浅草芸能大賞
浅草芸能大賞(あさくさ げいのう たいしょう)は、台東区芸術文化財団が、東京を中心に活動する芸能人を表彰する賞。
浅草芸能大賞 | |
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受賞対象 | 東京を中心に活動しているプロの芸能人 |
開催日 | 毎年3月 |
会場 | 台東区立浅草公会堂 |
国 | 日本 |
主催 | 台東区芸術文化財団 |
報酬 | 大賞 70万円 奨励賞 50万円 新人賞 30万円 |
初回 | 1984年度 |
最新回 | 2024年度 |
最新受賞者 | 六代目五街道雲助 |
公式サイト | https://www.taitogeibun.net/ |
概要
編集1984年に大衆芸能の奨励と振興を目的に創設。正賞は賞状と賞杯。副賞の賞金は大賞が70万円。奨励賞は50万円。新人賞は30万円。グループの場合は、人数分の賞金は出ない。一般公募の70人の区民審査員から推薦を受け付ける。それを10人の専門審査委員が会議をして選出する。授賞式は毎年3月に浅草公会堂で開催される。
専門審査会委員
編集- 審査委員長:竹本幹夫(早稲田大学教授、能楽研究家)
- 審査委員:水落潔(芸能評論家)
- 審査委員:長井好弘(芸能評論家、元読売新聞編集委員)
- 審査委員:太田博(芸能評論家・元朝日新聞記者)
- 審査委員:原健太郎(大衆演劇研究家)
- 審査委員:渡邉寧久(演芸評論家)
- 審査委員:中本裕己(芸能ジャーナリスト・夕刊フジ編集長)
- 審査委員:河合千尋(NHKチーフプロデューサー)
過去の審査委員
編集歴代受賞者
編集- 年度表記であり、発表は12月に行われる(表記は受賞時当時)。
特別功労賞
編集- 2013年3月、十八代目 中村勘三郎に対し、特別功労賞が授与される[14]。
- 第37回(2020年度)において、同年3月に死去したコメディアンの志村けんに対し、特別功労賞が授与されることとなった[8][15]。
その他
編集- 第10回(1994年度)に、「第10回記念特別賞」として漫才師の松鶴家千代若・千代菊に授与されている[16]。
関連記事
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “第30回 浅草芸能大賞 授賞式を開催しました”. 公益財団法人台東区芸術文化財団. 2021年10月20日閲覧。
- ^ “「第31回浅草芸能大賞」授賞式の様子を更新しました”. 公益財団法人台東区芸術文化財団. 2021年10月20日閲覧。
- ^ “「第32回 浅草芸能大賞」のお知らせ”. 公益財団法人台東区芸術文化財団. 2021年10月20日閲覧。
- ^ “「第33回浅草芸能大賞」のお知らせ”. 公益財団法人台東区芸術文化財団. 2021年10月20日閲覧。
- ^ “第34回浅草芸能大賞 受賞者決定のお知らせ!”. 公益財団法人台東区芸術文化財団. 2021年10月20日閲覧。
- ^ 第35回浅草芸能大賞 受賞者決定のお知らせ!
- ^ 第36回浅草芸能大賞 受賞者決定のお知らせ!
- ^ a b “第37回浅草芸能大賞 受賞者決定のお知らせ!”. 公益財団法人 台東区芸術文化財団 (2020年9月9日). 2020年9月10日閲覧。
- ^ “第38回浅草芸能大賞”. 公益財団法人台東区芸術文化財団 (2021年10月20日). 2021年10月20日閲覧。
- ^ 第39回浅草芸能大賞 受賞者決定のお知らせ! - 公益財団法人 台東区芸術文化財団 2022年11月16日
- ^ 急死の林家正楽さん、本年度「浅草芸能大賞」大賞受賞は変わらず…3月授賞式に出席予定だった - 日刊スポーツ 2024年1月26日
- ^ “第40回浅草芸能大賞受賞者決定のお知らせ!”. 公益財団法人 台東区芸術文化財団 (2023年11月9日). 2023年11月9日閲覧。
- ^ 第41回浅草芸能大賞 受賞者決定のお知らせ! - 公益財団法人 台東区芸術文化財団 2024年11月6日
- ^ 勘三郎さんに「浅草芸能大賞 特別功労賞」授与 歌舞伎美人公式サイト 2013年3月13日付
- ^ “特別功労賞は志村けんさんに 浅草芸能大賞決まる”. 朝日新聞DIGITAL. (2020年9月10日) 2020年9月10日閲覧。
- ^ 浅草演芸大賞受賞者一覧 (PDF)