しまなみ誰そ彼』(しまなみたそがれ)は、鎌谷悠希による日本漫画。自分の性指向同性愛ゲイ)に気づいた青年を軸に、同性愛、差別、偏見、などについて、青春という複雑な心境を交えて描かれる、性と生と青春の物語。漫画雑誌『ヒバナ』(小学館)で2015年4月号(創刊号)から連載開始[1]。同誌が2017年9月号で刊行中止となってからは、小学館のウェブコミック配信サイト『裏サンデー』および漫画アプリ『マンガワン』に移籍[2]。2018年1月から5月まで連載された。

漫画:しまなみ誰そ彼
作者 鎌谷悠希
出版社 小学館
掲載誌 ヒバナ裏サンデー/ マンガワン
レーベル ビッグコミックス
発表期間 ヒバナ:2015年4月号 - 2017年9月号
裏サンデー/マンガワン:2018年1月 - 5月
巻数 全4巻
話数 全23話
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

あらすじ

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舞台は広島県尾道。要介は、クラスメイトに「ホモ動画」を観ているところを見られたのがきっかけで、自分の性指向が知られたのではないかと怯え、自殺を考える。そんな彼の前に突如あらわれた「誰かさん」と呼ばれる女性は、要介を「談話室」へと誘う。そこには、レズビアンである大地さんなど、様々な悩みを抱えた人たちがおり、彼女たちと話をすることで、次第に心の苦しみを癒していく。

登場人物

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要介(かなめたすく)
本作の主人公。島波高校に通う学生。卓球部員。自分がゲイであると気づき、悩み苦しむ。好きな相手はバレー部の椿君。
誰かさん
『談話室』の住人。女性。「何でも話して。聞かないけど。」と言い、様々な悩みを聞いている。
橘(たちばな)
たすくの卓球部の友達。
大地春子(だいちはるこ)
談話室のメンバー。NPO法人空き家再生『猫集会』の代表。レズビアン。パートナーは早輝。
早輝(さき)
談話室のメンバー。レズビアン。パートナーは春子。
内海(うつみ)
談話室のメンバー。NPO法人空き家再生猫集会のスタッフ。
チャイコさん
談話室のメンバー。たすくにチャイコフスキーの曲(交響曲第一番『冬の日の幻想』など)をプレゼントする。

書誌情報

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  • 鎌谷悠希『しまなみ誰そ彼』小学館ビッグコミックス〉、全4巻
    1. 2015年12月11日発売、ISBN 978-4-09-187419-1
    2. 2016年10月12日発売、ISBN 978-4-09-189276-8
    3. 2017年11月15日発売、ISBN 978-4-09-189740-4
    4. 2018年7月19日発売、ISBN 978-4-09-860040-3

脚注

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外部リンク

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