34丁目-ペン・ステーション駅 (IRTブロードウェイ-7番街線)
34丁目-ペン・ステーション駅(34ちょうめ-ペン・ステーションえき、英: 34th Street–Penn Station)はニューヨーク市地下鉄IRTブロードウェイ-7番街線の急行停車駅である。34丁目と7番街の交差点にあり、1系統、2系統が終日、3系統が深夜を除き終日停車する。当駅で下車しペンシルベニア駅(ペン・ステーション駅)でロングアイランド鉄道(LIRR)およびニュージャージー・トランジット(NJトランジット)に、PATHの33丁目駅でPATHに乗り換えることができる。
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駅情報 | |||||||||
住所 |
West 34th Street & Seventh Avenue New York, NY 10001 | ||||||||
区 | マンハッタン区 | ||||||||
地区 | チェルシー | ||||||||
座標 | 北緯40度45分04秒 西経73度59分28秒 / 北緯40.751度 西経73.991度座標: 北緯40度45分04秒 西経73度59分28秒 / 北緯40.751度 西経73.991度 | ||||||||
ディビジョン | Aディビジョン(IRT) | ||||||||
路線 | IRTブロードウェイ-7番街線 | ||||||||
運行系統 |
1 (終日) 2 (終日) 3 (深夜帯以外) | ||||||||
接続 |
NYCTバス: M4, M7, M20, M34 / M34A SBS, Q32 MTAバス: BxM2, X17J, X22, X22A, X31 アムトラック、LIRR、NJトランジット ペン・ステーションにて乗換 | ||||||||
構造 | 地下駅 | ||||||||
ホーム数 |
相対式ホーム 2面(各駅停車) 島式ホーム 1面(急行) | ||||||||
線路数 | 4線 | ||||||||
その他の情報 | |||||||||
開業日 | 1917年6月3日[1] | ||||||||
バリアフリー設備 | |||||||||
利用状況 | |||||||||
乗客数 (2017) | 26,034,238[2]人 6.2% | ||||||||
順位 | 6位 | ||||||||
次の停車駅 | |||||||||
北側の隣駅 | タイムズ・スクエア-42丁目駅: 1 2 3 | ||||||||
南側の隣駅 |
28丁目駅 (各駅停車): 1 2 14丁目駅 (急行): 2 3 | ||||||||
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北側の隣駅 | タイムズ・スクエア-42丁目駅: 1 2 3 | ||||||||
南側の隣駅 | チェンバーズ・ストリート駅: 1 2 3 | ||||||||
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歴史
編集IRTブロードウェイ-7番街線の34丁目-ペン・ステーション駅は1917年6月3日に、当時マンハッタン区で主要な地下鉄であったインターボロー・ラピッド・トランジット(IRT、都市高速交通会社)の延伸区間(タイムズ・スクエア-42丁目駅 - サウス・フェリー駅間)の一部として開業した[1]。1年後の1918年7月1日にサウス・フェリー駅まで全通するまでの間、タイムズ・スクエア行きのシャトル列車が停車した[3]。これにより、ロウアー・ウエスト・サイドからグリニッジ・ヴィレッジやロウアー・マンハッタン西部などの近隣住区まで地下鉄が延伸された。
IRTブロードウェイ-7番街線のサウス・フェリー駅への延伸開業とIRTレキシントン・アベニュー線の北部への延伸開業に伴いIRTの路線網は完全に変化し、ロウアー・マンハッタン東部をアッパー・ウエスト・サイドと接続するS字から、平行に走るイーストサイド線とウェストサイド線の2路線を42丁目を通るシャトルが接続するH字となった[3][4]。
駅構造
編集G | 地上階 | 出入口 (34丁目南側、7番街西側にロングアイランド鉄道入口へのエレベーターがある。) |
P プラットホーム階 | ||
相対式ホーム、右側ドアが開く | ||
北行緩行線 | ← ヴァン・コートラント・パーク-242丁目駅行き(タイムズ・スクエア-42丁目駅) ← 深夜のみ:ウェイクフィールド-241丁目駅行き(タイムズ・スクエア-42丁目駅) | |
北行急行線 | ← ウェイクフィールド-241丁目駅行き(タイムズ・スクエア-42丁目駅) ← ハーレム-148丁目駅行き(タイムズ・スクエア-42丁目駅) | |
島式ホーム、左側ドアが開く | ||
南行急行線 | → フラットブッシュ・アベニュー駅行き(14丁目駅)→ → ニューロッツ・アベニュー駅行き(14丁目駅)→ | |
