笠置村 (岐阜県)
日本の岐阜県恵那郡にあった村
笠置村(かさぎむら)は、かつて岐阜県恵那郡にあった村である。現在の恵那市北東部。木曽川の北岸に位置する。
かさぎむら 笠置村 | |
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廃止日 | 1954年4月1日 |
廃止理由 |
新設合併 大井町・長島町・東野村・三郷村・武並村・笠置村・中野方村・飯地村 → 恵那市 |
現在の自治体 | 恵那市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中部地方、東海地方 |
都道府県 | 岐阜県 |
郡 | 恵那郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
面積 | 25.86 km2. |
総人口 |
2,842人 (1954年) |
隣接自治体 | 恵那郡大井町、長島町、武並村、中野方村、飯地村、蛭川村 |
笠置村役場 | |
所在地 | 岐阜県恵那郡笠置村姫栗1341-1 |
座標 | 北緯35度28分35秒 東経137度21分32秒 / 北緯35.47631度 東経137.35878度座標: 北緯35度28分35秒 東経137度21分32秒 / 北緯35.47631度 東経137.35878度 |
ウィキプロジェクト |
村名は笠置山(標高1127.9m)に由来する。
大字・字
編集- 大字:毛呂窪
- 字:太田、中田、栩杭、瀧坂
- 大字:姫栗
- 字:市木、松葉、寺田、南、田澤、中切、上田、幸徳、古田、神の木、切り山、猪狩、洞、見戸、影岩、加須里、鶴ケ根
- 大字:河合
- 字:中切、下河合、釜上、井の島、大平、江口、下栃、栃久保、道切、小井戸、道木
歴史
編集- 平安時代は加茂郡蘇原荘安弘見郷に属していた。
- 鎌倉時代より戦国時代末期まで、苗木遠山氏の領地。
- 江戸時代は、苗木藩領。
- 1870年(明治3年)に苗木藩が廃仏毀釈を実行し領内の全ての寺院が廃される。河合村では、龍現寺が廃されて仏教が無くなり、住民の殆どは神道となり今日に至る。
- 1871年(明治4年)河井村は舊藩簿冊引継の際に誤って加茂郡に編入された。
町村制施行に際し姫栗村は河合村を恵那郡に復し毛呂窪村との3箇村合併を希望したが、河合村は姫栗村との間にかねてより共有山林が3箇所あって、その領有が、どちらの村に所属するのかについて民情が相和せず、河合村は合併の提案を謝絶した。その結果、共有山林の所属が未定となってしまったので、3箇村が合併し恵那郡笠置村とした。
交通機関
編集学校
編集- 笠置村立姫栗小学校 (1966年に久棲小学校、河合小学校と統合。現・恵那市立恵那北小学校)
- 笠置村立河合小学校 (1966年に久棲小学校、姫栗小学校と統合。現・恵那市立恵那北小学校)
- 笠置村立毛呂窪小学校 (2005年に恵那市立恵那北小学校に統合される。)
- 笠置村立笠置中学校 (1997年に笠置中学校、飯地中学校、中野方中学校を統合。現・恵那市立恵那北中学校)
神社・仏閣
編集- 蘇原神社
- 椿山神社
観光
編集- 笠置峡