薛仲業
薛 仲業(ソル・ヂュンオプ、설중업、生没年不詳)は、8世紀後半の新羅の儒学者。薛聡の子。
薛 仲業 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 설중업 |
漢字: | 薛 仲業 |
発音: | ソル・ヂュンオプ |
人物
編集779年に外交使節の一員として来日し、祖父の元暁を敬愛していた淡海三船に歓待を受けた。8世紀後半に高仙寺に建立された「誓幢和尚碑」は、元暁の功績を称えるもので、三船の賞賛の言葉が記された。この石碑は、1914年に朝鮮総督府の職員が慶州で3片の断片を発見し、そこから読み取られた碑銘が、1919年刊行の総督府編纂になる『朝鮮金石総覧』に掲載されたことで広く知られるようになった。
参考文献
編集- 「アジア人物史 3」 集英社 2023年