板チタン石
板チタン石(いたチタンせき、brookite[4])は、鉱物(酸化鉱物)の一種。ブルカイトあるいはブルッカイトともいう。
板チタン石 | |
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brookite(パキスタン産) | |
分類 | 酸化鉱物 |
シュツルンツ分類 | 4.DD.10 |
Dana Classification | 4.4.5.1 |
化学式 | TiO2 |
結晶系 | 斜方晶系 |
へき開 | なし |
モース硬度 | 5.5 - 6 |
光沢 | 金剛光沢 |
色 | 褐色、黒色 |
条痕 | 無色、灰色 |
比重 | 4.1 |
光学性 | 二軸性正号 |
屈折率 |
nα = 2.583 nβ = 2.584 nγ = 2.700 |
複屈折 | δ = 0.117 |
光軸角 2V | 2V = 12° - 20° |
文献 | [1][2][3] |
プロジェクト:鉱物/Portal:地球科学 |
名前はイギリスの結晶学者 Henry James Brooke にちなむ。
産出地
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性質・特徴
編集化学組成は TiO2(酸化チタン(IV))で、ルチル(正方晶系)、鋭錐石(正方晶系)とは多形の関係にある。結晶系は斜方晶系。
用途・加工法
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宝石などに使用される。
脚注
編集参考文献
編集- 黒田吉益、諏訪兼位『偏光顕微鏡と岩石鉱物 第2版』共立出版、1983年、173頁。ISBN 4-320-04578-5。
- 松原聰『日本の鉱物』学習研究社〈フィールドベスト図鑑〉、2003年、64頁。ISBN 4-05-402013-5。
- 青木正博『鉱物分類図鑑 : 見分けるポイントがわかる』誠文堂新光社、2011年、76頁。ISBN 978-4-416-21104-5。