2020年東京オリンピックのベラルーシ選手団
2020年東京オリンピックのベラルーシ選手団は、2021年7月23日から8月8日にかけて日本の首都東京で開催された2020年東京オリンピックのベラルーシ選手団、およびその競技結果。
オリンピックのベラルーシ選手団 | ||||
ベラルーシの国旗 | ||||
IOCコード: | BLR | |||
NOC: | ベラルーシオリンピック委員会 公式サイト | |||
2020年東京オリンピック | ||||
人員: | 選手 103人 | |||
メダル 国別順位: 45 位 |
金 1 |
銀 3 |
銅 3 |
計 7 |
夏季オリンピックベラルーシ選手団 | ||||
1996 • 2000 • 2004 • 2008 • 2012 • 2016 • 2020 • | ||||
冬季オリンピックベラルーシ選手団 | ||||
1994 • 1998 • 2002 • 2006 • 2010 • 2014 • 2018 • 2022 | ||||
関連選手団 | ||||
ソビエト連邦 (1952-1988) EUN (1992) AIN (2024) |
概要
編集メダル
編集メダル | 選手名 | 競技 | 種目 | 日付 |
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金 | イワン・リトビノビッチ | トランポリン | 男子トランポリン | 7月31日 |
銀 | イリーナ・クラチキナ | レスリング | 女子フリースタイル57kg級 | 8月5日 |
銀 | マハメトハビプ・カジマハメダウ | レスリング | 男子フリースタイル74kg級 | 8月6日 |
銀 | ボルハ・フジェンカ マリナ・リトビンチュク マルハリタ・マフネワ ナジェヤ・パポク |
カヌー | 女子スプリント・カヤック(K-4)500m | 8月7日 |
銅 | マクシム・ニェダシェカウ | 陸上 | 男子走高跳 | 8月1日 |
銅 | ワネサ・カラジンスカヤ | レスリング | 女子フリースタイル53kg級 | 8月6日 |
銅 | アリーナ・ハルナスコ | 新体操 | 新体操個人総合 | 8月7日 |
アーチェリー
編集→「2020年東京オリンピックのアーチェリー競技」も参照
- 3名[1]
選手の亡命
編集陸上競技女子100m・200mの代表であったクリスツィナ・ツィマノウスカヤは、代表チームのミスにより出場できない選手の代わりに、4×400mリレーへの出場を求められ、この件に関してインスタグラムで不満を述べた[2]。すると、ベラルーシへ強制帰国させられそうになり、ヨーロッパの他国への亡命を希望した[2]。8月2日、ポーランド政府が受け入れの意向を示し、駐日ポーランド大使館がツィマノウスカヤの身柄を保護、人道的査証を発行した[2][3]。8月4日に日本を出発しオーストリアのウィーンを経由してポーランドに入国[4]、ウクライナの首都キーウに逃れていた夫と8月5日に再会した。8月5日夜には国際オリンピック委員会がベラルーシの陸上ヘッドコーチら2人に対し大会の資格証を剥奪する懲戒処分を決定し、2人は選手村からの即時退去要請に応じ帰国することとなった[5]。
脚注
編集- ^ ’s-Hertogenbosch 2019 Hyundai World Archery Championships + OG QT World Ranking Event
- ^ a b c “【東京五輪】ベラルーシ女子陸上選手、帰国拒否 羽田空港へ連れられ”. BBC (2021年8月1日). 2021年8月2日閲覧。
- ^ “帰国拒否のベラルーシ選手、ポーランド亡命申請 夫はウクライナに”. ロイター. (2021年8月2日) 2022年5月3日閲覧。
- ^ “ベラルーシ五輪選手、亡命先のポーランドに到着”. ロイター. (2021年8月5日) 2022年5月3日閲覧。
- ^ “ベラルーシの東京五輪コーチ2人、資格証剥奪され帰国へ”. ロイター. (2021年8月6日) 2022年5月3日閲覧。
出典
編集外部リンク
編集2020年東京オリンピックのベラルーシ選手団 - Olympedia(英語)