FIRST®︎ LEGO®︎ League(FLL)(ファースト レゴ リーグ)は、米国のNPO法人・非営利団体FIRST(For Inspiration and Recognition of Science and Technology)英語版が主催する、小・中学生(米国とカナダでは9-14歳、その他の地域では9-16歳)を対象とした、世界最大のSTEMの教育プログラム、競技会。[1]

FIRST LEGO League
今シーズン・大会:
現在進行のスポーツイベント SUBMERGED(2024-2025)
競技STEM
創立1998年
会長ローレンス・コーエン
モットー"More Than Robots"
参加チーム38,609チーム(2019-2020)
107カ国(2018-2019)
テレビ局NASA TV
関連大会FIRST Robotics Competition
FIRST Tech Challenge
FIRST Lego League Explore
創立者ディーン・ケーメン
公式サイトwww.firstlegoleague.org

日本国内では2004年より開催され、NPO法人青少年科学技術振興会(FIRST JAPAN)[2]が運営する。

FLLでは、FIRSTのコアバリューに基づき、テーマに応じた社会問題研究・解決プロジェクトや、自律型ロボットの設計・製作・プログラミングを通したロボット競技に挑戦する。参加者はこれらの活動を通し、STEM(科学、技術、工学、数学)概念の習得に加え、批判的思考やチームビルディング、さらにプレゼンテーションのスキル等の開発を行うほか、Gracious Professionalism®を理解し実践する。

従来は9~16歳を対象としたFLLと6~10歳を対象としたFLL Jr.の2大会が開催されていたが、2019-2020シーズンより大会の再編が行われ、現在はFLL Discover、FLL Explore、FLL Challengeの3プログラムが開催されている。本ページでは主に、9~16歳を対象としたプログラムであるFIRST LEGO League Challenge(旧称:FIRST LEGO League)について扱う。

コアバリュー[3]

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FLLでは、FIRSTのコアバリューをプログラムの礎石と位置付けている。このコアバリューは、類似する他のプログラムと区別する基本的な要素とされ、コアバリューの実践を通し、友好的な競争と相互利益が異なる目標ではないこと、そして互いに助け合うことがチームワークの基礎であることを学ぶ。

Discovery: We explore new skills and ideas.(発見:私たちは新しいスキルとアイデアを探求します。)

Innovation: We use creativity and persistence to solve problems.(イノベーション:私たちは、問題を解決するために想像力を使い粘り強く続けます。)

Impact:  We apply what we learn to improve our world.(影響:私達は学んだことを生かし、世界をより良くします。)

Inclusion: We respect each other and embrace our differences.(包含:私達はお互いに敬意を払い、違いを認め合います。)

Teamwork: We are stronger when we work together.(チームワーク:私達は一緒に活動することでより強くなります。)

Fun: We enjoy and celebrate what we do!(楽しむ:私達は活動を楽しみ、称え合います!)

競技概要

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毎シーズン、FIRSTから現実社会における科学的トピックに基づいたチャレンジ(テーマ)が発表される。10名以下のメンバーから構成されるチームはチャレンジに基づき、各大会までの期間で「コアバリュー」の実践をしながら、「ロボット競技」「プロジェクト」に挑戦する。大会ではこの3つの項目について、1つのロボット競技、3つの審査セッション(プレゼンテーション等による審査)の4種目で競技する。各種目はそれぞれ25%の配分として等しく扱われ、各種目の順位を総合して総合順位が決定される[4]

