せかいいちうつくしいぼくの村
せかいいちうつくしいぼくの村(せかいいちうつくしいぼくのむら)は小林豊による日本の絵本。
せかいいちうつくしいぼくの村 | |
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作者 | 小林豊 |
国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
ジャンル | 絵本 |
刊本情報 | |
出版元 | ポプラ社 |
出版年月日 | 1995年12月 |
受賞 | |
第43回産経児童出版文化賞フジテレビ賞 | |
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1995年(平成7年)に発表され、1996年(平成8年)に、第43回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞した[1]。おもに小学4年生の教科書によく作品が掲載されている。続編に「ぼくの村にサーカスがやってきた」と「せかいいちうつくしい村にかえる」がある。
あらすじ
編集話はアフガニスタンのパグマンという村の夏を舞台にしている。アフガニスタンでは、何年も民族同士による戦争や紛争が続いている。
物語の主人公ヤモは、アフガニスタンに住む小さな少年で、兄のハルーンは、兵隊になり戦争に行っている。なので、ハルーンの代わりに初めてお父さんとロバのポンパーと一緒に町へさくらんぼを売りに行く。ヤモは、さくらんぼを売る時に、少女や、足を無くした老人と出会う。その後、さくらんぼを売り上げると、チャイハナ(食堂)でお昼ご飯をたべる。偶然隣り合わせた知らないおじさんとお父さんが、南の方の戦いが心配だと話をし、兄の事が心配になる。そのご果物を売ったお金で、誰も持っていないような子羊(名前は、バファルー(春))を買い夕日に照らされながら村に戻る。しかし、冬になると、戦争で町は焼かれ今はもうない。
書誌情報
編集- 『せかいいちうつくしいぼくの村』(ポプラ社)1995年12月発行 ISBN 9784591041901
- 作・絵小林 豊
- ^ “産経児童出版文化賞過去の受賞作品 | いべさん”. www.eventsankei.jp. 2021年3月7日閲覧。