西富井駅

日本の岡山県倉敷市にある水島臨海鉄道の駅

西富井駅(にしとみいえき)は、岡山県倉敷市上富井にある、水島臨海鉄道水島本線である。駅番号はMR2

西富井駅
駅舎(2008年10月)
にしとみい
NISHITOMII
MR1 球場前 (1.6 km)
(0.8 km) 福井 MR3
地図
所在地 岡山県倉敷市上富井
北緯34度34分40.56秒 東経133度44分35.81秒 / 北緯34.5779333度 東経133.7432806度 / 34.5779333; 133.7432806座標: 北緯34度34分40.56秒 東経133度44分35.81秒 / 北緯34.5779333度 東経133.7432806度 / 34.5779333; 133.7432806
駅番号 MR2
所属事業者 水島臨海鉄道
所属路線 水島本線
キロ程 3.6 km(倉敷市起点)
電報略号 ニト
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
339人/日(降車客含まず)
-2019年-
乗降人員
-統計年度-
678人/日
-2019年-
開業年月日 1949年昭和24年)11月15日
備考 無人駅
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なお西富井駅という駅名であるが、駅所在地は西富井ではなく上富井である。これは当初は西富井(岡山県立倉敷中央高等学校および倉敷市立南中学校の北側付近)に置かれていた[1]が、1973年昭和48年)の高架化の際に現在地に移転されたためである[2]

歴史

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  • 1949年昭和24年)11月15日:開業。
  • 1952年(昭和27年)4月1日:倉敷市が水島工業都市開発から施設譲受し、倉敷市交通局の駅となる。
  • 1952年 - 1966年(昭和41年)の間:終点側に0.1 km移転[2]
  • 1970年(昭和45年)4月1日:水島臨海鉄道が倉敷市交通局から施設譲受し、水島臨海鉄道の駅となる。
  • 1973年(昭和48年)5月:駅を0.4 km起点側に移転し、高架化[2]
  • 1996年平成8年)4月1日:倉敷市方面のJT倉敷工場への引込み線が、工場の閉鎖によって閉鎖・撤去される。

駅構造

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相対式ホーム2面2線の高架駅無人駅である。駅舎、待合室はない。それぞれのホームに直結した出入り口がある。ホーム上には一部屋根がある。なお、上り線の線路が一線スルーとなっており、下り貨物列車は上り線を通過する。

のりば

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のりば 路線 方向 行先
西側 水島本線 上り 倉敷市方面
東側 下り 三菱自工前方面

※案内上ののりば番号は割り当てられていない。

付記事項
  • かつて駅の倉敷市方面には専売公社倉敷工場への引込み線が分岐していたが、工場の閉鎖によって線路が撤去され、高架橋だけが残っている。

利用状況

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過去に倉敷中央高校の生徒の多くが当駅を利用していたが、1989年南隣の福井駅ができたことによりその役目を譲ることになって、一時は一日1000人位あった乗降客も600人程度に減少している。

1日平均乗車人員および乗降人員の推移は下記の通り[3]

年度 1日平均
乗車人員
1日平均
乗降人員
1999年 377 775
2000年 344 712
2001年 327 663
2002年 303 613
2003年 312 622
2004年 309 615
2005年 334 667
2006年 317 639
2007年 325 654
2008年 320 646
2009年 322 641
2010年 320 638
2011年 340 680
2012年
2013年 359 717
2014年 327 655
2015年 350 701
2016年 349 698
2017年 367 735
2018年 351 703
2019年 273 546
2020年 271 541
2021年 249 498
2022年 268 536

駅周辺

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周辺は密集した住宅地で商店等はなく、駅南側の鉄道高架橋の下を岡山バイパスが走っている。西に少し離れた産業道路沿いは大型店や金融機関に病院などがある。

隣の駅

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水島臨海鉄道
水島本線
球場前駅(MR1) - 西富井駅(MR2) - 福井駅(MR3)

脚注

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  1. ^ 今昔マップ on the web:時系列地形図閲覧サイト|埼玉大学教育学部 谷謙二(人文地理学研究室)1965〜1970年
  2. ^ a b c 会社沿革(水島臨海鉄道)
  3. ^ 岡山県統計年報”. 岡山県. 2024年9月27日閲覧。

関連項目

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