過去のチャレンジとデータ
シーズン チャレンジ 競技人口 参加チーム数
1999-2000 First Contact 9,500 960
2000-2001 Volcanic Panic 15,000 1,540
2001-2002 Arctic Impact 18,500 1,902
2002-2003 City Sights 27,009 3,001
2003-2004 Mission Mars 42,000 4,331
2004-2005 No Limits 50,000 5,859
2005-2006 Ocean Odyssey 60,000 7,501
2006-2007 Nano Quest 90,000 8,847
2007-2008 Power Puzzle 109,410 10,941
2008-2009[5] Climate Connections 137,000+ 13,705
2009-2010[6] Smart Move 147,000+ 14,725
2010-2011[7] Body Forward 167,000+ 16,762
2011-2012[8] Food Factor 183,000 18,323
2012-2013[9] Senior Solutions 204,000 20,430
2013-2014[10] Nature’s Fury 237,000 23,748
2014-2015[11] World Class 210,000 26,044
2015-2016[12] Trash Trek 232,000+ 29,034
2016-2017[13] Animal Allies 248,000 31,079
2017-2018[14] Hydro Dynamics 280,000 35,033
2018-2019[15] Into Orbit 281,120 35,140
2019-2020[16] City Shaper - 38,609
2020-2021[17] RePLAY 120,144 -
2021-2022[18] CARGO CONNECT 225,300+ -
2022-2023 SUPERPOWERED[19] - -
2023-2024 MASTERPIECE - -
2024-2025 SUBMERGED - -

ロボットゲーム

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2分30秒の競技時間でミッションをクリアし得点を競う。 シーズンの初頭、参加登録を行ったチームに、主催者から競技のキットが配送される。キットには、競技フィールドのマットであるフィールドマット、フィールド上のミッションモデルを構成するレゴのパーツ(以上を総称してチャレンジセット (旧称:フィールドセットアップキット))、組み立て説明書等が含まれる。また、フィールドマット上の各モデルについて課題をクリアするミッションのリストが与えられる。ミッションの一例として、あるモデルから部品を回収し、指定された他のモデルの中に移動させるといった作業が挙げらる。各ミッションはそれぞれ、シーズンのチャレンジ(テーマ)に基づくストーリーをもち,テーマに関する問題の解決やそのための技術等がモデル化されている。

ロボットは外部からの操作を受けず、自律的に制御されなければならない。この条件のもとで、チームはミッションを完了する方法や戦略を自由に決めることができる。競技時間は2分30秒であり、この時間内にミッションをクリアする競技がロボットゲームと呼ばれる。各チームは、シーズン開始から大会までの期間に、チャレンジを分析し、与えられたミッションをクリアするためのロボットやプログラムを設計・構築する。コントローラやモータ、センサ等の電子部品に関しては、LEGO エデュケーション SPIKE プライムMINDSTORMSのみの使用が許され、非電子部品については全てのレゴ製品の利用が認められている[20]

大会ではロボットゲームが各チーム3ラウンドずつ行われる。3ラウンドのうち最高得点がチームのスコアとして記録され、スコアが高い順に順位を競う。

コアバリュー

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コアバリューは、シーズンを通したすべての活動において、チームがFIRSTのコアバリューをどのように発揮し協働するかについて決定できるように設計されている。チームはコアバリューの価値をどのように体現するかについて話し合うことが求められる。 大会における評価としては、3分間のコアバリューの審査セッションに加え、ロボットゲームや審査セッションを含むすべての活動を通じた評価がなされる[21]。審査セッションでは、新しい課題に直面した際にどのようにチームとして協力するかについて確認するために、審査セッション内で与えられた課題に取り組むことが要求される場合もある。

イノベーションプロジェクト

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チームはシーズンを通してプロジェクトに取り組む。シーズンのテーマに関する問題について調査・明確化し、問題に対する革新的な解決策を考案する。その上で解決策について専門家や当事者と共有し実現可能性を立証することなどが求められる。大会での評価としては審査セッションが行われ,チームは5分間のプレゼンテーションと質疑応答を行う[4]

ロボットデザイン

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チームはロボットの機械設計、プログラミング、戦略と革新性を示す。大会での評価としては審査セッションが行われ,上記の項目について、5分間のプレゼンテーションと質疑応答を行う[4]

国内大会

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予選大会

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例年12月中旬に開催され、上位チームは日本大会への出場権を獲得する。東京、大阪、名古屋、福岡など、参加チーム数に応じて各地で開催される。

