1977年の自転車競技
主なできごと
編集- ベネズエラ、サン・クリストバルで行われた世界選手権・プロスクラッチにおいて、中野浩一が準決勝で、同大会同種目2連覇中のジョン=ミカエル・ニコルソンを2-1、2日間に亘る戦いとなった決勝では、菅田順和を2-0でそれぞれ下し、日本人選手として初めて同大会優勝者となる(8月31日)。
- ロジェ・デ・フラミンクがロンド・ファン・フラーンデレンで優勝し、リック・ファン・ローイ、エディ・メルクスに次いで史上3人目となる、モニュメントと称される5大クラシックレース完全制覇を達成。
- またデ・フラミンクは、ティレーノ〜アドリアティコ総合6連覇、パリ〜ルーベ史上最多となる4回目の優勝も果たした。
- フレディ・マルテンス、ブエルタ・ア・エスパーニャで全区間総合首位を堅持し総合優勝。
- ダニエル・モレロン引退(1980年にプロ選手として現役復帰)。
主な成績
編集ロードレース
編集- ブエルタ・ア・エスパーニャ:4月26日〜5月15日
- 総合優勝:フレディ・マルテンス( ベルギー、フランドリア・ヴェルダ) 78時間54分36秒
- ポイント賞:フレディ・マルテンス( ベルギー)
- 山岳賞:ペドロ・トレス( スペイン)
- ジロ・デ・イタリア:5月17日〜6月12日
- 総合優勝:ミシェル・ポランティエール( ベルギー、フランドリア・ヴェルダ) 107時間27分16秒
- ポイント賞:フランチェスコ・モゼール( イタリア)
- 山岳賞:ファウスト・フェルナンデス・オビエス( スペイン)
- ツール・ド・フランス:6月30日〜7月24日
- 総合優勝:ベルナール・テヴネ( フランス、プジョー・エッソ・ミシュラン) 115時間38分30秒
- ポイント賞:ジャック・エスクラサン( フランス)
- 山岳賞:ルシアン・ファン・インプ( ベルギー)
- 世界選手権・プロロードレース:8月27日、 ベネズエラ・サン・クリストバル
- 優勝:フランチェスコ・モゼール( イタリア) 6時間36分24秒
- ミラノ〜サンレモ:3月19日
- ロンド・ファン・フラーンデレン:4月3日
- 優勝:ロジェ・デ・フラミンク( ベルギー)
- パリ〜ルーベ:4月17日
- 優勝:ロジェ・デ・フラミンク( ベルギー)
- リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ:4月24日
- ジロ・ディ・ロンバルディア:10月8日
- 優勝:ジャンバッティスタ・バロンケッリ( イタリア)
- スーパープレスティージュ
- 優勝:フレディ・マルテンス( ベルギー)
トラックレース
編集世界選手権自転車競技大会
編集→「世界選手権自転車競技大会トラックレース1977」を参照
競輪
編集- 日本選手権競輪:決勝日・3月29日 一宮競輪場
- 高松宮杯競輪:決勝日・7月5日 大津びわこ競輪場
- オールスター競輪:決勝日・9月27日 千葉競輪場
- 競輪祭:競輪王戦決勝日・11月29日、新人王戦決勝日・11月21日 小倉競輪場
- 賞金王:中野浩一(福岡) - 66,139,600円
シクロクロス
編集- 世界選手権自転車競技大会: 西ドイツ・ハノーファー
- プロ優勝:アルベルト・ツヴァイフェル( スイス)
誕生
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死去
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関連項目
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