若松ガス
若松ガス株式会社(わかまつガス)は、福島県会津若松市を中心に都市ガス・LPガス事業を展開する企業。通称「若ガス(わかガス)」。
若松ガス本社 | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | 若ガス |
本社所在地 |
日本 〒965-0817 福島県会津若松市千石町4-16 |
設立 | 1959年8月 |
業種 | 電気・ガス業 |
法人番号 | 5380001018230 |
事業内容 |
都市ガス プロパンガス 高圧ガス 石油 ガス・石油機器 他 |
代表者 | 代表取締役社長 小山 征弘(おやま ゆきひろ) |
資本金 | 4億7000万円 |
純利益 |
1億1,589万8,000円 (2024年3月期)[1] |
総資産 |
61億6,313万6,000円 (2024年3月期)[1] |
従業員数 | 184名 |
主要株主 | 出光興産(株) 97% |
外部リンク | http://www.wakagas.co.jp/ |
概要
編集かつては若松ガスグループ12社の中核企業で、会津財界の名門と数えられてきたが、傘下企業の手掛ける観光事業の不振が祟り、メインバンクである東邦銀行を中心に再建計画が練られた[2]。最終的には昭和シェルグループに支援を求め[3]、旧社は事業清算された。これにより会長、社長は退任した。
沿革
編集- 1959年8月 - 会津ガス株式会社として設立。
- 1959年8月 - 若松ガス株式会社へ社名変更。
- 1972年5月 - 石油類・厨房器具等の販売を目的として、若松ガス燃料機器株式会社を設立。
- 1973年10月 - 若松ガス本社ビル完成。
- 1985年4月 - 玉川工場竣工(LNG(天然ガス)導入)。
- 1996年6月 - コンビニエンスストアによるガス料金収納開始。
- 2001年8月 - ホームページ開設。
- 2003年7月 - ショールーム開設。
- 2004年1月 - 経営の責任を取り、総帥である高木厚保会長が退任。東邦銀行より役員の派遣を受ける[注 1]。
- 2005年
- 1月 - CNG(天然ガス)エコステーション開設。
- 4月 - 銀行団と事業再建計画を結ぶ。
- 7月 - 若松ガス(現・アールティーコーポレーション)及び若松ガス燃料機器(現・エスエスコーポレーション)は、昭和シェル石油100%子会社の株式会社CFエネルギー(現・若松ガス)に営業譲渡。新生『若松ガス株式会社』となる[注 2]。
- 8月1日 - 若松ガス化学工業をアペック(塩見ホールディングス)に売却。
- 12月 - 東北熱変共同体各事業者の支援により熱量変更作業終了(都市ガス地域全域13Aへ)。
- 2007年4月 - 喜多方LNGサテライト竣工。
- 2009年8月 - 創立50周年を迎える。
- 2019年10月 - 創立60周年を迎えるにあたり、2020年1月より、コーポレートブランドを「eneyou」とすることを発表。
事業所
編集観光事業
編集会社概要
編集- (旧)若松ガス株式会社
- 本社:福島県会津若松市千石町4番16号
- 資本金:7000万円
- 売上高:23億3900万円(2004年12月期)
- 従業員数:107名(2004年12月現在)
- 事業概要:都市ガス・プロパンガス・機器の販売、受注工事等
- (旧)若松ガス燃料機器株式会社
- 本社:福島県会津若松市千石町4番16号
- 資本金:5000万円
- 売上高:37億1200万円(2005年3月期)
- 従業員数:97名(2005年3月現在)
- 事業概要:ガス機器・住宅関連商品・燃料油の販売等
- (旧)若松ガス化学工業株式会社
- 本社:福島県会津若松市千石町4番16号
- 資本金:5000万円
- 売上高:29億200万円(2004年12月期)
- 従業員数:71名
- 事業概要:空調・給排水衛生設備工事、上下水道施設工事
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b 若松ガス株式会社 第19期決算公告
- ^ 「グループ解体でどうなる。「会津武家屋敷」「日新館」の今後「借り入れ金49億円」の両施設はどこへ行く」『財界ふくしま』 2005年6月号
- ^ “ガス事業の営業譲渡・譲受について”. 若松ガス株式会社 若松ガス燃料機器株式会社 昭和シェル石油株式会社. (2005年4月21日) 2014年1月11日閲覧。[リンク切れ]