日本大会

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例年2月中旬に東京都(東京大学本郷キャンパス)で開催され、世界大会へ出場する日本代表チームが決まる大会。各地方大会を勝ち抜いた上位チームに出場権が与えられる。チャンピオン賞、トータルプレゼンテーション賞、ロボットパフォーマンス賞、石田晴久先生賞等、複数の賞が授与される。

過去の日本大会の成績(〜2008-2009シーズン)
シーズン ディレクターズ賞 ロボットパフォーマンス賞 トータルプレゼンテーション賞
2004-2005[22] 青葉台A 青葉台A
2005-2006[23]

SAP Eleven
SAP Light Birds

SAP Edisons 奈良教育大学附属中学校
2006-2007[24]

奈良教育大学附属中学校
ithinkplus robotics
Edisons
Masterminds

奈良教育大学附属中学校 Edisons
2007-2008[25]

奈良教育大附属中学校
帰ってきた九州の侍

Eleven ithinkplus Alpha
過去の日本大会の成績(2008-2009シーズン〜)
シーズン チャンピオン賞

総合優勝

チャンピオン賞

総合2位

チャンピオン賞

総合3位

ロボットパフォーマンス賞 トータルプレゼンテーション賞 石田晴久先生賞
2008-2009 Edisons 奈良教育大学附属中学校 SAPEdisons TOIN ROBOTICS Zero
2009-2010 Universal Serial Bus SAP Edisons T字路を直進せよ SAP Edisons SAP ピラメキ☆セブン
2010-2011 Universal Serial Bus FIRST FUJISAN Falcons SAP Edisons 奈良教育大学附属中学校
2011-2012 Falcons T字路を直進せよ FIRST FUJISAN Falcons Universal Serial Bus FICTIONS
2012-2013 Falcons FIRST FUJISAN FICTIONS Falcons Tokyo Lego Team ムサシコスギがこんなに強いわけがない
2013-2014[26] 奈良教育大学附属中α TRY☆SKY 奈良教育大学附属中β 奈良教育大学附属中α 奈良教育大学附属中β ブルースター
2014-2015 FIRST FUJISAN Climbers fabulous party Climbers 帝塚山α からくり人形
2015-2016 Universal Serial Bus FIRST FUJISAN Challenge FIRST FUJISAN Quest Universal Serial Bus FIRST FUJISAN Challenge 帝塚山α
2016-2017 Tokyo Lego Team FIRST FUJISAN ROAR Over clock Tokyo Lego Team FIRST FUJISAN ROAR Friends Fab
2017-2018 FIRST FUJISAN Otemon Space Challenger 3πr.inc Otemon Space Challenger

3πr.inc[27]

FIRST FUJISAN FUJ7
2018-2019 FIRST FUJISAN+ North Japan Friends Fab FIRST FUJISAN+ FIRST FUJISAN+ TEAM NARIOKA Ⅱ
2019-2020 FIRST FUJISAN Truss RS7 Friends Fab RS7 FIRST FUJISAN Truss ビッグベアー
2020-2021[28] FIRST FUJISAN Jump GKA Dream Builders RS FIRST FUJISAN Jump BIG BEAR
2021-2022[28] 今、鎌倉。 FIRST FUJISAN Wing 奈良教育大学附属中学校Shine 今、鎌倉。 Light Side Robotics
2022-2023 FIRST FUJISAN Infinity Light Side Robotics RS tezukayama-ACE 近高ハナミヤ
2023-

2024

Last Higashiyamars Yukikaze Tech Utari TSKY Last Higashiyamars ブルーデージー

国際大会

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FLLの国際大会は、例年複数カ国で開催される。うち、World Festival、Open ChampionshipはFLLのトップコンペティションとされる。

FLL World Festival[29]

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2018年よりWorld Festivalの会場のひとつとなったフォード・フィールド

FLL World Festivalは、FIRSTが主催・運営する唯一の大会で、各国・地域のチャンピオンチームが集う、最高峰のトップコンペティション。FIRST Championshipのひとつとして例年4月に開催され、同会場ではFRC、FTC、FLL Exploreのトップコンペティションも同時に行われる。FIRST Championshipの開催期間には、70カ国以上から4大会の参加者を含む7万人以上の関係者らが訪れる。

