西宮市立名塩小学校
兵庫県西宮市にある小学校
西宮市立名塩小学校(にしのみやしりつなじおしょうがっこう)は、兵庫県西宮市名塩2丁目にある公立小学校である。
西宮市立名塩小学校 Najio elementary school | |
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北緯34度49分48秒 東経135度17分51秒 / 北緯34.830028度 東経135.297444度座標: 北緯34度49分48秒 東経135度17分51秒 / 北緯34.830028度 東経135.297444度 | |
過去の名称 |
兵庫県有馬郡名塩村塩渓小学校 兵庫県有馬郡名塩村塩渓簡易小学校 名塩尋常小学校(尋常高等小学校併設) 名塩国民学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 西宮市 |
設立年月日 | 1873年 |
共学・別学 | 男女共学 |
学期 | 3学期制 |
学校コード | B128210002275 |
所在地 | 〒669-1133 |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
概要
編集1873年(明治6年)に学制の公布により兵庫県有馬郡名塩村塩渓小学校として開校し教育令・小学校令・国民学校令・教育基本法などの学校制度の変更や、市町村合併による改名などを繰り返した。
同小学校の児童は、小学2年生、小学3年生、小学6年生のときに名塩雁皮紙の製造体験をする。
沿革
編集- 1873年(明治6年)11月 - 兵庫県有馬郡名塩村塩渓小学校として開校
- 1885年(明治18年)4月 - 中等科を廃し初等科3年までを置く
- 1886年(明治19年)4月 - 塩渓簡易小学校[2]と改称
- 1892年(明治25年)12月 - 塩渓簡易小学校を廃し、名塩尋常小学校を開校
- 1901年(明治34年)9月 - 高等小学校並びに裁縫専修科を開始
- 1902年(明治35年)5月 - 名塩実業補習学校[3]付設開校
- 1908年(明治41年)4月 - 学校制度変更により義務教育が6ヶ年に延長。
- 1929年(昭和4年)3月 - 旧木造校舎落成
- 1951年(昭和26年)4月 - 西宮市との合併により、西宮市立名塩小学校となる。
- 1963年(昭和38年)5月 - 講堂兼体育館竣工
- 1984年(昭和59年)4月 - 新校舎(現特別教室棟)改築落成。
- 1986年(昭和61年)3月 - 卒業証書を児童の手漉きにより名塩和紙で作成。
- 1989年(平成元年)
- 4月 - 西宮市立北六甲台小学校開校に伴い、赤坂・緑が丘・西宮グリーンハイツ・道場町を校区から分離
- 12月 - 西宮市立名塩小学校和紙学習館(現:西宮市立郷土資料館分館名塩和紙学習館)完成
教育目標
編集同小学校の教育目標は、「人間尊重の精神に満ち、自らから学び、自ら考える力とたくましく、心豊かな名塩の子の育成」である。[5]
目指す子供像は、「『な』なかよく助け合う子」「『じ』自分で考え学ぶ子」「『お』おもいっきり鍛える子」である。
校区
編集- 名塩南台1-4丁目
- 名塩山荘
- 名塩ガーデン
- 名塩茶園町
- 名塩平成台
- 名塩さくら台1-4丁目
- 名塩1-3丁目
- 名塩木之元
- 名塩東久保
- 名塩赤坂18番、塩瀬町名塩のうち北六甲台小・東山台小の通学区域を除く区域
著名な出身者
編集卒業後の進路
編集公立学校への進学の場合は、西宮市立塩瀬中学校へ進学する。
所在地
編集通学区域が隣接している学校
編集脚注
編集- ^ “名塩小学校”. kusunoki.nishi.or.jp. 2022年4月4日閲覧。
- ^ 小学校令では、児童の教育は義務であり、父母・後見人が教育費を支払う必要があった。しかし生活が苦しい家庭の就学率が悪かった。このため尋常小学校の代用となる学校として簡易小学校(修業年限3ヵ年で経費は町村費で負担)を設置し、就学率の増強を図った。文部科学省 (n.d.), 学制100年史資料編 教育法規等 小学校令(明治19年4月10日勅令第14号) 2010年3月19日閲覧。
- ^ 義務教育課程の修了者の教育不足を補うために設置された学校。
- ^ 神戸新聞 (2009-10-24), 南極観測隊員とテレビ交信 西宮の児童 2010年3月19日閲覧。
- ^ “名塩小学校”. kusunoki.nishi.or.jp. 2022年4月4日閲覧。