福島県道74号原町海老相馬線
福島県の道路
福島県道74号原町海老相馬線(ふくしまけんどう74ごう はらまちえびそうません)は、福島県南相馬市から相馬市に至る県道(主要地方道)である。
主要地方道 | |
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福島県道74号 原町海老相馬線 主要地方道 原町海老相馬線 | |
起点 | 南相馬市原町区南町1丁目【北緯37度38分18.3秒 東経140度57分31.7秒 / 北緯37.638417度 東経140.958806度】 |
終点 | 相馬市中村【北緯37度47分33.2秒 東経140度55分44.2秒 / 北緯37.792556度 東経140.928944度】 |
接続する 主な道路 (記法) |
国道6号 国道115号 |
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概要
編集南相馬市原町区から太平洋沿いを北上して、相馬市中村に至る。南相馬市原町区の市街地では終点方向(東方向)に向かう一方通行区間が存在する。
路線データ
編集歴史
編集路線状況
編集バイパス・新道
編集- 南海老・蒲庭工区
- 起点 - 南相馬市鹿島区北海老字中堤
- 終点 - 相馬市蒲庭字坂下
- 全長 - 2.9㎞(うち供用済2.0㎞)
- 幅員 - 10.0m(車道部6.0m)
- 2011年3月11日に発生した東日本大震災による津波により当該区間の路線のほとんどが浸水し、矢ノ目川を渡る上立切橋の上部工が流出するなど甚大な被害を受けた。5月には陸上自衛隊により仮設橋が架けられ応急復旧が行われたが、県の圃場整備、海岸防災林整備計画を踏まえたうえで約500m内陸部に移すことが決定され2012年度に事業着手、2018年4月22日に新上立切橋を含むバイパス区間の2.0㎞が開通した[5]。残る0.9㎞の現道拡幅区間についても事業が継続されている[6]。旧道部分は2018年7月6日に県道区域から外され[7]、今後は大部分が福島県の防災林として整備される[8]。
道路施設
編集- 西殿橋
- いずみ橋
- 梅川橋
地理
編集通過する自治体
編集交差する道路
編集- 南相馬市
- 福島県道49号原町浪江線・福島県道62号原町二本松線(原町区南町1丁目(四ツ葉交差点) 起点)
- 福島県道262号小浜字町線(原町区栄町2丁目(栄町2丁目交差点))
- 福島県道12号原町川俣線(原町区東町2丁目)
- 国道6号(原町区下高平字寺前(下高平交差点))
- 福島県道260号北泉小高線(原町区北泉字地蔵堂)
- 福島県道265号烏崎江垂線(鹿島区烏崎字添越)
- 福島県道266号南海老鹿島線(鹿島区南海老字大森)
- 相馬市
- 福島県道271号磯部日下石線(磯部字芹谷地)
- 国道6号相馬バイパス・国道115号相馬南バイパス(大曲字天神(大曲交差点) 終点)
沿線にある施設など
編集- 南相馬市立原町第一小学校
- 南相馬市立高平小学校
- 東北電力グリーンパーク
- 相馬市立磯部小学校
- 相馬市立磯部中学校
- 東日本大震災慰霊碑
- 松川浦
- 飯豊郵便局
- 相馬市立飯豊小学校
脚注
編集- ^ 道路現況(主要地方道) - 福島県土木部
- ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省
- ^ 福島県路線図 - 福島県土木部
- ^ 平成29年1月6日付け 定例第2862号 - 福島県告示第9号
- ^ 県道 原町海老相馬線(南海老・蒲庭工区)が平成 30 年 4 月 22 日(日)17 時 00 分に開通します。 - 福島県相双建設事務所
- ^ 「復旧復興だより」第59号 - 福島県相双建設事務所
- ^ 福島県報平成30年7月6日付け 定例第3017号 福島県告示第575号
- ^ 南海老・蒲庭間開通 県道原町海老相馬線の再整備 - 福島民報社
- ^ a b 福島県の橋梁 平成15年度版 (PDF) - 福島県土木部