さらばバルデス
『さらばバルデス』(米題:Chino,伊題:Valdez, il mezzosangue)は、1973年に公開されたイタリアの映画。
さらばバルデス | |
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Valdez, il mezzosangue Chino | |
監督 | ジョン・スタージェス |
脚本 |
ジョン・スタージェス クレア・ハフェーカー |
原作 | リー・ホフマン |
製作 |
ディノ・デ・ラウレンティス ドゥイリオ・コレッティ ジョン・スタージェス |
出演者 | チャールズ・ブロンソン |
音楽 |
グイド・デ・アンジェリス マウリツィオ・デ・アンジェリス |
撮影 | アルマンド・ナンヌッツィ |
編集 |
ルイス・アルヴァレズ ヴァニオ・ アミーチ |
配給 | 日本ヘラルド映画 |
公開 |
1973年9月14日[1] 1974年1月10日[1] 1974年5月[2] |
上映時間 | 98分 |
製作国 |
イタリア フランス スペイン |
言語 | 英語 |
ストーリー
編集少年ジェイミーは旅の途中、チノ・バルデスという人物の家に泊まらせてもらうことにする。
翌朝、一緒に馬を売りに町に行くことになるが、インディアンと白人の混血であるチノは町のカウボーイたちから嫌われ、喧嘩を売られるが地主のマラルが仲裁する。牧場に帰ると、チノはジェイミーに出発しろというが、ジェイミーは置いてくれるように頼み、放牧をしながら暮らしていくことになった。ある日、マラルが設置した鉄線で馬がのどを切ってしまう。そのことを抗議しに行くと、妹のキャサリンが牧場の馬をみせてほしいという。牧場に来た彼女に、チノは厳しく接するが、2人は次第に惹かれあっていく。しかし、マラルはそのことに気づき、チノに対し金輪際妹に近づくなと脅す。
ジェイミーとチノは、チノの友人であるインディアンの酋長リトル・ベアに会いに行く。2人は町に帰り、チノはキャサリンにプロポーズする。直後、マラルの部下が彼に襲いかかってきたが、保安官に制止される。教会でチノを待っていたキャサリンは、マラルに強制的に家に連れ戻される。チノが教会に来ると、マラルが待ち伏せして鞭で何度も打たれる。ジェイミーは気を失ったチノを連れ、リトル・ベアのもとに行く。チノは意識が戻り、2人は家に帰る。馬の鳴き声が聞こえ外に出ると、マラルの部下によって仔馬が殺されているのを発見する。さらに、マラルたちはチノを殺しにやってくる。マラルの部下を倒していたチノだったが、自分の牧場の馬を逃がし始めた。そして、彼は町を出ていくというと、マラルは部下を止める。その後、チノは馬をジェイミーに託すと、家に火を放ち町を去っていった。
キャスト
編集役名 | 俳優 | 日本語吹替 | |
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テレビ朝日版 | |||
チノ・バルデス | チャールズ・ブロンソン | 大塚周夫 | |
ジェイミー・ワグナー | ヴィンセント・ヴァン・パタン | 鹿沼政仁 | |
マラル | マルセル・ボズフィ | 羽佐間道夫 | |
キャサリン | ジル・アイアランド | 平井道子 | |
クルス | ファウスト・トッツィ | 増岡弘 | |
保安官 | エットーレ・マニ | ||
不明 その他 |
西村淳二 糸博 宮内幸平 森功至 有馬瑞子 平林聖子 千田光男 | ||
演出 | 山田悦司 | ||
翻訳 | 宇津木道子 | ||
効果 | 赤塚不二夫 | ||
調整 | 山田太平 | ||
制作 | ザック・プロモーション | ||
解説 | 淀川長治 | ||
初回放送 | 1979年5月20日 『日曜洋画劇場』 |
※日本語吹替はBD収録
スタッフ
編集- 監督:ジョン・スタージェス
- 製作:ディノ・デ・ラウレンティス、ドゥイリオ・コレッティ、ジョン・スタージェス
- 脚本:ジョン・スタージェス、クレア・ハフェーカー
- 原作:リー・ホフマン
- 撮影:アルマンド・ナンヌッツィ
- 音楽:グイド・デ・アンジェリス、マウリツィオ・デ・アンジェリス
- 編集:ルイス・アルヴァレズ、ヴァニオ・ アミーチ