米国の都市で開催され、2010年まではアトランタジョージア州)のジョージア・ドームにて、2011年から2016年まではセントルイスミズーリ州)のエドワード・ジョーンズ・ドームなどで開催された。大会規模の拡大に伴い、2017年以降は2都市で開催され、2019年まではヒューストンテキサス州)のジョージ・R・ブラウン・コンベンション・センターとミニッツメイド・パーク、デトロイトミシガン州)のコボ・センターとフォード・フィールドにおいて開催された。2022年以降は、ヒューストンテキサス州)のジョージ・R・ブラウン・コンベンション・センターの1都市にて開催されている。2027年まで同会場で開催されることが発表されている[30]


開催都市一覧/日本チームの成績
開催年 大会 日本チームの成績
開催都市 日程 チーム 順位
2004   アトランタジョージア州 不明
2005   アトランタジョージア州 不明
2006   アトランタジョージア州 4月26日〜29日 SAP Edisons 不明 Teamwork Award -
2007   アトランタジョージア州 不明 奈良教育大学附属中学校 不明 - -
ithinkplus robotics 不明 - -
2008   アトランタジョージア州 不明 Eleven 不明 - -
2009   アトランタジョージア州 4月15日〜18日 Edisons 不明 - -
2010   アトランタジョージア州 不明 Universal Serial Bus 不明 - -
2011   セントルイスミズーリ州 不明 Universal Serial Bus 不明 - -
2012   セントルイスミズーリ州 4月25日〜28日 Falcons 15650 Champion's Award[31] 1位
Robot Performance Award 2位
2013   セントルイスミズーリ州 4月24日〜27日 Falcons 15650 Mechanical Design Award 2位
2014   セントルイスミズーリ州 4月23日〜26日 奈良教育大学附属中学校 不明 - -
2015   セントルイスミズーリ州 4月22日〜25日 FIRST FUJISAN 22950 Robot Strategy & Innovation Award[32] 1位
2016   セントルイスミズーリ州 4月27日〜30日 Universal Serial Bus 不明 - -
2017   セントルイスミズーリ州 4月26日〜29日 Tokyo Lego Team 不明 Teamwork Award 2位
  ヒューストンテキサス州 4月19日〜22日
2018   ヒューストンテキサス州 4月18日〜21日
  デトロイトミシガン州 4月25日〜28日 FIRST FUJISAN 37289 Champion's Award[33] 2位
2019   ヒューストンテキサス州 4月17日〜20日
  デトロイトミシガン州 4月24日〜27日 FIRST FUJISAN 不明 - -
2020   ヒューストンテキサス州 4月15日〜18日[34]
  デトロイトミシガン州 4月29日〜5月3日[34]
2021   ヒューストンテキサス州 開催中止[34]
  デトロイトミシガン州 開催中止[34]
2022   ヒューストンテキサス州 4月20日〜23日 FIRST FUJISAN 55442 Champion's Award[35] 2位
2023   ヒューストンテキサス州 4月19日〜22日 FIRST FUJISAN 不明 - -
2024   ヒューストンテキサス州 4月17日〜20日 Last Higashiyamars 不明 Robot Design Award Finalists

FLL Open Championship

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2006年から2017年まで毎年開催された、World Festivalに次ぐFLLのトップコンペティション。Open European Championship(OEC)の名称でヨーロッパ諸国を中心に開催された。ヨーロッパ圏外で開催されたのは、2008年の東京大会(Open Asian Championship)、2015年のヨハネスブルグ大会(Open Africa Championship)のみ。2017年のオーフス大会を最後にOpen Championshipの名称は変更され、FLLのトップコンペティションはWorld Festivalに一本化されている。

