石山徹郎
石山 徹郎(いしやま てつろう、1888年8月18日 - 1945年7月30日)は、国文学者。
秋田県雄勝郡生まれ。1914年東京帝国大学国文科卒。卒業論文で初めて現代文学を扱ったとされる夏目漱石論を書く。同年広島で中学校教師、1915年退職して万朝報記者となる。1918年「新しき村」会員。1920年北海道帝国大学予科講師、のち教授。1923年松江高等学校教授。1924年大阪府女子専門学校教授。1943年11月退職。
著書
編集- 『有島氏の歩いた道』新しき村出版部 1924
- 『文芸学概論』広文堂 1929[1]
- 『国文学講座 第18巻 現代文学「散文」評釈』受験講座刊行会 1930
- 『日本文学書誌』大倉広文堂 1934 のち国書刊行会で復刊
- 『現代短歌』日本評論社 1939 日本古典読本
- 『漱石』日本評論社 1946 続日本古典読本
- 『芸文論』日本評論社 1948
- 『日本芸文史論』伊藤書店 1948
共編著
編集翻訳
編集参考
編集- 「日本近代文学大事典」講談社、1984
出典・脚注
編集- ^ 上田正昭ほか監修 著、三省堂編修所 編『コンサイス日本人名事典 第5版』三省堂、2009年、106頁。