M53 155mm自走砲
アメリカ合衆国の自走砲
M53 155mm自走砲(M53 155mm Self-Propelled Gun)は、アメリカ合衆国の自走砲。155mm砲としてM48カノン砲を採用したため、M53 155mm自走カノン砲とされる場合もある。
M53 155mm自走砲(1979年) | |
性能諸元 | |
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重量 | 100,000ポンド (45 t)[1][1] |
懸架方式 | トーションバー |
速度 | 35マイル毎時 (56 km/h)[1] |
行動距離 | 150マイル (240 km)[1] |
主砲 | 155mmカノン砲M48 x1 |
副武装 | 12.7mm機関銃M2 x1 |
装甲 | 25mm[1] |
エンジン |
コンチネンタル AV-1790-5B 4ストローク水平対向6気筒ガソリン 810馬力/2,800rpm |
乗員 | 6名[1] |
パットン戦車(M46、M47、M48)のコンポーネントを台車に用い、ゼネラルモーターズによって1952年より生産された。台車は前後を逆に用いたため、内部構造は逆向きに変更されている。
アメリカ海兵隊によりベトナム戦争で運用され、後にM109 155mm自走榴弾砲により更新された[1]。NATO加盟国にも輸出されている。
関連項目
編集- M55 203mm自走榴弾砲:同時期に同じくパットン戦車を台車に用いて製造された自走砲。