桂国寺
徳島県阿南市長生町にある曹洞宗の寺院
桂国寺(けいこくじ)は、徳島県阿南市長生町にある曹洞宗の寺院[1]。本尊は釈迦如来。山号は金栗山。那賀郡坂東三十三ヶ所観音霊場10番札所。
所在地 | 徳島県阿南市長生町寺ノ前34 |
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山号 | 金栗山 |
院号 | 高雲院 |
宗派 | 曹洞宗 |
本尊 | 釈迦如来 |
創建年 | 1413年(応永20年) |
開基 | 全庵一藺 |
正式名 | 金栗山 高雲院 桂国寺 |
札所等 | 那賀郡坂東三十三ヶ所観音霊場10番札所 |
文化財 | 庭園(阿南市指定名勝) |
法人番号 | 7480005004355 |
歴史
編集1413年(応永20年)に周防国にある泰雲寺の住職であった全庵一藺が、晩年を過ごす隠居寺として創建[2]。
その後、永禄年間(1558年-1570年)の兵火と1582年(天正10年)の長宗我部元親の兵火によって二度にわたり焼失。後に阿波国へ入った蜂須賀家政によって再興される。
桂国寺庭園
編集安土桃山時代から江戸時代の大名であり、千利休と師弟関係をもつ茶人としても知られる作庭家の上田宗箇によって作庭。後に日本庭園研究会会長も努める作庭家の吉河功にて平成初期に再整備された[3]。枯山水と池泉廻遊式を結合した書院庭園である。