みんなのうた (映画)
『みんなのうた』(原題:A Mighty Wind)は、クリストファー・ゲスト監督の2003年アメリカ製作のコメディ映画。1960年代のアメリカに巻き起こったフォークミュージックブームを主題にしている。
みんなのうた | |
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A Mighty Wind | |
監督 | クリストファー・ゲスト |
脚本 |
クリストファー・ゲスト ユージン・レヴィ |
製作 | カレン・マーフィー |
出演者 |
ボブ・バラバン ユージン・レヴィ キャサリン・オハラ クリストファー・ゲスト |
撮影 | アーレン・ドネリー・ネルソン |
編集 | ロバート・レイトン |
配給 | ワーナー・ブラザース |
公開 |
2003年4月16日 2004年1月31日 |
上映時間 | 91分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $6,000,000[1] |
興行収入 | $17,500,000 |
クリストファー・ゲスト監督の作品の特徴は、フィクションにもかかわらず撮影形式がドキュメンタリー風なので、「モキュメンタリー(疑似ドキュメンタリーの意)(en:mockumentary)」などと呼ばれることもある。
ストーリー
編集1960年代にフォークブームを作った仕掛け人のアーヴィング・スタインブルームが死去。彼の長男ジョナサンは、父親の追悼にと父親が育てた3つのグループを集めて追悼コンサートを開催しようと奮闘する。
キャスト
編集※括弧内は日本語吹替
- ジョナサン・スタインブルーム - ボブ・バラバン(伊藤和晃)
- ミッチ・コーエン - ユージン・レヴィ(千田光男)
- ミッキー・クラブ - キャサリン・オハラ(宮寺智子)
- アラン・バロウズ - クリストファー・ゲスト(谷口節)
- ジェリー・パルター - マイケル・マッキーン(広瀬正志)
- マーク・シャブ - ハリー・シェアラー(有本欽隆)
- テリー・ボーナー - ジョン・マイケル・ヒギンズ(中村秀利)
- ローリー・ボーナー - ジェーン・リンチ
- シシー・ノックス - パーカー・ポージー
- ラーズ・オルフェン - エド・ベグリー・ジュニア(小室正幸)
- マイク・ラフォンティン - フレッド・ウィラード(斎藤志郎)
- エリオット・スタインブルーム - ドン・レイク(掛川裕彦)
- ナオミ・スタインブルーム - デボラ・ティーカー
- レナード・クラブ - ジム・ピドック(星野充昭)
- ローレンス・ターピン - マイケル・ヒッチコック
- ウォーリー・フェントン - ラリー・ミラー(長島雄一)
- アンバー・コール - ジェニファー・クーリッジ(麻上洋子)
- ジョージ・メンチェル - ポール・ドゥーリイ(島香裕)
- マーティン・バーグ - ポール・ベネディクト
豆知識
編集- クリストファー・ゲスト監督の作品の特徴は演技が全て即興だという。キャラクター設定やストーリーの流れなどは前もって決められているが、台詞と演技は全て俳優によるアドリブであり、俳優達の突発的な演技のおかげでライブ感、ドキュメンタリー感が高くなっている。
- 過去の作品に『Waiting For Guffman』(1996、日本未公開)と『ドッグ・ショウ!』(2000)がある。
DVD
編集脚注
編集- ^ “The Numbers”. Nash Information Services, LLC. 27 April 2012閲覧。