さつま号 (八代 - 川内線)

さつま号(八代 - 川内線)とは、かつて熊本県八代市から鹿児島県川内市(現在の薩摩川内市)とを結んでいた快速バスである。

概要

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快速「さつま」号は1966年(昭和41年)5月1日から1975年(昭和50年)まで運行されていた快速バスで、開設当初4往復運行されていた[1]。県外路線にもかかわらず快速の名称が使われ、丸いヘッドマーク[2]も作られていた。所要時間は片道3時間10分だった。将来的には、熊本~鹿児島間直通を目指したのであろうが、時間的な問題等もあり、八代市と川内市(現薩摩川内市)をという区間になったと思われる[3]。しかし、国鉄[4]との競合であったため、当初より乗客も少なく、10年足らずで廃止された。

運行会社

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停車していた停留所

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八代産交 - 総合病院 - 中塩屋 - 出町 - 八代駅前 - 日奈久温泉前 - 田浦駅前 - 佐敷 - 湯浦温泉前 - 津奈木役場前 - 旭町 - 水俣駅前 - 百間港 - 袋校下 - 米ノ津駅前 - 出水駅前 - 出水バスセンター - 高尾野駅前 - 阿久根駅前 - 阿久根港入口 - 西方駅前 - 川内バスセンター - 向田 - 川内駅前

脚注

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  1. ^ 廃止前は2往復
  2. ^ 丸に十の字の薩摩藩の紋所をモチーフにしたもの
  3. ^ 熊本~鹿児島間をバスで移動する場合においては、熊本~八代間〈快速「しらぬい号」〉と、川内~鹿児島間の普通バス〈林田バス運行〉とを乗り継いで利用すれば、約6時間ほどで行けるようにはなっていた。のちに高速道路網の整備によって1990年代より熊本~鹿児島間を約3時間で結ぶ「きりしま号」が運行されるようになる。
  4. ^ 現在のJR九州。のちにこの区間は肥薩おれんじ鉄道路線。

関連事項

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