2003年神奈川県議会議員選挙

2003年神奈川県議会議員選挙
公示日	2003年4月4日
改選数	107
選挙制度	中選挙区制
有権者数	6,652,377
	選挙後の党派別勢力図
投票率	48.65% （ 2.24%）
党首	福島瑞穂
政党	社会民主党
選挙前議席	3
獲得議席	1
議席増減	2
得票数	84,926
得票率	2.72％
選挙前神奈川県知事; 岡崎洋; 無所属	選出神奈川県知事; 松沢成文; 無所属

2003年神奈川県議会議員選挙（2003ねんかながわけんぎかいぎいんせんきょ）は、神奈川県の議決機関である神奈川県議会を構成する議員を全面改選するために行われる選挙で、第15回統一地方選挙の前半戦投票日である4月13日に投票が行われた。

概要

県議会議員の任期4年が満了したことに伴って実施された。48選挙区107議席に対し200人（うち女性49人）が立候補したが、4選挙区では定数と同じ候補者しか立候補せず、4人が無投票当選となり、残る43選挙区196人によって選挙戦が行われた。定数是正の条例改正に伴い、横浜市都筑区と相模原市では定数が1議席増となり、横浜市栄区と瀬谷区では1議席減となった^[1]。

投票啓発のためのポスターには、イラストレーターの玖保キリコが描いた「ヒョウ」が起用された。キャッチコピーは「あなたのヒョウが、未来をつくる」^[2]。

基礎データ

選挙事由：任期満了
告示日：2003年4月4日
投票日：2003年4月13日
議員定数：107名
選挙区：48選挙区（うち4選挙区で無投票）
候補者数：200名（うち4人が無投票当選）

県議選党派別立候補者数
党派		計	新旧別			無投票当選
党派		計	現職	元職	新人	無投票当選
	自由民主党	49	42	0	7	1
	民主党	32	16	1	15
	公明党	11	7	0	4
	日本共産党	28	5	1	22
	自由党	4	0	1	3
	社会民主党	7	3	2	2
	神奈川ネットワーク運動	26	2	0	24
	諸派	4	1	0	3
	無所属	39	11	2	26	3
		200	87	7	106	4

無投票となった選挙区（カッコ内の数字は定数）：

伊勢原市(1)・南足柄市(1)・高座郡(1)・足柄下郡(1)

選挙結果

党派別議席数と得票
党派		議席数							得票
党派		現職	元職	新人	無投票当選	改選前	増減	計	得票数	得票率
	自由民主党	39	0	5	1	48	4	44	1,081,140.203	34.62%
	民主党	14	1	7		23	1	22	614,393.000	19.67%
	公明党	7	0	4		9	2	11	223,686.000	7.16%
	日本共産党	3	0	1		6	2	4	263,846.796	8.45%
	自由党	0	1	1		0	2	2	52,208.000	1.67%
	社会民主党	1	0	0		3	2	1	84,926.000	2.72%
	神奈川ネットワーク運動	0	0	3		3		3	287,895.000	9.22%
	諸派	1	0	0		1		1	41,953.000	1.34%
	無所属	10	1	8	3	10	9	19	386,061.999	13.16%
総計		75	3	29	4	107		107	3,122,885.999	100.00%
投票者数（投票率）									3,236,612	48.65%
有権者数									6,652,377	100.00%

