東矢本駅
宮城県東松島市矢本にある東日本旅客鉄道の駅
東矢本駅(ひがしやもとえき)は、宮城県東松島市矢本字下浦[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)仙石線の駅である。
東矢本駅 | |
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駅出入口(2023年8月) | |
ひがしやもと Higashi-Yamoto | |
◄矢本 (1.4 km) (1.5 km) 陸前赤井► | |
所在地 | 宮城県東松島市矢本字下浦[1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■仙石線 |
キロ程 |
41.6 km(あおば通起点) 仙台から塩釜・矢本経由で39.8 km |
電報略号 | ヒモ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線[2] |
開業年月日 | 1987年(昭和62年)3月31日[1][3] |
備考 | 無人駅[1][2](乗車駅証明書発行機あり) |
日本国有鉄道時代の最後(民営化前日)に誕生した駅としても知られる。
歴史
編集駅構造
編集ホーム有効長90メートルの単式ホーム1面1線を有する地上駅である[3]。
石巻駅管理の無人駅である[2]。ホーム上に簡易Suica改札機、待合室内に乗車駅証明書発行機が設置されている。
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簡易Suica改札機(2023年8月)
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待合室(2023年8月)
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ホーム(2023年8月)
駅周辺
編集駅付近は住宅地となっており、一戸建て住宅や団地がある。月観の松(宮城県指定天然記念物)・消防署・東矢本中央公園[10]は駅北側にあるが、月観の松は駅からやや離れた所にある。東松島市矢本運動公園や スーパーマーケットは駅南側にある。
登場する作品
編集- 『報道スペシャル列島全中継 国鉄最後の夜』(1987年3月31日 - 4月1日放送、TBS)
- 同番組内で国鉄最終日(民営化前日)に誕生した駅として取り上げられ、同番組で生中継が行われた。開業当時は当駅に停車する最終列車の時刻が18時台であったが、当番組を放送した日は仙石線の最終列車(22時台)が臨時停車した。同番組内ではその様子も放送し、当駅のホーム下にある柱に国鉄の古レールを再利用したことやホームの床に国鉄の工事用コンクリートを用いたことも併せて報告した。中継リポーターを務めたさとう宗幸は「国鉄製の新駅」と語っている。
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b c d e “駅の情報(東矢本駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月6日閲覧。
- ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 13号 仙台駅・船岡駅・松島海岸駅ほか70駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年11月4日、27頁。
- ^ a b c d “仙石線に新駅設置”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1987年2月3日)
- ^ 「通報 ●仙石線東矢本駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1987年2月14日、1面。
- ^ 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、478頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 『2003年10月26日(日)仙台エリアSuica(スイカ)デビュー!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2003年8月21日。オリジナルの2020年5月26日時点におけるアーカイブ 。2020年5月26日閲覧。
- ^ 「復旧、待ってました 仙台-石巻、部分開通 津波被害のJR仙石線」『朝日新聞』朝日新聞社、2011年7月16日、東京夕刊、11面。
- ^ 『2015年5月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道仙台支社、2015年2月26日。オリジナルの2015年2月26日時点におけるアーカイブ 。2024年10月6日閲覧。
- ^ 『Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブ 。2024年8月11日閲覧。
- ^ “指定文化財〈県指定天然記念物〉月観の松”. 宮城県公式ウェブサイト. 宮城県. 2023年12月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 駅の情報(東矢本駅):JR東日本