いろは丸賞
いろは丸賞(いろはまるしょう)は福山市競馬事務局が福山競馬場のダート1250mで施行していた地方競馬の重賞競走(平地競走)である。競走名は伊予国大洲藩(現在の愛媛県大洲市)が所有していた蒸気船「いろは丸」に由来する。
いろは丸賞 | |
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競馬場 | 福山競馬場 |
創設 | 2012年2月12日 |
2013年の情報 | |
距離 | ダート1250m |
格付け | 重賞 |
賞金 |
1着賞金60万円[1] |
出走条件 | サラブレッド系4歳以上オープン・中国・四国所属[1] |
負担重量 | 別定重量 |
概要
編集2009年に福山競馬場のダート1600mのサラブレッド系4歳以上の中国所属馬限定の特別競走「いろは丸特別」として施行されたのが始まりで、この年から高知競馬場で行われるダートグレード競走「黒船賞」へのトライアル競走として位置付けられ、1着馬のみ黒船賞への優先出走権が与えられる。
2010年から近畿・中国・四国地区交流競走として施行、2011年に施行距離をダート1250mに変更、そして2012年に福山競馬場のダート1250mのサラブレッド系4歳以上の近畿・中国・四国所属馬の重賞競走「いろは丸賞」として格上げする形で創設された。
負担重量は2009年のみ規定重量、2010年からは別定重量である。
2012年度の賞金総額は81万円で、1着賞金60万円、2着賞金12万円、3着賞金6万円、4着賞金3万円と定められている。
歴史
編集- 2009年 - 福山競馬場のダート1600mのサラブレッド系4歳以上の中国所属馬限定の規定重量の特別競走「いろは丸特別」として施行。
- 2010年
- この年から近畿・中国・四国地区交流競走として施行され、出走条件を「サラブレッド系4歳以上の近畿・中国・四国所属馬」に変更。
- 負担重量を「規定重量」から「別定重量」に変更。
- 2011年
- 施行距離を現在のダート1250mに変更。
- 福山のシルクウィザードがコースレコード1:19.1で優勝。
- 2012年
- 重賞競走に格上げ。
- 名称を現在の「いろは丸賞」に変更。
- 福山のカゼノコウテイと高知のマルハチゲティが2着同着。
- 2013年
- 中国・四国地区交流競走として施行。
歴代優勝馬
編集回数 | 施行日 | 優勝馬 | 性齢 | 所属 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 | 馬主 |
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第1回 | 2012年2月12日 | エーシンエフダンズ | 牡8 | 園田 | 1:21.0 | 川原正一 | 橋本忠男 | 平井豊光 |
第2回 | 2013年2月10日 | ダイワシークレット | 牡8 | 福山 | 1:20.6 | 岡崎準 | 黒川幹生 | 寺島弘 |
※重賞競走として施行された2012年以降とする。
各回競走結果の出典
編集関連項目
編集- 黒船賞
- 黒潮スプリンターズカップ - 同じく、黒船賞へのトライアル競走。
出典・脚注
編集外部リンク
編集- いろは丸賞(福山)歴代勝ち馬 - おうまのアイコン wire-to-wire