アギーレ/神の怒り
『アギーレ/神の怒り』(アギーレかみのいかり、独: Aguirre, der Zorn Gottes、英: Aguirre, the Wrath of God)は、1972年の西ドイツ映画。監督はヴェルナー・ヘルツォーク。 2005年にタイム誌が選ぶ歴代映画ベスト100に選出された[3]。
アギーレ/神の怒り | |
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Aguirre, der Zorn Gottes | |
監督 | ヴェルナー・ヘルツォーク |
脚本 | ヴェルナー・ヘルツォーク |
製作 |
ヴェルナー・ヘルツォーク ハンス・プレッシャー |
出演者 | クラウス・キンスキー |
音楽 | ポポル・ヴー |
撮影 | トーマス・マウホ |
編集 | ベアーテ・マインカ=イェリングハウス |
製作会社 | ヴェルナー・ヘルツォーク・フィルムプロダクション |
配給 |
Filmverlag der Autoren 大映インターナショナル[1] |
公開 |
1972年12月29日 1983年2月26日 |
上映時間 | 93分 |
製作国 | 西ドイツ |
言語 | ドイツ語 |
製作費 | $370,000[2] |
ストーリー
編集この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
1560年、キトからアンデスの山に向かっていたスペインの探検隊はゴンサロ・ピサロによる指揮のもと、伝説の都市エル・ドラドを発見しようとしていた。
キャスト
編集- 分遣隊の副隊長。
- イネス・デ・アティエンサ - エレナ・ロホ
- 分遣隊長ウルスアの愛人。
- 分遣隊に随行した修道士。
- 分遣隊長。
- フェルナンド・デ・グスマン - ペーター・ベルリング
- スペイン王家を代表して分遣隊に加えられた貴族。
- フローレス - セシリア・リヴェーラ
- アギーレの娘。15歳。
スタッフ
編集- 監督・脚本:ヴェルナー・ヘルツォーク
- 制作主任:ヴァルター・ザクサー、ルッキー・シュティペティク
- 撮影:トーマス・マウホ
- 音楽:ポポル・ヴー
- 編集:ベアーテ・マインカ=イェリングハウス
- 録音:ヘルベルト・ブラッシュ
史実との相違
編集→詳細は「ロペ・デ・アギーレ」を参照
史実ではアギーレ一行はアマゾン川の踏破に成功して大西洋に到達し、そのままスペイン王室に反旗を翻してマルガリータ島(現ベネズエラ:ヌエバエスパルタ州)のスペイン植民地に攻め込むものの敗北し、アギーレは捕えられ刑死した。
また、ゴンサロ・ピサロはそれ以前の1548年にすでに処刑されている。
関連作品
編集脚注
編集- ^ “映画 アギーレ/神の怒り”. allcinema. 2013年7月23日閲覧。
- ^ “Aguirre, der Zorn Gottes (1972) - Box office / business” (英語). IMDb. 2013年7月23日閲覧。
- ^ Aguirre: The Wrath of God (1972) ALL-TIME 100 Movies ※この企画は名作映画を100本選ぶ趣旨なのでランキング付けはされていない。
- ^ 石井博士ほか『日本特撮・幻想映画全集』勁文社、1997年、294頁。ISBN 4766927060。