2017年名古屋市長選挙
2017年名古屋市長選挙(2017ねんなごやしちょうせんきょ)は、日本の地方自治体である名古屋市の執行機関である名古屋市長を選出するために行われた選挙で、2017年4月23日に投開票が行われた[1]。
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概要
編集現職の河村たかし(地域政党・減税日本代表)の任期満了に伴う選挙。
この選挙は、改正された公職選挙法において、選挙権が20歳から18歳に引き下げられてから、初の政令指定都市での市長選となる。
各候補の動き
編集2016年12月27日に、前副市長で弁護士の岩城正光が記者会見を開き、正式に立候補を表明[2]。なお、岩城は2013年に河村市長の要請で副市長に就任したが、度重なる市長との意見対立により2016年5月に任期途中で解任された。
現職の河村たかしは、2月22日に開会した名古屋市会の所信表明演説の中で3期目を目指して出馬することを正式に表明した[3]。
2017年4月には、元自動車会社社員の太田敏光が立候補を届け出た[4]。
選挙データ
編集選挙の争点
編集出典:[5]
立候補者
編集(届け出順)
氏名 | 年齢 | 党派 | 現元新 | 職業・肩書 |
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河村たかし (かわむら たかし) |
68 | 無所属[6] | 現 | 名古屋市長(現職) 元衆議院議員 |
岩城正光 (いわき まさみつ) |
62 | 無所属 | 新 | 元名古屋市副市長 弁護士 |
太田敏光 (おおた としみつ) |
68 | 無所属 | 新 | 元会社員 |
選挙結果
編集この節の加筆が望まれています。 |
現職・河村が4回目の当選を確実にした。投票率は36.90%(前回比:2.45ポイント減)だった[7]。岩城は河村市長と対立する自由民主党・公明党・民進党・日本共産党の各党の市議会議員などから支援を受けたが及ばなかった[8]。
開票結果は下記の通り[9]。
※当日有権者数:1,835,747人 最終投票率:36.90%(前回比:-2.45pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
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河村たかし | 68 | 無所属 | 現 | 454,837票 | 67.84% | 減税日本推薦 |
岩城正光 | 62 | 無所属 | 新 | 195,563票 | 29.17% | |
太田敏光 | 68 | 無所属 | 新 | 20,099票 | 3.00% |
区 | 河村たかし | 岩城正光 | 太田敏光 | |||
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得票 | % | 得票 | % | 得票 | % | |
合計 | 454,837 | 67.84% | 195,563 | 29.17% | 20,099 | 3.00% |
千種区 | 32,714 | 66.57% | 14,079 | 28.65% | 2,347 | 4.78% |
東区 | 16,076 | 68.34% | 7,050 | 29.97% | 399 | 1.70% |
北区 | 34,194 | 67.52% | 15,621 | 30.85% | 825 | 1.63% |
西区 | 31,681 | 70.46% | 11,820 | 26.29% | 1,462 | 3.25% |
中村区 | 26,329 | 68.37% | 11,441 | 29.71% | 742 | 1.93% |
中区 | 13,696 | 69.63% | 5,464 | 27.78% | 509 | 2.59% |
昭和区 | 21,151 | 64.49% | 11,024 | 33.61% | 624 | 1.90% |
瑞穂区 | 22,761 | 64.97% | 10,492 | 29.95% | 1,779 | 5.08% |
熱田区 | 14,185 | 66.67% | 6,087 | 28.61% | 1,006 | 4.73% |
中川区 | 40,849 | 69.46% | 16,462 | 27.99% | 1,500 | 2.55% |
港区 | 25,337 | 68.95% | 10,719 | 29.17% | 689 | 1.88% |
南区 | 27,172 | 66.90% | 12,085 | 29.75% | 1,359 | 3.35% |
守山区 | 35,948 | 68.80% | 14,524 | 27.80% | 1,779 | 3.40% |
緑区 | 52,405 | 68.95% | 20,784 | 27.35% | 2,813 | 3.70% |
名東区 | 29,393 | 66.93% | 13,549 | 30.85% | 971 | 2.21% |
天白区 | 30,946 | 66.40% | 14,362 | 30.82% | 1,295 | 2.78% |
出典
編集- ^ 名古屋市長選挙について 名古屋市市政諜報
- ^ 名古屋市長選、前副市長が出馬表明 河村市長が5月解任朝日新聞 2016年12月28日
- ^ 河村たかし氏が3期目出馬表明 名古屋市長選 中日新聞 2017年2月22日
- ^ 現新3氏の争いに=名古屋市長選時事通信社 2017年4月9日
- ^ 名古屋市長選:告示 河村氏、岩城氏、太田氏が立候補毎日新聞 2017年4月9日
- ^ 減税日本推薦
- ^ “名古屋市長選、河村たかし氏が4選確実 前副市長ら破る”. 朝日新聞デジタル. (2017年4月23日) 2017年4月23日閲覧。
- ^ “名古屋市長選、投票始まる 現職・河村氏に新人2人挑む”. 日本経済新聞. (2017年4月23日) 2022年9月22日閲覧。
- ^ 平成29年4月23日執行 名古屋市長選挙の結果 - 名古屋市選挙管理委員会
- ^ 平成29年名古屋市長選挙開票結果