ちょびっと
『ちょびっと』は、2014年4月から2016年3月23日まで、ABCラジオが平日の夕方に10分間放送していた事前収録のトーク番組シリーズ。堀江政生をはじめ、朝日放送の現役アナウンサーが、代々パーソナリティを務めていた。2015年9月23日までの番組表上のタイトルは、『堀江政生のちょびっと』(ほりえまさおのちょびっと)だった。
放送時間は、毎週水・木曜日(2014年4月 - 2015年3月)→ 毎週月・火曜日(2015年4月)→毎週月 - 水曜日(2015年5月 以降)の17:00 - 17:10(JST)。全国高校野球選手権大会中継を17:00以降も放送する場合や、日本プロ野球のシーズン中に『ABCフレッシュアップベースボール』としてデーゲーム中継を実施する場合や、年末年始に特別編成を組む場合には放送を休止することがあった。
概要
編集『堀江政生のちょびっと』時代
編集2012年度のナイターオフ期間から火 - 金曜日の夜間に放送している生ワイド番組『堀江政生のほりナビ!!』からの派生番組として、2014年4月から放送を開始。堀江がパーソナリティを務めるとともに、以下の企画を曜日ごとに放送していた。
- 水曜日(→ 月曜日):2012年度から『ほりナビ!!』ナイターオフ版の金曜日(→ 木曜日)でコメンテーターを務める城島充(産経新聞大阪本社社会部記者出身のスポーツライター・ノンフィクション作家)を招いたうえで、城島が取材したスポーツ選手や、城島が執筆したスポーツドキュメント作品についてのトークを展開していた。
- 木曜日(→ 火曜日):堀江の単独出演で、「ちょびクラ」(『ほりナビ!!』で放送している「ちょいクラ」からの派生企画)を放送。自身が愛好しているクラシック音楽をテーマに、著名な楽曲の聴きどころや、著名な作曲家のエピソードなどを紹介していた。
- 水曜日:堀江の単独出演で、「ほりエッセイ」を放送。
『(出演アナウンサー名)のちょびっと』時代
編集2015年10月より「テレビや普段のアシスタント的立場では見られなかった、アナウンサーの素顔に迫っちゃおう! 丸裸にしちゃおう!」[1]というコンセプトで番組内容がリニューアルされ、堀江の同僚アナウンサーが週替わりで出演するようになった。
- 収録は基本的に放送前週水曜日の午前中に行なわれる[2]。
- テーマは、3日間共通でも日替わりでも構わない。なお、スポーツアナウンサーの伊藤史隆によれば、仕事に直接関係のある話題(伊藤の場合にはスポーツと落語)は却下されるという[3]。
- トークの後、話したテーマに基づいた楽曲や自身の思い入れがある楽曲を流す。
- 最終日のエンディングでは、次週担当アナウンサーを、その人となりやこぼれ話を交えながら紹介する。
柴田博が担当した2016年3月23日(水曜日)放送分で終了[4]。翌週(同月28日)からは、月曜分の後番組として、生放送番組『伊藤史隆のOn-site RADIO』(17:00 - 17:25)を新たに編成した。また、木曜日の同じ時間帯に編成していた『桑原征平の快適生活ラジオショッピング!』を火曜分、金曜日の『征平・あさおのどす恋ラジオ』を水曜分の後番組に充てている。
週替わり化後の出演アナウンサー
編集2015年
編集放送日 | アナウンサー |
---|---|
10月 | 5日 - 10月 7日喜多ゆかり |
10月12日 - 10月14日 | 乾麻梨子 |
10月19日 - 10月21日 | 上田剛彦 |
10月26日 - 10月28日 | 八塚彩美 |
11月 | 2日 - 11月 4日岩本計介 |
11月 | 9日 - 11月11日横山太一 |
11月16日 - 11月18日 | 藤崎健一郎 |
11月23日 - 11月25日 | 伊藤史隆 |
11月30日 - 12月 | 2日斎藤真美 |
12月 | 7日 - 12月 9日清水次郎 |
12月14日 - 12月16日 | 高野純一 |
12月21日 - 12月23日 | 加藤明子 |
12月28日 - 12月31日[5] | 平岩康佑 |
2016年
編集放送日 | アナウンサー |
---|---|
1月 4日 - 1月 6日 | 中邨雄二 |
1月11日 - 1月13日 | 島田大 |
1月18日 - 1月20日 | ヒロド歩美 |
1月25日 - 1月27日 | 小縣裕介 |
2月 1日 - 2月 3日 | 山下剛 |
2月 8日 - 2月10日 | 桂紗綾 |
2月15日 - 2月17日 | 楠淳生 |
2月22日 - 2月24日 | 北條瑛祐 |
2月29日 - 3月 2日 | 大野聡美 |
3月 7日 - 3月 9日 | 北村真平 |
3月14日 - 3月16日 | 福井治人 |
3月21日 - 3月23日 | 柴田博 |
関連項目
編集- アナパラ〜Oh!ラフィーキ〜 - 朝日放送のアナウンサーが交互に出演していた番組で、かつてはABCラジオやskyAでレギュラー放送。2014年4月までは、YouTube上の朝日放送公式チャンネルで、動画コンテンツとして定期的に配信していた。
- 堀江政生のほりナビ!! - 母体番組
脚注
編集- ^ オープニングで毎回アナウンサーが言っているフレーズ。
- ^ 同曜日12時から放送の『桑原征平粋も甘いも』オープニングで、桑原征平がABC入りしてから本番までに出会った人物として担当アナウンサーの名前を出すことがあった(大野聡美が収録に臨んだ2016年2月24日放送分で初めて、当番組の収録であることを述べた)。藤崎健一郎は11月11日の収録後、同日12時台の『ABCニュース』の担当が組まれており、ニュース開始時に桑原から「大変な録音番組を終えたばかりです。」と紹介された。
- ^ 『伊藤史隆のちょびっと』1日目より。その後、他のスポーツアナウンサーもスポーツの話題は語らなかった。
- ^ ラジオの帯ワイド番組パーソナリティの三代澤康司・武田和歌子、テレビの夕方ニュース『キャスト』レギュラー陣(浦川泰幸・塚本麻里衣・古川昌希・川添佳穂・高橋大作)、管理職の岡元昇、アナウンス部に籍は残るも記者職専念の保坂和拓、産休中の小寺右子、そして橋詰優子が未出演だった。
- ^ 番組編成の都合上(31日は、レギュラー番組『桑原征平の快適生活ラジオショッピング!』が休止)、4日間放送。