開催都市一覧/日本チームの成績
開催年 大会 日本チームの成績
開催都市 日程 出場 区分 チーム 順位
チーム
2006   アイントホーフェンオランダ 5月6日〜7日 27 84 OEC
2007   ボードーノルウェー 5月16日〜21日 26 66 OEC Edisons Champion's Award 2位
Presentation Award 2位
2008   東京日本 4月27日〜29日 25 58 OAC[36] 奈良教育大学附属中 Robot Dependability Award -
2009   コペンハーゲンデンマーク 5月1日〜3日 29 55 OEC
2010   イスタンブールトルコ 6月2日〜3日 不明 56 OEC TOIN ROBOTICS Jr. Programming Award -
2011   デルフトオランダ 6月2日〜4日 不明 67 OEC
2012   マンハイムドイツ 6月6日〜9日 35+ 67 OEC T字路を直進せよ Robot Game Award 2位
2013   パーダーボルンドイツ 5月7日〜10日 35+ 54 OEC FIRST FUJISAN Project Best Research Award 1位
2014   パンプローナスペイン 5月28日〜31日 41 95 OEC TRY☆SKY Gracious Professionalism Award -
2015   ヨハネスブルグ南アフリカ共和国 5月5日〜7日 不明 不明 OAC[37] FIRST FUJISAN Robot Strategy & Innovation Award 1位
2016   テネリフェスペイン 5月4日〜7日 40 89 OEC 帝塚山α Entrepreneurship Award 3位
2017   オーフスデンマーク 5月25日〜28日 50 118 OEC FIRST FUJISAN Robot Strategy & Innovation Award 1位

