そよら武蔵狭山

埼玉県狭山市にある都市型ショッピングセンター

そよら武蔵狭山(そよらむさしさやま)は、埼玉県狭山市入間川に所在し、イオンリテールが運営するショッピングセンター。核店舗はイオンスタイル武蔵狭山

そよら武蔵狭山
Soyora Musashi Sayama
地図
地図
店舗概要
所在地 350-1305
埼玉県狭山市入間川三丁目31−5
座標 北緯35度51分37.08秒 東経139度24分22.23秒 / 北緯35.8603000度 東経139.4061750度 / 35.8603000; 139.4061750 (そよら武蔵狭山)
開業日 2023年9月26日(現店舗・そよら武蔵狭山)
1979年11月30日(旧店舗・ニチイ狭山店)
施設管理者 イオンリテール株式会社
敷地面積 18,600 m²[1]
商業施設面積 6,980 m²[1]
中核店舗 イオンスタイル 武蔵狭山
店舗数 ÆON STYLEと15の専門店
営業時間 店舗により異なる
駐車台数 310台[1]
駐輪台数 240台[1]
前身 ニチイ狭山店

狭山サティ

イオン武蔵狭山店
最寄駅 狭山市駅
最寄IC 狭山日高IC
外部リンク そよら武蔵狭山
そよら
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本記事ではかつて同地で営業していたイオン武蔵狭山店(閉店当時、変遷は後述)、および同市内の上奥富に所在するイオンリテール運営の総合スーパーイオンスタイル狭山についても併せて記載する。

概要

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イオンリテールが2020年(令和2年)以降展開している都市型ショッピングセンター「そよら」としては埼玉県初出店となる施設であり、関東地方ではそよら湘南茅ヶ崎(神奈川県茅ヶ崎市)に次ぐ2ヶ所目となる。同じく旧サティ店舗を改築したそよら東岸和田大阪府岸和田市)との同時開業となった[1][2]

当施設はニチイ(後のマイカル)が1979年(昭和54年)11月30日に「ニチイ狭山店」として開業したのが始まりである[3]。当時の建物は鉄筋コンクリート造地上4階建て、敷地面積約17,610m2、延べ床面積約20,990m2、店舗面積約16,163m2(直営店舗面積約8,890m2)であった[3][4]

1995年(平成7年)10月7日に生活百貨店「サティ」ブランドへと業態転換し、「狭山サティ」としてリニューアルされ、食品売り場を拡大する等の改装が行われた[5]

マイカルが経営破綻し、イオングループの傘下となってからも営業を続けていたが、2011年(平成23年)3月1日にマイカルがイオンリテールに吸収合併した事に伴い、「イオン武蔵狭山店」へと改称。当店舗から国道16号沿いの北東約900mの位置で営業していたカルフール狭山(2024年現在の「イオンスタイル狭山」)が既に「イオン狭山店」へと屋号変更していたため、屋号に加えて店名も変更する事になった。

開業から40年が経過し、建物の老朽化が進んだことから、2020年(令和2年)2月29日を以て建て替えのために一度閉店する事になる[6]

建て替え後の建物は地上2階建て(2階の一部が屋上駐車場)であり、小商圏の多頻度来店型店舗を志向し[7]、日常生活における利用頻度の高い店舗に特化した構成としている。核店舗の「イオンスタイル武蔵狭山」は食品・日用品・デイリー衣料を主体とし、シニア向けの品ぞろえを重視している[2]

また、近隣に航空自衛隊入間基地がある事にちなみ、同基地の名物とされる「狭山茶空揚げ(さやまちゃからあげ)」を販売する[注 1][8]。狭山茶空揚げの販売は、当施設の他にイオンスタイル入間(埼玉県入間市)でも行われる[8]

フロア構成

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フロア概要
2F 専門店・駐車場
1F イオンスタイル・専門店
 
イオン武蔵狭山店時代の外見

イオン武蔵狭山店時代のフロア構成

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フロア概要
4階 コナミスポーツクラブ狭山
3階 紳士ファッションと暮らしのフロア
2階 婦人ファッションと肌着・子供のフロア
1階 食品と美容・健康・美容・日用雑貨品のフロア

テナント

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詳細は公式サイトのショップリストを参照。

イオンスタイル狭山

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イオンスタイル狭山
ÆON STYLE Sayama
地図
 
店舗概要
所在地 350-1333
埼玉県狭山市上奥富1126-1
座標 北緯35度52分4.25秒 東経139度24分36.69秒 / 北緯35.8678472度 東経139.4101917度 / 35.8678472; 139.4101917 (そよら武蔵狭山)
開業日 2002年10月16日
正式名称 イオンスタイル狭山
施設管理者 カルフール・ジャパン株式会社

イオンマルシェ株式会社

イオンリテール株式会社
商業施設面積 18,472 m²[6]
中核店舗 イオンスタイル狭山
ヤマダデンキ Tecc LIFE SELECT 狭山店
店舗数 4
営業時間 イオンスタイル:8:00 - 22:00 [注 2]
ヤマダデンキ:10:00 - 21:00
駐車台数 1350台
前身 カルフール狭山