南行緩行線 | → サウス・フェリー駅行き(28丁目駅)→ → 深夜のみ:フラットブッシュ・アベニュー駅行き(28丁目駅)→ | |
相対式ホーム、右側ドアが開く | ||
M | - | ホーム間連絡通路 |
IND8番街線の34丁目-ペン・ステーション駅やIRTイースタン・パークウェイ線のアトランティック・アベニュー-バークレイズ・センター駅と同様に、当駅は相対式ホーム2面(各駅停車用)が中央の島式ホーム1面(急行列車用)をそれぞれ左右から挟む構造になっている。このようになっているのは利用者数の増加が予想されていたことや、北隣のタイムズ・スクエア-42丁目駅での乗換を促すためであるが[5]、この構造自体は対面乗り換えが可能な駅にみられるホーム配置である。
IND8番街線にも同名の駅があるが、連絡通路はないので乗換はできない。最寄りのIND8番街線との乗換駅はタイムズ・スクエア-42丁目駅であり、そこから連絡通路で42丁目-ポート・オーソリティ・バスターミナル駅に移動することになる。
利用者数
編集当駅はニューヨーク市地下鉄の中でも利用者数が最多クラスの駅の1つに位置づけられる。2013年にはメトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティーの統計で利用者数が27,730,331人を記録し、5番目に利用者数が多い地下鉄駅となった[6]。なおIND8番街線にある34丁目-ペン・ステーション駅の同年の利用者数は26,758,623人であり、6番目に利用者数が多い駅であった[6]。ブロードウェイ-7番街線がサウス・フェリー駅まで延伸開業する以前、当駅がシャトルの停車駅であった時の利用者数は現在よりかなり低く、開業1年後の乗客数はわずか78,121人と記録されていた[7]。
ギャラリー
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駅名標
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タブレット
脚注
編集- ^ a b New York Times, Three New Links of the Dual Subway System Opened, June 3, 1917, page 33
- ^ “Facts and Figures: Annual Subway Ridership 2013–2018”. メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ (July 18, 2019). July 18, 2019閲覧。
- ^ a b “Open new subway to regular traffic”. New York Times (1918年7月2日). 2015年8月13日閲覧。
- ^ “Open new subway lines to traffic; called a triumph”. New York Times (1918年8月2日). 2015年8月13日閲覧。
- ^ “34th Street-Penn Station”. NYCSubway. 2015年8月15日閲覧。
- ^ a b “Facts and Figures: Annual Subway Ridership”. Metropolitan Transportation Authority. 2015年8月13日閲覧。
- ^ “1904-2006 ridership figures”. Metropolitan Transportation Authority. 2008年8月28日閲覧。[リンク切れ]
外部リンク
編集ウィキメディア・コモンズには、34丁目-ペン・ステーション駅 (IRTブロードウェイ-7番街線)に関するカテゴリがあります。
- nycsubway.org – IRT West Side Line: 34th Street/Penn Station
- nycsubway.org — When the Animals Speak Artwork by Elizabeth Grajales (1998)
- nycsubway.org — A Bird's Life Artwork by Elizabeth Grajales (1997)
- Station Reporter — 1 Train[リンク切れ]
- Station Reporter — 2 Train[リンク切れ]
- Station Reporter — 3 Train[リンク切れ]
- MTA's Arts For Transit — 34th Street – Penn Station (IRT Broadway – Seventh Avenue Line)[リンク切れ]
- 34th Street entrance from Google Maps Street View
- 33rd Street entrance from Google Maps Street View