当選した議員

自民党民主党公明党共産党自由党社民党神奈川ネット無所属

横浜市	鶴見区	横山哲夫	鈴木秀志	東野陽子		神奈川区	梅沢裕之	藤井深介	竹内栄一
	西区	斎藤達也				中区	村上健司
	南区	新堀典彦	安斎義昭			港南区	内田晃	桐生秀昭	三輪智恵美
	保土ケ谷区	榎並寛	小野寺慎一郎	高谷清		旭区	勝又恒一郎^{[辞職 1]}	佐藤正之^{[死去 1]}	倉田仁
	磯子区	新井敏二郎	茅野誠			金沢区	国吉一夫	松崎淳	田中肇
	港北区	嶋村公	計屋珠江	木内博	金子武雄	緑区	三好吉清	石川輝久
	青葉区	大木哲	小島健一	大井康裕		都筑区	敷田博昭	加藤尭久
	戸塚区	松田良昭	北井宏昭	福田泰子		栄区	保阪努
	泉区	水戸将史	小山和洋			瀬谷区	平本敏
川崎市	川崎区	杉山信雄	武田郁三郎			幸区	山田吉三郎	此村善人
	中原区	田島信二	滝田孝徳			高津区	斉藤雄輝	小川久仁子
	宮前区	持田文男	福田紀彦			多摩区	土井隆典	手塚悌次郎
	麻生区	吉田大成	相原高広
横須賀市	牧島功	竹内英明	山田泰之	大村博信	嘉山照正	平塚市	森正明	赤井和憲	伊藤亨
横須賀市	藤田智恵子
鎌倉市	中村省司	仙田みどり				藤沢市	星野剛士	服部圭介	斎藤健夫	鈴木恒夫	鈴木とも子
小田原市	豊島輝慶	磯貝捷彦	山田文雄			茅ヶ崎市	佐藤光	藤間明男	岩本一夫
逗子市・三浦郡	矢部房男
相模原市	赤間二郎^{[辞職 2]}	桐生忠一	舘盛勝弘	富田光男	渡辺均	三浦市	神田健二^{[辞職 3]}
相模原市	本村賢太郎	長谷川久美子	河野幸司
秦野市	久保寺邦夫	安藤慶				厚木市	堀江則之	小林常良^{[辞職 4]}	山本裕子
大和市	江田実	安藤博夫	益田駿			伊勢原市	岩崎尊之
海老名市	木内要					座間市	山本俊昭
南足柄市	川上賢治					綾瀬市	笠間茂治
高座郡	飯田誠					中郡	古沢時衛
足柄上郡	田村政晴					足柄下郡	向笠茂幸
愛甲郡	馬場学郎					津久井郡	榎本与助

補欠選挙

年	月日	選挙区	当選者	当選政党	欠員	欠員政党	欠員事由
2003年	9月	三浦市選挙区	木村謙蔵	無所属	神田健二	自由民主党	辞職
2005年	4月3日	横浜市旭区選挙区	磯本桂太郎	自由民主党	勝又恒一郎	無所属	第44回衆議院議員総選挙立候補による退職（自動失職）
2005年	4月3日	横浜市旭区選挙区	沢木優輔	民主党	佐藤正之	自由民主党	死去

議員動静

議員辞職

^ 第44回衆議院議員総選挙立候補（神奈川県第6区）のため、2003年10月28日付で退職（公職選挙法規定により自動失職）。
^ 第44回衆議院議員総選挙立候補準備（神奈川県第14区）のため、2005年8月9日付で辞職。
^ 2003年7月28日付で辞職。
^ 厚木市長選挙立候補準備のため、2006年12月20日付で辞職。

死去

^ 2005年2月14日、死去。

出典

^ 「県議選、横浜・川崎市議選が告示」『神奈川新聞』2003年4月5日付、1面
^ 「ヒョウが若者にPR　啓発ポスターが完成」『神奈川新聞』2003年3月26日付

参考文献

神奈川県選挙管理委員会編『第15回統一地方選挙神奈川県知事選挙・神奈川県議会議員選挙の記録 : 平成15年4月13日執行』2004年。

[3] 第44回衆議院議員総選挙立候補（神奈川県第6区）のため、2003年10月28日付で退職（公職選挙法規定により自動失職）。

[5] 第44回衆議院議員総選挙立候補準備（神奈川県第14区）のため、2005年8月9日付で辞職。

[6] 2003年7月28日付で辞職。

[7] 厚木市長選挙立候補準備のため、2006年12月20日付で辞職。

[4] 2005年2月14日、死去。

[1] 「県議選、横浜・川崎市議選が告示」『神奈川新聞』2003年4月5日付、1面

[2] 「ヒョウが若者にPR　啓発ポスターが完成」『神奈川新聞』2003年3月26日付

[1]

[2]

[辞職 1]

[死去 1]

[辞職 2]

[辞職 3]

[辞職 4]