その他の国際大会

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開催都市一覧
開催年 開催都市 日程 出場 大会名 日本チームの成績
チーム チーム
2008   ミネアポリス(米・ミネソタ州 5月1日〜3日 不明 不明 International Open
2009   デイトン(米・オハイオ州 5月7日〜9日 不明 60 United States Open
2010   高雄台湾 5月6日〜8日 24 64 Open International Championship
2011   カールスバッド(米・カリフォルニア州 3月21日〜22日 不明 76 North American Open
2012   フロリダ(米・フロリダ州 5月3日〜6日 不明 不明 World indevitational Open FICTIONS Gracious Professionalism Award 1st Place
2012   カールスバッド(米・カリフォルニア州 5月18日〜20日 不明 不明 North American Open
2013   シドニーオーストラリア 7月4日〜6日 12 30 Asia Pacific Open Invitational FICTIONS People's Choice
2014   トロントカナダ 6月4日〜7日 不明 72 International Open Canada Bw2 Most Artistic Booth Award
2015   フェイエットビル(米・アーカンソー州 5月14日〜17日 不明 72 Razorback Open Invitational Climbers Robot Performance Award 1st Place
Robot Mechanical Design Award 1st Place
からくり人形 Participation Award
2015   シドニーオーストラリア 7月10日〜12日 不明 40+ Asia Pacific Open Invitational
2016   フェイエットビル(米・アーカンソー州 5月19日〜22日 不明 不明 Razorback Open Invitational TRY☆SKY Project Innovative Solution Award 3rd Place
2016   セブフィリピン 6月1日〜4日 不明 不明 Philippine Islands Invitational Tokyo Lego Team Programming Award
2016   シドニーオーストラリア 7月3日〜5日 不明 不明 Asia Pacific Open Invitational 侍7 Champion's Award 1st place
2017   フェイエットビル(米・アーカンソー州 5月18日〜21日 不明 不明 Razorback Open Invitational Otemon Space Challenger 不明
FIRST FUJISAN Project Innovative Solution Award 3rd Place
2017   カールスバッド(米・カリフォルニア州 5月19日〜21日 不明 不明 North American Open Over clock Gracious Professionalism Award 2nd Place
2017   バースイングランド 6月21日〜25日 不明 不明 International Open
2017   シドニーオーストラリア 7月6日〜9日 不明 不明 Asia Pacific Open Invitational
2018   デブレツェンハンガリー 5月16日〜19日 不明 不明 Open Invitational Central Europe
2018   フェイエットビル(米・アーカンソー州 5月17日〜20日 不明 不明 Razorback Open Invitational BWW Robot Performance Award 5th place
Robot Mechanical Design Award 2nd place
2018   カールスバッド(米・カリフォルニア州 5月18日〜20日 不明 不明 LEGOLAND California International Open Otemon Space Challenger Champion's Award 1st place
2018   タリンエストニア 6月6日〜8日 不明 不明 Estonia Open International
2018   シドニーオーストラリア 7月5日〜8日 不明 不明 Asia Pacific Open Invitational
2019   ビブロスレバノン 5月13日〜17日 35 72 Open International Lebanon Infinite Rockets Strategy & Innovation Award Champion
Fabulous Party Mechanical Design Award
2019   フェイエットビル(米・アーカンソー州 5月16日〜19日 - - Razorback Open Invitational
2019   カールスバッド(米・カリフォルニア州 5月17日〜19日 - - LEGOLAND California International Open BWW Robot Performance Award 1st place
2019   イズミルトルコ 5月22日〜25日 - - Open International Turkey
2019   モンテビデオウルグアイ 5月30日〜6月1日 - - Plan Ceibal International Open
2019   シドニーオーストラリア 7月4日〜7日 - - Asia Pacific Open Invitational YSFH Light Side Robotics Mechanical Design Award 2nd Place
2019   フェアモント(米・ウェストバージニア州 7月12日〜14日 - - Mountain State Open Invitational
2020   ピッツバーグ(米・ペンシルベニア州 4月18日〜19日 20 48 Virtual Open Invitational FIRST FUJISAN Robot Design Award 2nd place
2021   ピッツバーグ(米・ペンシルベニア州 6月12日〜20日 30 79 Virtual Open Invitational FIRST FUJISAN Champions Award Winner
2021   テッサロニキギリシャ 6月24日〜27日 117 200 Virtual Open Invitational Greece FIRST FUJISAN Engineering Excellence Award 1st Place
Robot Performance Award 4th Place
BIG BEAR Innovation Project Award 4th Place
2021   シドニーオーストラリア 7月23日〜25日 11 41 Asia Pacific Open Championships 2021 GKA Dream Builders Robot Design Award 2nd Place
2022   フェイエットビル(米・アーカンソー州 5月19日〜22日 - 80 Razorback Open Invitational Light Side Robotics Robot Performance Award 5th Place
2023   マラケシュモロッコ 5月18日〜21日 42 66 Morocco Open International 2023 Light Side Robotics Champion's Award 3rd Place
Robot Performance Award 2nd Place
Coach/Mentor Award
2023   フェイエットビル(米・アーカンソー州 5月18日〜21日 - 80 Razorback Open Invitational FIRST FUJISAN Robot Alliance Challenge 3rd Place
2023   シドニーオーストラリア 6月29日〜7月2日 - - Asia Pacific Open Championship TSKY Champions Award 2nd Place
2024   ボーデノルウェー 5月13日〜5月17日 - - Open European Championship Yukikaze Tech Utari Robot Design Award 3rd Place
2024   ロングビーチ(米・カリフォルニア州 5月31日〜6月2日 - - Western Edge Open
2024   ウースター(米・マサチューセッツ州 6月7日〜6月9日 - - WPI Open Invitational Tezukayama ACE Judges Award Winner
2024   デイトナビーチ(米・フロリダ州 6月19日〜6月23日 - - Florida Sunshine Invitational TSKY Champions Award 1st Place
Robot Performance Award 1st Place
2024   シドニーオーストラリア 7月4日〜6日 - - Asia Pacific Open Championship FIRST FUJISAN Engineering Excellence Award
RS Robot Alliance Challenge 1st Place
Motivate Award 1st Place


FLL Global Innovation Award[38]

