ほほほの穂(ほほほのほ)は、石川県農業総合試験場が育成した水稲)の品種名[1]。開発時の名称は石川26号だった[1]

加賀ひかりに代わる早生品種として[2]、石川県農業総合試験場にて石川8号(能登ひかり)とあきたこまちを交配させ、1991年に完成した品種[1]1992年11月には石川県で奨励品種に指定されると共に愛称を公募[3]、5万4000通の応募の中から[4]、翌1993年に「ほほほの穂」と命名された[1]

2003年には石川県内での作付け面積第2位の銘柄となっている(ただし、1位のコシヒカリと比較すると10分の1以下の作付け面積であり、日本全国の品種別作付け面積では59位)[5][6]

事件・事故

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出典

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  1. ^ a b c d 石川26号(ほほほの穂)”. 農研機構. イネ品種 データベース. 2023年6月18日閲覧。
  2. ^ 『地方自治年鑑』第一法規出版、1994年、201頁。ISBN 978-4474004337 
  3. ^ 県政の主なあゆみ平成4年 後期”. 石川県. 県政年表(県政の主なあゆみ). 2023年6月18日閲覧。
  4. ^ 『日本国会史 '94: 政権交代と政治改革』国会資料編纂会、1994年、351頁。ISBN 978-4906474028 
  5. ^ 石川県 2003年 (平成 15年)の作付面積”. 農研機構. 2023年6月18日閲覧。
  6. ^ 「ほほほの穂 (石川26号)」の作付面積(全国)”. 農研機構. 2023年6月18日閲覧。
  7. ^ “精米にネズミ駆除剤 JA石川、74人に販売か”. 日本経済新聞. (2012年8月30日). https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG30021_Q2A830C1CC0000/ 2023年6月18日閲覧。