アイスランド航空
アイスランド航空(Icelandair)はアイスランドの航空会社の一つ。
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設立 | 1937年6月3日 | |||
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ハブ空港 | ケプラヴィーク国際空港 | |||
マイレージサービス | Saga Club | |||
会員ラウンジ | Saga Lounge | |||
親会社 | アイスランド航空グループ | |||
保有機材数 | 37機(10機発注中) | |||
就航地 | 24都市 | |||
本拠地 | アイスランド レイキャヴィーク | |||
代表者 | Birkir Hólm Guðnason | |||
外部リンク | icelandair.com |
概要
編集アイスランドの首都であるレイキャヴィーク近郊のケプラヴィーク国際空港を拠点としている。アイスランドへの乗客需要はあまり多くないが、同国がヨーロッパと北米の中間地点に位置していることから、乗り継ぎ客を重視した路線編成を行っている。日本へはチャーター便として羽田空港などへの飛来実績がある。
航空券の座席予約システム(CRS)は、アマデウスITグループが運営するアマデウスを利用している。 [2]
歴史
編集アイスランド航空の前身となった航空会社の一社、Flugfélag Akureyrarは、1937年、アイスランド北部の都市アークレイリを拠点として設立された。同社は後に本拠地をレイキャヴィークに移し、Flugfélag Íslandsに改名した。1945年には国際線の運航を開始、国外では当初Iceland Airwaysの名称を、後にIcelandairの名称を使用した[3]。
また1944年にはLoftleiðir(英名:アイスランディック航空Icelandic Airlines en)が設立され、当初はレイキャヴィーク空港から国内線を、1947年には国際線の運航を開始した。1964年、格安航空会社 の先駆として北大西洋上を連絡する便に速度の遅い機体カナディアCL-44を導入、全席エコノミー仕様でサービスを開始、1970年にはDC-8に更新し継続した。
1973年、この2社は合併してFlugleiðirとなったが、運航はそれぞれの名称で行われていた。しかし1979年には運航も統一されることになり、"F"をデザインしたロゴもこのとき採用された。
1997年には子会社としてエア・アイスランド(Flugfélag Íslands)が設立され、国内線と短距離路線は同社の運航以内となっている。
就航路線数
編集ヨーロッパ
編集- ブリュッセル
- ビルン、コペンハーゲン
- ヘルシンキ
- パリ/CDG、 パリ/ORY
- ベルリン、フランクフルト、ハンブルク、ミュンヘン
- レイキャヴィーク、 アークレイリ
- ダブリン(2018.5.8就航予定)
- ミラノ
- アムステルダム
- ベルゲン、オスロ、スタヴァンゲル、トロンハイム
- バルセロナ、マドリード、グラン・カナリア、テネリフェ
- ヨーテボリ、ストックホルム
- ジュネーブ、チューリッヒ
- * アバディーン、バーミンガム、グラスゴー、ロンドン/LHR、ロンドン/LGW、マンチェスター
北・南アメリカ
編集- ハリファックス、トロント、エドモントン、モントリオール、バンクーバー
- アンカレッジ、ボストン、シカゴ/ORD、デンバー、ミネアポリス=セントポール、ニューヨーク/JFK、ニューアーク、オーランド、フィラデルフィア、ポートランド(オレゴン州)、シアトル、タンパ、ワシントン、クリーブランド(2018.5.16就航予定)、ダラス(2018.5.30就航予定)
東アジア
編集機材
編集現在の保有機材
編集機材 | 運用数 | 発注数 | 座席数 | 備考 | ||
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J | Y | 計 | ||||
エアバスA321LR | - | 7 | TBA | 2024年後半より納入予定[6] | ||
エアバスA321XLR | - | 13 | TBA | 2029年より納入開始予定[6] 12機のオプション付き | ||
ボーイング737 MAX 8 | 15 | 1 | 16 | 144 | 160 | |
ボーイング737 MAX 9 | 4 | - | 16 | 162 | 178 | |
ボーイング757-200 | 13 | - | 22 | 161 | 183 | 2026年までに退役予定[7] |
20 | 164 | 184 | ||||
80 | - | 80 | ||||
ボーイング757-300 | 2 | - | 22 | 203 | 225 | 2026年までに退役予定[7] |
ボーイング767-300ER | 3 | - | 25 | 237 | 262 | |
デ・ハビランド・カナダ DHC-8-Q200 | 3 | - | - | 37 | 37 | エア・アイスランドによる運航 |
ボンバルディア DHC-8-Q400 | 3 | - | - | 72 | 72 | エア・アイスランドによる運航 |
- | 76 | 76 | ||||
貨物機 | ||||||
ボーイング757-200PF | 1 | - | 貨物 | |||
ボーイング767-300BCF | 2 | - | 貨物 | |||
計 | 46 | 21 |
過去の保有機材
編集- エアバスA319-100
- アブロ アンソン
- ビーチクラフト モデル 18
- ボーイング727-100C/200
- ボーイング737-300/400
- ボーイング747-100
- カナディア CL-44
- デ・ハビランド DH.89 ドラゴン・ラピード
- デ・ハビランド・カナダ DHC-6
- ダグラス C-47 スカイトレイン
- ダグラス C-54 スカイマスター
- ダグラス DC-6B
- ダグラス DC-8-33/55/61CF/63/71
- フォッカー F27
- フォッカー 50
- グラマン G-21 グース
- ロッキード L-749 コンステレーション
- マクドネル・ダグラス DC-10-30CF
- ノールダイン ノースマン
- スティンソン・リライアント
- ビッカース バイカウント
- ワコー Sシリーズ
ギャラリー
編集-
ボーイング727-100C
-
ボーイング737 MAX 8
-
ボーイング737 MAX 9
-
ボーイング757-200
-
ボーイング757-300
-
ボーイング767-300ER
-
デ・ハビランド・カナダ DHC-8-Q200
-
ボンバルディア DHC-8-Q400
-
ダグラス DC-6B
-
ダグラス DC-8-63
-
フォッカー F27
-
フォッカー 50
-
ビッカース バイカウント
脚注
編集- ^ a b Designators for Aircraft Operating Agencies, Aeronautical Authorities and Services / Indicatifs des exploitants d’aéronefs et des administrations et services aéronautiques / Designadores de empresas explotadoras de aeronaves, de entidades oficiales y de servicios aeronáuticos / Условные обозначения летно-эксплуатационных агентств, авиационных полномочных органов и служб, Edition No. 156, Montréal: International Civil Aviation Organization, April 2011, p. 1-53.
- ^ “Airlines using Amadeus” (英語). アマデウスITグループ. 2015年9月27日閲覧。
- ^ “Flugfélag Íslands tekur upp enska nafnið Icelandair”, Þjóðviljinn, 14. árgangur 22. tölublað(18 janúar 1957).
- ^ “Icelandair Fleet | Icelandair” (英語). www.icelandair.com. 2019年10月4日閲覧。
- ^ Icelandair Fleet Details and History
- ^ a b “Icelandair signs contracts for two additional Airbus aircraft” (英語). GlobeNewswire. 2024年2月22日閲覧。
- ^ a b “Icelandair to retire its Boeing 757 fleet by 2026” (英語). Airlinerwatch. 2024年2月22日閲覧。
外部リンク
編集- Icelandair
- アイスランド航空 日本総代理店
- Icelandair (@icelandair) - Instagram