金松寺 (松本市)
長野県松本市にある寺院
金松寺(きんしょうじ)は、長野県松本市にある曹洞宗の寺院。山号は万年山。本尊は聖観世音菩薩。
金松寺 | |
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所在地 | 長野県松本市梓川梓3457-1 |
位置 | 北緯36度12分57.29秒 東経137度50分21.95秒 / 北緯36.2159139度 東経137.8394306度座標: 北緯36度12分57.29秒 東経137度50分21.95秒 / 北緯36.2159139度 東経137.8394306度 |
山号 | 万年山 |
宗旨 | 曹洞宗 |
本尊 | 聖観世音菩薩 |
中興年 | 明応元年(1492年) |
法人番号 | 3100005005907 |
概要
編集金松寺山の東麓に位置する。寺伝では、開基は住吉荘の開発領主西牧氏で、創建当初は真言宗、のちに夢窓疎石によって臨済宗となった。明応元年(1492年)に伊那郡澄心寺(箕輪町)の学叟和尚を中興開山として曹洞宗となり、弘治2年(1556年)武田信玄により再興された。天正10年(1582年)小笠原貞慶が定納50貫文を寄進し、のちに石川康長が10石を安堵した。江戸時代には「十石桜」と称する桜並木が有名であった。明治4年(1871年)廃仏毀釈により廃寺となり、本尊は澄心寺に移された。同12年(1879年)に再興、同18年(1885年)旧寺域の東約300mの現在地に本堂が再建され、鐘楼も建立された。平成12年(2000年)に本堂を改築した。
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金松寺山に臨む金松寺