てのひら怪談大賞
てのひら怪談大賞(てのひらかいだんたいしょう)は、てのひら怪談実行委員会(メンバー:辻和人(委員長)、東雅夫、タカザワケンジ)と女性向け怪談専門誌『Mei(冥)』が共催する公募文学賞である[1][2]。2012年に開催された[3]。
上限800字の怪談作品を募集していた[4]。
ビーケーワン怪談大賞の後継の賞として、てのひら怪談(800字の怪談)の普及を目的に設立された[5]。
第2回の開催が告知されていたが後に延期が発表され、開催には至っていない。なお、公式サイト「てのひら怪談ブログ」は既に閉鎖されている。
選考委員
編集選考結果
編集- 第1回(2012年)応募総数:409編
- 大賞:圓眞美「夜の散歩」
- 優秀賞:阿丸まり「土葬」
- 優秀賞:武田若千「おじさん」
- 佳作:湯菜岸時也「干潟」
- 佳作:青井知之「無言の帰宅」
- 佳作:岩里藁人「巳茸譚~ヘビキノコのはなし~」
- 佳作:カー・イーブン「パールのようなもの」
- 特別賞(加門七海選):敬志「義兄のぼやき」
- 特別賞(福澤徹三選):小瀬朧「ヒメジョオン」
- 特別賞(東雅夫選):化野蝶々「カンブリアの亡霊」
書誌情報
編集応募作品から選ばれたものを収録した書籍がメディアファクトリーより刊行された。
- 第1回:「てのひら怪談 癸巳」(2013年12月 MF文庫ダ・ヴィンチ ISBN 9784040661766)