気仙沼市図書館
宮城県気仙沼市にある公共図書館
気仙沼市図書館(けせんぬましとしょかん)は、宮城県気仙沼市にある公共図書館である。現在の気仙沼図書館は東北建築賞を受賞した。
気仙沼図書館(現) Kesennuma City Library | |
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気仙沼図書館 (2019年3月) | |
施設情報 | |
専門分野 | 総合 |
事業主体 | 気仙沼市 |
建物設計 | 岡田新一設計事務所 |
延床面積 | 3301 m2 |
開館 | 2018年3月31日 |
所在地 |
〒988-0073 宮城県気仙沼市笹が陣3-30 |
位置 | 北緯38度54分7.3秒 東経141度34分22.3秒 / 北緯38.902028度 東経141.572861度座標: 北緯38度54分7.3秒 東経141度34分22.3秒 / 北緯38.902028度 東経141.572861度 |
公式サイト | https://www.kesennuma.miyagi.jp/library/ |
地図 | |
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館 |
概要
編集気仙沼湾を臨む高台にある気仙沼図書館、唐桑分館、本吉図書館の3館がある。 2006年に唐桑町と合併、2009年に本吉町を編入した経緯から3館となっている。
歴史・現建物
編集- 詳細な歴史は外部リンクの「気仙沼市の図書館100年の歩み」を参照
2011年(平成23年)に発生した東日本大震災で当時の気仙沼図書館は損傷を受けた。現在の館は岡田新一設計事務所によって設計され、2018年3月に開館した。鉄筋コンクリート造の3階建で、児童センターやカフェを併設し、西側に気仙沼中学校、北側に気仙沼小学校が連続する。かつての記憶を様変わりさせないため、港から遠望できた桜の樹林越しシルエット、玄関の向き、2階へ上がる階段の見え方、書架の間から桜が見える景色などもほぼ旧館を再現した。市民・地元企業との共創が意図された什器類や、各コーナーにおける光・視環境の工夫など、多世代向けのデザイン、バリアフリー・ユニバーサルデザインが評価され、日本建築学会東北支部から第39回東北建築賞作品賞を受賞した[1][2]。同館の建設にあたってインドネシアのユドヨノ前大統領による災害復興資金200万ドルが充てられ、館内の1階の児童図書エリアは「ユドヨノ友好こども館」と命名された[3]。
施設利用・サービス
編集開館時間
- 火-金:9:00-19:00(唐桑分館は10:00-18:00)。
- 土-日:9:00-17:00。
休館日
関連項目
編集脚注
編集- ^ “東北建築賞ギャラリー”. 日本建築学会東北支部. 2020年3月29日閲覧。
- ^ “2018 気仙沼図書館・気仙沼児童センター”. 岡田新一設計事務所. 2020年3月29日閲覧。
- ^ 日イ友好促進の場に イ政府からの寄付金で 図書館に子ども館建設
外部リンク
編集- 公式ウェブサイト 気仙沼市図書館
- 気仙沼市の図書館100年のあゆみ (PDF)