おひさま (雑誌)
雑誌
『おひさま』は、小学館がかつて発行していた幼児雑誌。
1994年に『幼稚園』の増刊号として創刊され[1]、1995年に独立創刊された[2]。なお、1974年から1976年まで『小学館の幼児えほん→小学館の幼児絵本→幼児の知能絵本』から改題したうえで同名の誌名で発行していた時期もあった[3]。
概要
編集親から子への読み聞かせを奨励し、内容も読み聞かせに特化したものとなっていた。
「おひさま大賞」を主催し、新人によるオリジナルで未発表の絵本・童話作品を募集していた。第12回の審査員は角野栄子、荒井良二、有賀忍、寮美千子が担当した。
また、公式サイトの一コーナー「にこにこげきじょう」では、著名な声優による、おひさまに掲載された作品の読み聞かせを観賞できた。
独立創刊当初は月刊で、2010年に隔月刊化され、2018年1月15日発売の同年2・3月号を以って休刊した[4]。
連載された作品
編集- ファンファン・ファーマシィー(作:柏葉幸子、絵:荒木慎司)1995年4月号 - 1999年5月号[5]
- スージーちゃんとマービー(さべあのま)1995年4月号 - 2002年2月号[6]
- アコちゃんシリーズ(作:角野栄子、絵:黒井健)1995年4月号 - 2003年3月号
- へんてこライオン(長新太)1995年4月号 - 2004年3月号[7]
- ちびねこ(大島弓子)1995年4月号 - 2006年12月号
- ミラクルクレヨンのクレヨンまる(有賀忍)1996年1月号 - 2010年6・7月号[8]
- はれときどきこぶた(矢玉四郎)1997年10月号 - 1998年3月号
- センシュちゃんとウオットちゃん(工藤ノリコ)2000年1月号 - 2015年2・3月号
- フンガくん(国松エリカ)2001年1月号 - 2017年8・9月号
- やったねコリンくん(作:ジェーン・カブレラ、訳:くどうなおこ)2002年4月号 - 2006年12月号
- こねこのきょうだい グルグルとゴロゴロ(江川智穂)2003年4月号 - 2010年12・2011年1月号
- いいないいなこのおうち(軽部武宏)2003年10月号 - 2010年12・2011年1月号
- くいしんぼうのぱくちゃんのおはなし ぱくっ(せきゆうこ)2004年4月号 - 2017年2・3月号
- くろくまくん(松澤由佳)2005年4月号 - 2010年2月号
- パンやのろくちゃん(長谷川義史)2005年9月号 - 2017年4・5月号
- ブーブーのりもくん(軽部武宏)2007年1月号 - 2008年7月号
- チェブラーシカ(作:エドゥアルド・ウスペンスキー、文:やまちかずひろ)2007年8月号 - 2018年2・3月号
- つぎのかたどうぞ(飯野和好)2010年4・5月号 - 2013年2・3月号
この節の加筆が望まれています。 |
脚注
編集- ^ おひさま (小学館): 1994|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
- ^ おひさま (小学館): 1995|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
- ^ おひさま (小学館): 1974|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
- ^ 読み聞かせ絵本雑誌「おひさま」が休刊へ 「出版と書店を取り巻く環境の変化」理由に-芸能-スポーツニッポン公式サイト「スポニチアネックス」(2017年10月3日記事、同年10月21日閲覧)
- ^ 東映アニメーション制作でテレビアニメ化・テレビ朝日系『アニメ週刊DX!みいファぷー』内
- ^ XEBEC制作でテレビアニメ化・NHK Eテレ『天才てれびくん』内
- ^ 2004年11月号以降は傑作選として不定期に連載された。
- ^ 小学館プロダクション制作でテレビアニメ化・テレビ東京系『のりものスタジオ』内