェスト (ゴルフダイジェスト社). (2003-3-4). https://www.golfdigest.co.jp/digest/column/back9/2003/20030304e.asp 2020年8月25日閲覧。. 
  2. ^ 「アコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブ 」、ヒストリー、2020年8月25日閲覧
  3. ^ 「アコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブ 」、ゴルフホトライン、2020年8月25日閲覧
  4. ^ “ウッズ 完全Vで82勝目 伝説の米ツアー最多勝利記録に並ぶ 松山2位”. Sponichi ANNEX. スポーツニッポン新聞社. (2019年10月28日). https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2019/10/28/kiji/20191028s00043000170000c.html 2020年8月25日閲覧。 
  5. ^ 「アコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブ 」、ゴルフダイジェスト、ゴルフ場詳細、2020年8月25日閲覧
  6. ^ 「アコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブ 」、アクセス、2020年8月25日閲覧
  7. ^ 「日本プロゴルフ選手権大会」、日本プロゴルフ協会、2022年10月16日閲覧
  8. ^ 「日本オープンゴルフ選手権競技」、日本ゴルフ協会、2022年10月16日閲覧
  9. ^ 「ZOZO CHAMPIONSHIP 2019」、日本ゴルフツアー機構、2022年10月16日閲覧
  10. ^ 「ZOZO CHAMPIONSHIP 2021」、日本ゴルフツアー機構、2022年10月16日閲覧
  11. ^ 「ZOZO CHAMPIONSHIP 2022」、日本ゴルフツアー機構、2022年10月16日閲覧

関連文献

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  • 『ゴルフ場ガイド 東版』2006-2007、「アコーディア・ゴルフ(千葉県)」、東京 ゴルフダイジェスト社、2006年5月、2020年8月25日閲覧
  • 『月刊ゴルフマネジメント』、「FW乗り入れを増やし次世代対応に (株)アコーディア・ゴルフ」、東京 一季出版、2006年8月、2020年8月25日閲覧
  • 『財界話題の新規上場会社』、「上場した強み 上場後の課題 出光興産/あおぞら銀行/アコーディア・ゴルフ/野村不動産 SRIスポーツ」、東京 財界研究所、2006年11月7日、2020年8月25日閲覧
  • 『MARR : Mergers & acquisitions research report / レコフデータ』、「 編編集長の眼(インタビュー)(No.101)外資に招かれ、事業革命で瀕死の業界を蘇らせる アコーディア・ゴルフ 竹生道巨社長」、竹生道巨著、東京 レコフデータ、2008年5月、2020年8月25日閲覧
  • 『レジャー産業資料』、「インタビュー アコーディア・ゴルフ 代表取締役社長 竹生道巨氏」、竹生道巨著、東京 綜合ユニコム、2009年1月、2020年8月25日閲覧
  • 『月刊ゴルフマネジメント』、「カジュアルゴルフのパイオニア アコーディア・ゴルフとPGM(パシフィックゴルフマネージメント)のプレースタイル解剖」、東京 一季出版、2011年12月、2020年8月25日閲覧
  • 『日経ビジネス』、「渦中のひと 鎌田隆介アコーディア・ゴルフ社長の告白 24時間総会、波乱の内幕」、鎌田隆介著、東京 日経BP社、2012年7月16日、2020年8月25日閲覧
  • 『経済界』、「プロキシーファイトに僅差で勝利するも 将来不安から解放されないアコーディア・ゴルフの憂鬱」、東京 経済界、2012年7月31日、2020年8月25日閲覧
  • 『資料版 商事法務最近の裁判動向』、 「アコーディア・ゴルフ株主名簿閲覧謄写仮処分申立事件決定[東京地裁平成24.12.21決定]」、 東京 商事法務2013.1、2020年8月25日閲覧
  • 『月刊ゴルフマネジメント』、「神田有宏PGM社長にアコーディア・ゴルフTOBを聞く 統合によるサバイバル戦略とゴルフ場業界の将来」、神田有宏著、東京 一季出版、2013年1月、2020年8月25日閲覧
  • 『経済界』、「TOBを阻止するも 資金難の危険性をはらんだアコーディア・ゴルフの憂鬱」、東京 経済界、2013年7月30日、2020年8月25日閲覧
  • 『経済界』、「起死回生策か無謀な博打か アコーディア・ゴルフのアセットライト戦略の成否を占う」、大和賢治著、2014年6月10日、2020年8月25日閲覧
  • 『月刊ゴルフマネジメント』、「アセットライト? ゴルフ場売却の報道で大波紋 運営に特化するアコーディア・ゴルフの新戦略」、東京 一季出版、2014年6月、2020年8月25日閲覧
  • 『月刊ゴルフマネジメント』、「外国人雇用の実態と課題 アコーディア・ゴルフが外国人技能実習生の受け入れを開始」、大橋統樹・谷口哲史著、東京 一季出版、2019年2月、2020年8月25日閲覧
  • 『月刊ゴルフマネジメント』、「2019年企業グループ別ゴルフ場保有ランキング トップはアコーディア・ゴルフ-NXグループ 3位以下のランク変動をもたらす」、東京 一季出版、2019年7月、2020年8月25日閲覧

関連項目

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外部リンク

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