福岡県道・大分県道112号福岡日田線
福岡県道・大分県道112号福岡日田線(ふくおかけんどう・おおいたけんどう112ごう ふくおかひたせん)は、福岡県福岡市博多区から大分県日田市に至る一般県道である。
一般県道 | |
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福岡県道112号 福岡日田線 大分県道112号 福岡日田線 一般県道 福岡日田線 | |
制定年 | 1954年(昭和29年) |
起点 | 福岡県福岡市博多区東比恵3丁目【北緯33度35分20.1秒 東経130度25分50.6秒 / 北緯33.588917度 東経130.430722度】 |
終点 | 大分県日田市小ヶ瀬町【北緯33度17分53.2秒 東経130度57分29.3秒 / 北緯33.298111度 東経130.958139度】 |
接続する 主な道路 (記法) |
国道3号 国道202号 福岡外環状道路 国道200号 E34 大分自動車道 国道211号 国道212号 国道210号 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
概要
編集福岡県福岡市博多区東比恵3丁目から大分県日田市小ヶ瀬町に至る。
起点から筑紫野市までは国道3号と重複していたこともあるが、同国道の区間変更により単独区間となっている。また、福岡県朝倉郡筑前町から終点までは朝倉市街地前後の区間を除いて国道386号と重複する(大分県には実延長部分がない)。
路線データ
編集- 起点:福岡県福岡市博多区東比恵3丁目(東比恵交差点、国道3号交点、福岡県道555号桧原比恵線終点)
- 終点:大分県日田市小ヶ瀬町(小ヶ瀬1丁目交差点、国道210号交点、国道386号起点)
歴史
編集- 当初の整理番号は、福岡が5、大分が2。
路線状況
編集重複区間
編集- 国道200号(福岡県朝倉郡筑前町ニ・山家(やまえ)道交差点 - 朝倉郡筑前町朝日・朝日東交差点)
- 国道386号(福岡県朝倉郡筑前町朝日・朝日東交差点 - 朝倉郡筑前町久光・久光橋交差点)
- 福岡県道594号女男石野町線(福岡県朝倉郡筑前町新町・新町交差点 - 朝倉郡筑前町依井・依井交差点)
- 国道386号(福岡県朝倉市頓田・古賀茶屋交差点 -大分県日田市大字日高・小ヶ瀬1丁目交差点(終点)[注釈 1])
- 福岡県道588号甘木吉井線(福岡県朝倉市山田・恵蘇宿交差点 - 朝倉市杷木志波・本陣橋交差点)
- 国道211号(大分県日田市大字夜明・夜明大橋北交差点 - 日田市大字夜明・夜明三差路交差点)
道路施設
編集トンネル
編集起点から
- 福岡県
- 大平トンネル:延長275 m、1992年(平成4年)竣工、朝倉市(国道386号重複区間内)
- 大分県
- 新櫛崎トンネル:延長135 m、1996年(平成8年)竣工、日田市(国道386号重複区間内)
道の駅
編集- 福岡県
- 原鶴【北緯33度21分13.8秒 東経130度47分7.2秒 / 北緯33.353833度 東経130.785333度】(朝倉市、国道386号重複区間内)
地理
編集通過する自治体
編集交差する道路
編集交差する鉄道
編集沿線ガイド
編集ウィキペディアはオンライン百科事典であって、ガイドブックではありません。 |
福岡市・大野城市
編集福岡市博多区の東比恵交差点が起点である。福岡空港の西側の住宅や店舗・事業所が密集する中を南東方向に進んでいく。東雲町交差点から山田4丁目交差点までは当道路が福岡市と大野城市の市境となっている。山田4丁目交差点を抜けて大野城市に入り、事代主神などを祀る雑餉隈恵比須神社、イオン大野城ショッピングセンター、大野城市役所、大野城まどかぴあを経て、瓦田橋で牛頸川を越え、大野小学校の前を経て、下大利団地の北側を通り御笠川を越えて太宰府市に入る。
太宰府市・筑紫野市
編集太宰府市内では引き続き住宅や事業所の中を抜け、菅原道真を祀る老松神社のそばを通り国道3号福岡南バイパス・九州自動車道の下を抜け、関屋交差点に至る。関屋交差点を左折すると太宰府市中心部や太宰府天満宮に行くことができる。同交差点を直進(右にカーブ)し、再び御笠川を越えて国道3号福岡南バイパスをくぐり抜け、西鉄天神大牟田線都府楼前駅をまたぎ越し、JR都府楼南駅付近の住宅地を抜けて筑紫野市に入る。
筑紫野市内では鹿児島本線と西鉄天神大牟田線に挟まれて南東に進み、JR二日市駅と西鉄紫駅の前を通る。石崎交差点で左にカーブして東南東に向きを変え、西鉄天神大牟田線を踏切で越えて朝倉街道駅の前を通り、ゆめタウン筑紫野のある針摺交差点を通る。針摺交差点から3 kmほど進んで筑前町に入る。
筑前町・朝倉市
編集筑前町に入り300 mほど進んだところにある山家道交差点から朝日東交差点までは国道200号との重複区間となる。この区間は国道200号の旧道(現在の福岡県道77号筑紫野三輪線の一部)が降格する前は、国道200号ではなくこの区間も国道386号であった。朝日東交差点からは国道386号との重複区間となる。筑前町役場の前を通り南東方向に直進した先にある久光橋交差点から国道386号は左手のバイパスに進み、再び当路線の単独区間となり、筑前町役場支所(旧三輪町役場)を経て朝倉市の中心部を抜けていく。その先にある古賀茶屋交差点で当路線の単独区間は終了する。同交差点から先は全区間が国道386号との重複区間で、原鶴温泉を経て小ヶ瀬1丁目交差点に至る。
古賀茶屋交差点以南の朝倉市内については国道386号#朝倉市を、大分県内については国道386号#日田市を参照。