イオン狭山店
外部リンク イオンスタイル狭山
 
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カルフールの日本における4号店・「カルフール狭山」として2002年(平成14年)10月16日に開設された店舗である[10]

建物は地上3階建てで、開業当初より直営売場を2階に置き、1階には専門店が入居していた。3階と屋上には立体駐車場が設けられている。

当初はCarrefour S.A.の日本法人であるカルフール・ジャパン株式会社が運営していたが、2005年(平成17年)3月10日にCarrefour S.A.がイオン株式会社に売却し、日本撤退及びイオンへの店舗譲渡が行われ、カルフール・ジャパン株式会社がイオンマルシェ株式会社に社名変更した。運営主体変更後も5年間「カルフール」の屋号は維持されていた。

2010年(平成22年)3月9日をもって、Carrefour S.A.との店舗名称使用ライセンス契約が期間満了により終了したため、3月10日より「イオン狭山店」に名称変更した。その後、同年12月1日にイオンマルシェのイオンリテールへの合併されたため、イオンリテールが運営している。

この経緯により、狭山市の約1km圏内にイオンリテールが運営する「イオン」名義の総合スーパーが2店舗併存する事となり、イオン武蔵狭山店の閉店までその状況が続いた。

そよら武蔵狭山の開業に先駆け、2023年(令和5年)6月に食料品・美容健康用品・子供用品に特化した店舗構成に改装され、店名も「イオンスタイル狭山」に変更。同月23日には店舗の大部分(1階の全フロアと2階の一部)に「ヤマダデンキ Tecc LIFE SELECT 狭山店」が開業[11]。Tecc LIFE SELECT業態がイオン店舗内に入居するのは、同じく旧カルフール店舗であったイオンスタイル尼崎(兵庫県尼崎市)内に出店したTecc LIFE SELECT尼崎店についで2例目となる[注 3]。改装に伴い、モーリーファンタジーとタカギフーズ以外の専門店は2023年(令和5年)1月末までに全て退店した。

これにより、そよら武蔵狭山とイオンスタイル武蔵狭山は「シニア向け」、イオンスタイル狭山は「ファミリー向け」として棲み分けし、両店舗の共存を図ることになった[2]

フロア構成

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フロア概要
R階 屋上駐車場
3階 立体駐車場
2階 イオンスタイル・ヤマダデンキ Tecc LIFE SELECT・専門店
1階 ヤマダデンキ Tecc LIFE SELECT

周辺

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アクセス

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脚注

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注釈

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  1. ^ 航空自衛隊では、各基地の給食で提供される鶏のから揚げを「空自空上げ(くうじからあげ)」とし、ご当地の特色ある「空上げ」を作る慣習がある[8][9]
  2. ^ キッズ売場は9:00 - 22:00、薬局は9:00 - 19:00
  3. ^ Tecc LIFE SELECT狭山店開業に当たり、狭山市内に所在していたテックランド狭山富士見店とテックランド狭山店を閉店させ、同店舗へと統合している[11]

出典

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  1. ^ a b c d e 埼玉県初!新都市型ショッピングセンター 9/26(火)「そよら武蔵狭山」グランドオープン”. イオンリテール株式会社 (2023年9月1日). 2024年3月28日閲覧。
  2. ^ a b c イオン/埼玉県初の新都市型SC「そよら武蔵狭山」来店目標年間220万人”. 流通ニュース (2023年9月26日). 2024年3月28日閲覧。
  3. ^ a b “ニチイ、狭山ショッピングデパートオープン”. 総合食品 1980年1月号 (総合食品研究所) (1980年1月).pp157
  4. ^ 『ショッピングセンター名鑑 1988年版』 日本ショッピングセンター協会、1988年12月27日。pp312
  5. ^ “ニチイ、「狭山サティ」開店 食品ゾーンを拡大”. 日本食糧新聞 (日本食糧新聞社). (1995年10月6日)
  6. ^ a b イオン武蔵狭山店、2020年2月29日閉店-旧・マイカル狭山サティ”. 都市商業研究所 (2019年12月4日). 2024年3月28日閲覧。
  7. ^ そよら武蔵狭山が開業 多頻度来店型で定着へ 自社競合を避け補完関係に”. 繊研新聞 (2023年9月28日). 2024年3月28日閲覧。
  8. ^ a b c イオン、埼玉県狭山市に「そよら武蔵狭山」9月26日開業 空自名物"空揚げ"も”. Impress Watch (2023年9月1日). 2024年3月28日閲覧。
  9. ^ 空自空揚げ”. 防衛省. 2024年3月29日閲覧。
  10. ^ “カルフール・ジャパン、4号店を狭山市に出店、売り場レイアウトは日本流に 日本食糧新聞(日本食糧新聞社) (2002年10月18日)
  11. ^ a b ヤマダが埼玉最大の店舗、狭山市にオープン”. 電波新聞 (2023年6月23日). 2024年3月28日閲覧。

外部リンク

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