林 茂樹(はやし しげき)は、日本の知的財産学者、商学者経営学者大阪工業大学知的財産学部長・知的財産専門職大学院研究科長、教授。経営学修士ロンドン大学LBS)。ハーバード・ビジネス・スクールAMP修了者。日本開発銀行(DBJ)元次長。関西ベンチャー学会理事(2013年4月~2019年3月まで会長)。一般社団法人知財経営ネットワーク代表理事。

主な専門は、知的財産価値評価知財金融商学マーケティング経済学会計学等)、経営学MBA論・ビジネスマネジメント経営戦略論イノベーションベンチャー等)[1]

また、大阪工業大学知的財産学部知的財産専門職大学院にて、WIPOJICA経由で海外研修生(主に中南米東南アジアから)を積極的に受け入れ、知的財産分野での国際貢献も推進している(特に、メキシコへは自国内からの特許出願率向上に貢献) [2][3][4]

略歴

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1978年一橋大学商学部卒業後、日本開発銀行(現日本政策投資銀行:DBJ)入行。1992年ロンドン大学(LBS)大学院政治経済学修士課程ロンドン・ビジネス・スクール スローンフェロー)修了、Master of Science in Management(MSM: 経営学修士)。1999年日本開発銀行人事部次長。2001年ハーバード・ビジネス・スクール(HBS) アドバンスドマネージメントプログラム(AMP)修了。2004年新規事業投資(現DBJキャピタル:DBJと経団連通産省が共同設立した政府系ベンチャーキャピタル)取締役・投資部長。2005年大阪工業大学知的財産学部教授。2014年同大学知的財産学部学部長。2021年同大学知的財産専門職大学院研究科長(兼務)。

主な所属学会は、日本知財学会、関西ベンチャー学会、日本ベンチャー学会日本知的資産経営学会、一般社団法人知財経営ネットワークなど。

知的財産の対外啓蒙活動として、企業向けに近畿経済産業局主催知財ワークショップ開催事業2014「中小企業の知的財産を評価した融資の有効性を考えるワークショップ」で講師を務めている[5]。 また、社会人向けに日本最大級の無料オンライン大学講座「gacco」(JMOOC公認プラットフォーム)で「知的財産とビジネス」の講師も務めている[6]

脚注

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外部リンク

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