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2010-2011年(Food Factor)シーズンからFIRSTが運営し、プロジェクトを通して革新的なソリューションを生み出したチームに与えられる賞。FLLに参加する全チームが受賞の対象で、各国・地域からノミネートされた「Innovative Solution」カテゴリにおけるトップチームのうち、20チームがセミファイナリストとして選出される。ロボット競技等とは分離して選考が進められるため、それらの成績は影響せず、革新的で優れたソリューションを生み出したチームが選出される。日本からは例年、日本大会においてイノベーションプロジェクト賞を受賞したチームがノミネートされる。

セミファイナリストは、例年6月にサンノーゼカリフォルニア州)において開催される、イノベーションに焦点を当てたワークショップや最終審査、表彰式を含むイベントに参加することができる。イベントでは、マーケティング、知的財産、プレゼンテーションをはじめとする、生涯にわたる思考スキルの指導や、各種リソースの提供など、ソリューションの推進に向けた各種プログラムが行われる。

優勝チームには2万ドル、次点チームには5千ドルの賞金が授与され、さらなるソシューションの発展が期待される。

関連プログラム

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FLL Discover 

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4歳~6歳を対象としたプログラム。2018-2019シーズンにパイロットプログラムとしてFLL Jr. Discovery Editionが展開され[39]、2019-2020シーズンより正式に導入された。幼児を対象にした、学びの習慣を育てるSTEMの導入プログラムとして位置付けられている。FLLのテーマについて思考を深め、レゴのインスパイアセットでモデルを作り、アイデアをスケッチをするといった活動を通し、チームワークや創造性、コミュニケーション能力を育てることを目的としている[40]

FLL Explore

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6歳~10歳を対象としたプログラム。2004~2005シーズンからパイロットプログラムが開始され、2007-2008シーズンに前身となるFLL Jr.が正式にローンチし、20019-2020シーズンよりFLL Exploreに再編・改称された。STEMを楽しく学ぶことをコンセプトに開催されている。チームは2~6人により構成され、テーマに沿ったプロジェクトを行う。プロジェクトについて説明するためにレゴのモデルをつくり、ポスターによるプレゼンテーションを行う。モデルにはLEGO エデュケーション SPIKE ベーシックWeDo 2.0を用いることができる[41]

脚注

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  1. ^ What is FIRST LEGO League? | FIRST LEGO League”. www.firstlegoleague.org. 2019年4月16日閲覧。
  2. ^ NPO法人青少年科学教育振興会 日本の科学技術の振興、学術・文化の振興、子どもの健全育成をサポートしていきます”. firstjapan.jp. 2019年4月16日閲覧。
  3. ^ Core Values” (英語). FIRST (2015年9月7日). 2019年4月16日閲覧。
  4. ^ a b c FLL Challenge 2023-2024”. firstjapan.jp. 2023年12月20日閲覧。
  5. ^ FIRST 2009 Annual Report” (英語). 2023年12月23日閲覧。
  6. ^ FIRST 2010 Annual Report” (英語). 2023年12月23日閲覧。
  7. ^ FIRST 2011 Annual Report” (英語). 2023年12月23日閲覧。
  8. ^ FIRST 2012 Annual Report” (英語). 2023年12月23日閲覧。
  9. ^ FIRST 2013 Annual Report” (英語). 2023年12月23日閲覧。
  10. ^ FIRST 2014 Annual Report” (英語). 2023年12月23日閲覧。
  11. ^ FIRST 2015 Annual Report” (英語). 2023年12月23日閲覧。
  12. ^ FIRST 2016 Annual Report” (英語). 2023年12月23日閲覧。
  13. ^ FIRST 2017 Annual Report” (英語). 2023年12月23日閲覧。
  14. ^ FIRST 2018 Annual Impact Report” (英語). 2023年12月23日閲覧。
  15. ^ FIRST 2019 Annual Impact Report” (英語). 2023年12月23日閲覧。
  16. ^ FIRST 2019 Annual Impact Report” (英語). 2023年12月23日閲覧。
  17. ^ FIRST 2020 Annual Impact Report” (英語). 2023年12月23日閲覧。
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  19. ^ 2022-2023 FIRST ENERGIZE presented by Qualcomm” (英語). info.firstinspires.org. 2022年4月24日閲覧。
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