ジョヴァンニ・バッティスタ・ソミス
イタリアの作曲家、ヴァイオリニスト
ジョヴァンニ・バッティスタ・ソミス(Giovanni Battista Somis, 1686年12月25日 - 1763年8月14日)は、イタリアの作曲家、ヴァイオリニスト。
ジョヴァンニ・バッティスタ・ソミス Giovanni Battista Somis | |
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基本情報 | |
出生名 |
ジョヴァンニ・バッティスタ・ソミス Giovanni Battista Somis |
生誕 |
1686年12月25日 サヴォイア公国トリノ |
死没 |
1763年8月14日 サルデーニャ王国トリノ |
職業 | 作曲家、ヴァイオリニスト |
生涯
編集トリノ出身。1703年からアルカンジェロ・コレッリに、コレッリが1713年に死去した後はアントニオ・ヴィヴァルディに師事した[1]。1707年にトリノの宮廷楽長・ヴァイオリニストに任命された。1731年にはパリに赴いてコンセール・スピリチュエルで演奏し、賞賛を得た[2] 。華やかで感情的なスタイルの演奏は、ヴァイオリン演奏の歴史に進歩をもたらした。弟子にジャン=マリー・ルクレール[3]やガエターノ・プニャーニらがおり、イタリア楽派とフランス楽派をつなぐ存在だった。トリノで死去。
作品
編集- 12のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ Op.1(1717)
- 12のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ Op.2(1723)
- 12のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ Op.3(1725)
- 12のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ Op.4(1726)
- 6つの2台のヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ・ソナタ Op.5(1733)
- 12のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ Op.6(1734)
脚注
編集- ^ Somis, Giovanni Battista (1998). Sonatas for violin and basso continuo, opus 3, modern edition. Madison, Wisconsin: A-R Editions, Inc. pp. ix, xiii. ISBN 0-89579-422-5
- ^ Silvela, Zdenko (2001). A new history of violin playing : the vibrato and Lambert Massart's revolutionary discovery. USA: Universal Publishers. pp. 49. ISBN 1-58112-667-0
- ^ Borowitz, Albert (1986). “Finale Marked Presto: The Killing of Leclair”. The Musical Quarterly (Oxford University Press) 72 (2): 228. doi:10.1093/mq/LXXII.2.228. ISSN 0027-4631. JSTOR 948121.